こんにちわ~~
今日は
「摂食障害でお困りのあなたへ~行動療法編~」
です
基礎編では:摂食障害ってどんな病気? どんな病院にいけばいいの?
体験談編では:どんな症状が出てくるのか
食事療法編では:克服に向けて、食事に関する治療法
を書いてきました。
今回は、克服に向けて行った行動に関する治療法を紹介します!
【行動療法】
規則正しい、生活のリズムを整える
自然に生活が出来るようになるまでは
ある程度、型にはまった生活を徹底的に指導されました。
なかなか仕事や学校の都合で
リズムが取る事が厳しい人もいると思います。
パターン化された生活リズムがある人は
仕事や学校に合わせて時間割を作る。
それが厳しい場合は、悲しいですが辞めるのも1つの手段です。
治ってから仕事や学校を再開する。
例えば
朝7時起床
8時朝食
9時~12時 仕事
12時 昼食
・・・
みたいに
私も皆とオールして遊んだり、どこか旅行に行ったりしたい!
断らざる得ないことにとても葛藤がありました。
でも、生活のリズムが整うと
睡眠、頭の摂食中枢が落ち着いてきます。
その時間割を最優先した生活を数ヶ月行う。
上手く行かなかった時
不安になった時
症状が出そうになった時は
すべて記録ノートに状況を書き出して
調子が悪くなるパターンを発見します。
【カミングアウトすべきか否か】
カミングアウトとは自分の病気や問題を人に告白すること
ここは凄い重要で難しい問題。
上記の行動療法や食事療法をしていく上で
どうしても皆と普通の生活が送るのが厳しくなってきます。
周りから「なんであの人は皆と同じ行動をとれないの?」とか
「付き合い悪いよね~~」と思われてしまう可能性もあります。
そのことが逆に本人にとってストレスに変わったり
職場や学校に居ずらくなったり二次的な問題に発展する場合も。
私もカミングアウトできる勇気を持つまで
長い年月がかかりましたが、
言う事でとても生活がしやすくなりました。
汚い部分も含めて自分を受け入れてくれる
先生、友人、大人の方々が少なからずいたので。
1人でも理解までいかなくても知ってくれている人がいるだけで
心のゆとりは大分違ってきます。
しかし、言う事で逆に
理解してもらえなかったり
環境が悪化したケースもあるので
とても難しい。
手探りしながら言えそうな相手だと思えば言えば良いし
自助グループやカウンセリングの先生のところで相談してもよいかも。
【摂食障害のゴール(完治)って何だろう?】
自分がやりたいこと、好きなことを一生懸命やっていくなかで
気づいたら症状が止っていた
病気のことを忘れていた
というのが私が思う完治です。
他の障害もそうですが、障害って白か黒かハッキリ分かれているのではなく
スペクトラム上になっていて
悪い時と軽い時を交互に移動しながら
自然とある一定程度の生活水準が自分でコントロールできるようになった時。
医療的な診断基準は週の3日以上、症状が出ない状態になると
摂食障害ではなくなるそう。
もしかしたら私もまた症状が出てくるかもしれないし
どんな状態になるかは分かりません。
一日一日だけをまずは考えて
一生懸命楽しく生きる事に集中すること
をしています。
【参考にしていたサイト】
・摂食障害克服ガイド
・18年の摂食障害を克服されたステップあやさんのブログ
・摂食障害専門カウンセリングあや相談室
ということでいかがでしたでしょうか?
長編シリーズをお読みいただきありがとうございました!
やりたいこと、自分の人生を諦めないで欲しい
そんな想いを思い出しました。
*またご意見、ご感想などもお待ちしています^^