骨肉腫女子の今を生きるブログ -4ページ目

骨肉腫女子の今を生きるブログ

骨肉腫と12年付き合っています。(02年〜)
転移の数は数知らず…。
それでも今与えられた生を全うしたい。
それが私を生かせてくれた人たちへの感謝の
しるし。

そんな私のブログです。
色々関係ないことも全て、
骨肉腫の私が感じたことを書いていきたいです。


ここ数年の私は骨肉腫記念日ばかり!

先週は、小腸単独手術から2年経った日でした。

東京で退職や転職のやりとりをしていて、
イレウスっぽいお腹の痛みでその頃住んでいた家の近くの古い個人病院に入院しました。

結局その病院では転移と確定できなくて、
点滴しながら母と地元の大学病院まで新幹線で戻りました。

戻って来て信頼できる主治医の先生たちに囲まれると、先は分からなくて不安だったけど、
この先生たちはなんとかしてくれる、という安心感がありました。



この一連の小腸転移事件は、
私の、地元に戻るか、東京に住み続けるか揺れ動く気持ちに対して、
決定的な決断を後押ししてくれました。


私の体のことをすぐわかってくれる先生や病院の近くにいたい!

そのおかげで、
転職してからの色々も、なんとかここまでやってこれました。


この先もずっと不安は続くけど、
近くに大切な家族や友達、主治医の先生たちがいてくれるので、
私は与えられた命を精一杯楽しんで、
一生懸命恩返しをして行きたいです。



私が生きることを最後まで諦めないのは

私を待ってる楽しいことやワクワクにまだまだ出会いたいから。

そして、生きたくても生きられなかった友達(50代のお父さんみたいなおじちゃん、中学生だった男の子、妹みたいな存在の歳下の女の子、他にもたくさんいます)の分まで、
許される限り生を全うするから。


この2点だけは、どんなことがあっても変わりません。

お母さん、お父さん、家族や友達に、
本当に本当にいつもいつもありがとう。

yukie

2週間前くらいに仕込んだ、
レモン酵素シロップ。

ついに完成しました!

毎日混ぜるたびに甘くて美味しくて…

最後には、混ぜるたびに泡がたくさん出てきました。

photo:01



ぽこぽこと。

photo:02



漉して、ペットボトルに入れました。
発酵し続けるから、蓋には空気が行き来できる穴を開けています。

photo:03



薄めて飲みますが、
すぐなくなっちゃいそう!

漬けていた輪切りのレモンは、
オーブンで裏表焼いて、
セミドライに。
おやつにしよっと♫
ちょっと苦いので大人の方向けかな。
グリーンレモンなので、皮が厚めで苦いのかもしれません。

photo:04



次は熟したイエローレモンで挑戦しますっ(^ν^)

次の楽しみは職場の人にもらった栗で栗ご飯です♫

今週も一週間頑張ろう(^◇^)

yukie

2013年は人工関節の感染症やらで春先から色々ありました。

11月の膝の手術が決まって入院する直前に、腹痛で時間外で病院に行きました。

その時に造影CTを撮ったのですが、
そこで何か写っていました。

ただPETを追加で撮っても転移だと確定できないので、一ヶ月くらい間を空けて年末に再度PETを撮ることに。

そして、そこに写ったのは腹膜播種と肝臓転移でした。

手術ができる状態ではないので、
まずは抗ガン剤で様子を見ることにしました。

年明けにジェムザール・タキソテールの抗ガン剤を外来で2クール行い、
そのあと画像検査をしました。(PET、造影CT、MRI)

数は変わらない(減ったとする画像診断も)、が、大きくなっているものもある。

目で見えるものでは、
右副腎と腹膜に一箇所。

どうやら肝臓と思われていたのは右副腎でした。副腎は7センチくらい腫瘍が大きくなっていました。

その後すぐに入院し、開腹手術で腫瘍を取りました。

胃の手術の時の切り傷をそのまま→小腸→副腎の手術で使っているので傷は一本です。

そのあとは術後に6クール、術前と同じ抗ガン剤をやっている途中です。

今回の軌跡はここ1年のことなので、より詳しくこれまでのブログに書いています。

お腹に転移をし始めてから、
自覚症状が出るようになったので、
自分の注意がとっても大切。
一方で、些細なことも気になってヒヤヒヤしてしまいます。

肺の時は全く自覚症状なしで、検査で見つかっていたので…(-_-;)




2002年初夏の初めての入院から12年超え。

しぶといやつだが、
上手に付き合いまだまだ自分の人生を過ごしていきたいです(^ ^)

yukie