昨日の続きです!

母の味はオックステールシチューです。

ハリーがとっても美味しそうにオックステールシチューを食べていたのを見て触発された?
という具合に、日曜日は主人がローストラムを作ると言いだした。
一時期主人はジェイミーオリバーの5つの材料で作れるというレシピ本を気に入って何度か作ってくれて、これでお料理男子誕生か?!と喜んでいましたが、一時期の情熱は薄れてしまい残念に思っていたので嬉しい!
 
ラムの足をじっくりローストします。
ローズマリーやニンニクを肉に詰めてラムストックを一緒にトレイに入れて、110℃で4時間オーブンで低温調理です。
 
父として迎える気持ちをお料理で・・・と奮闘している姿は微笑ましい。
やり慣れないことをしたので、準備が整ったあとはティーのリクエスト。
やっぱりここがイギリス人だな〜と感心してしまいます。(笑)
最近お気に入りのThe Wolseley, Londonのリーフティーです。
先日支店の一つに伺ってから大好きになりました。
 
イギリスの主流はティーバックですが、茶葉で入れるとやっぱり美味しさは格段に違います。
こんな時なのでできるだけすべての行動をゆっくり余裕を持って過ごすように心がけています。
ロックダウン中ですが、お天気も良くて・・・
太陽の日差しがあるだけでとっても気持ちが明るくなります。
最近は夏時間に変わり日が伸びました。
そんなことも嬉しいことの一つです。
おしゃべりしたり、新聞読んだり、家のパティオで食前酒とおつまみと共に夕方のひと時を過ごしました。
おつまみは生ハム、クラッカーと2種のチーズの上にはチリチャツネとトマトチャツネを乗せて。ピリ辛のピーナッツ。
ラムローストに使ったローズマリーを飾りに^^
 
 
ハリーが戻ってから3日経ちますが、とにかく、冷蔵庫の中の食材の減るのが早いこと早いこと!
すべてにおいて活気が戻ってきました。(笑)
22歳ですが未だ食べ盛りのようでおつまみもあっという間になくなってしまいましたがそんなことも嬉しいことの一つです。
去年、大学を卒業して、卒業式を待たずに日本へすっ飛んで行ってしまったハリー。
私が密かに楽しみにしていた大学の卒業式の式典には行くことができませんでした。
イギリスは卒業生はガウンを着るのですが、時々街中で卒業生を見かけることがありました。
とっても素敵だな〜って思っていました。
自分もハリーのそんな姿を見られると疑っていなかったのですが、日本に行く!と仕事もないのに鉄砲玉のように日本へ行ってしまいました。(苦笑)
いつもは優柔不断な面もあるのに、この決断の早さに頼もしいやら、なんで少し待てないの?と複雑な気持ち・・・
でもこれって、親のエゴで、ハリーにとってはこの「今」という時間はとても大切なものだったのだろうと思います。
 
結局オリンピック関連のお仕事をさせていただけることになり、彼なりに早く出て行っただけの結果を出したことになるのでしょう。
自分の意思を持っての行動はやっぱり応援するしかないんですよね。
今回のコロナで卒業式が中止になったり保護者の方が参加出来なかったというニュースを見て本当に親御さんのお気持ちを考えると残念に思っていました。私とはシチュエーションは違いますが、やっぱり卒業式の立派に成長した姿は見たかったことと思います。(涙)
でも、きっとそのことを超えるほど子供達の心はたくさんのことを感じ成長してくれていると思います。
コロナの影響でもう一緒に暮らすことはないかも?と思っていた鉄砲玉がまた戻ってきた。
こんなことも人生あるんだな〜と不思議な気持ちです。
 
こんがりラムも焼けて・・・
人参とパースニップのロースト、ほうれん草のチーズ焼き、茹でブロッコリーは私作。
ラムロースト、ローストポテトは主人作。
両親からの愛のプレート?!(笑)
 
私はラム肉がすご〜く好きではないので、主人が自分で食べたくなると日曜日に登場するのがローストラム。
だから父の味はラムローストしかないんです。(苦笑)
でもなんども作っているせいかやっぱり美味しい!と素直に思います。
私の父の味は焼豚。(笑)
かなり甘めのタレですが、お正月に毎年必ず作ってくれていた記憶。
私の父もレパートリーはこの1つだけでした。
 
 
昨日は8時からはエリザベス女王のスピーチが異例で行われました。
 
たくさんの方が元気付けられまたロックダウンへの真撃な態度で過ごしていくことと思います。
世界が一つになりいつもの日常を取り戻せる日を願いながらまた1週間頑張りましょう。