有田の次は・・・こちらへ伺いました。

今までの窯元めぐり関連記事はこちらです。

陶器の窯元めぐり 〜四日市 竹政製陶〜

 

 

波佐見焼窯元.利左エ門窯

 

住所:長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷548

電話: 0 956-85-4716

 

 

とっても人気の波佐見焼です。

モダンで使いやすく温かみのある風合いは私も大好きで、前から欲しいなぁ〜と思っていたので、今回目の前でその様子を拝見できるなんて、サンタさんが早めに来てプレゼントしてくれた旅なのかな?と思っていました。(笑)

 

空気が美味しくて本当に自然がいっぱい!

私もイギリスのカントリーサイドで日々生活しているので、こうした場所は本当に心から安らげます。

 

お天気が良く比較的気温も穏やか。

草花が日向ぼっこしていて、そんな平和な光景が印象的でした。

 

利左エ門窯について(お写真と掲載文はHPよりお借りしました。)

波佐見焼の誕生は、今から400年も前に遡ります。慶長3年(1598年)文禄・慶長の役に参加した大村藩主・大村嘉前が連れ帰った朝鮮の陶工
李祐慶が、波佐見町下稗木場窯や村木の畑の原・古皿屋などに階段状連房登窯を築き、やきものづくりを始めたと伝えられています。
利左エ門窯は、豊かな自然に囲まれた波佐見の地で江戸時代中期から藩窯業発展の要の役なすなどして、産地と共に歩んで現在にいたっています。
1968年に窯を初代の名から『利左エ門窯』と命名し1991年 波佐見焼発祥の地 稗木場に移転、当代で13代になります。
いにしえの伝統を受け継ぎながら、現代の多彩な食生活に合うモダンで温かみのある器を作陶しております。手仕事の技・人の温もりを感じながら時間を重ねることで、器の変化を楽しんでいただけたら幸いです。

利左エ門窯元  13代 武村 利左エ門

 

敷地の中にショップがありますが、まずそのセンスの良さに脱帽です。

お日様の光でキラキラ食器たちが輝いて見えます。

 

わ〜〜いただきます!とここに正座して座ってしまいそうなほどおしゃれな食卓。

どんなシーンにも使いやすそうな器ですね。

もしやカニ?!

と、本物ではなくてもなんかウキウキしちゃう単純な私です。(笑)

日本的な雰囲気も素敵でした。

 

ショップの第一印象がとっても明るくておしゃれな空間。

ここでずっと器を見ていたくなる気持ちを抑えまずは見学から始めましょうか。

 

器が日光浴。

天日干しが一番いいそうです。

今回ご案内くださったのは利左エ門窯の専務取締役の武村様です。

中に入りましょう🌟

中はとっても静かで、神聖な空気が流れています。

ここからみなさんの食卓を彩る素敵な器が生まれます。

 

耳をすますと器たちの呼吸が聞こえてくるかのようです。

 

武村さんの手仕事を見ていると本当に美しい。

お皿の模様を削っていらっしゃるのですが、まるで機械のように正確です。

でも機械ではなく人間が作り出しているから優しい温かみが感じられます。

 

絵付けが行われる場所。

 

こうして一つずつ大切に育てられていきます。

武村さんのおかげで波佐見焼がとても身近になっていきます。

一つ一つとてもわかりやすくご説明してくださいました。

 

釜に火を入れてみようか?

とおっしゃってくださり実際に火が入るところも見せてくださいました。

器になった気持ちで見学です。

ちらっと中を覗くと、周りから炎が見えます。

なかなかここまで拝見させていただけることはないと思うので、本当に武村さんの温かいお気持ちにスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

生地作りから焼成まで一貫生産の利左エ門窯です。波佐見焼の特質や特性を伺いながら、こだわりの器たちを目の前で拝見し、そして心で感じることができました。

さて!この後は、波佐見焼でテーブルコーディネートで2パターン作ってください!とまたまた楽しい指令が出たので明日はその2つのスタイルをご覧ください。続きます🌟

 

*先週行われた1年ぶりの自宅でお料理教室とクリスマスリースワークショップですが、ご参加くださった生徒の Marchちゃんがとっても素敵に臨場感いっぱいにご紹介くださいました。生まれて初めてのお料理教室だったそうです。きゃ^^嬉しい🌟お写真も盛りだくさん!ぜひご参加気分でご覧ください〜🎵

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イギリスからおもてなし - Atelier Curious March -