娘とともに。3 | このまんまで良かったんじゃん。②

このまんまで良かったんじゃん。②

スピ好き。おもろいもん好き。枠のはずれた世界を目指す、カメの歩み。


こんちは!ゆかっぺです。(●´∀`●)∩



さっそく前回の続きと参ります。口笛



病院からの帰りの道中、娘(軽度知的障害、発達障害、自閉症スペクトラムあり)とのやり取りで、すっかりへたばってしまった私。チーンガーン


それから2週間が経ち、次の通院日になった。
どうにか「ボチボチでんな~」というぐらいには回復したようだ。

娘は前回、検査などをしてもらい、もう診察してもらう必要もないのだけど、やはり暇な娘は一緒に行くと言う。👧
娘も ずっと家にいるのも暇だろうから、ドライブ気分で、ちょっとした気晴らしにはなるのかもしれない。🚙💨

家から病院までの道のりは 約1時間。
今まで、これぐらいの距離の運転なんて、なんて事なかったのに、本調子で無いからか、けっこう疲れる。ぼけー💧
私は、調子の悪さに取り巻かれない様、自分の心の中のオアシス🍵、南無三昧和尚(架空)とお話しながら平常心を保っていると、あともう少しで病院!といった辺りで、娘が「私も診てもらいたい」と言い出した。




「次はいったい何なのじゃ〰️⁉️滝汗

と私は思った。



日頃から、自分は何かの病に侵されているのでは?と、必要以上に妄想を巡らし、あれやこれや突拍子もない事を言い出したりするので、私は少し身構えた。

そして、出来るだけ冷静に、
「何を診てもらうの?」
と聞くと、

「便秘の事💩」
と、娘は答えた。


便秘の件は、前回病院で診てもらって、納得したのではなかったのかい? と思ったりもしたけど、
「それでもまだ、お前さんが聞きたい事があると言うのなら、思う存分聞いたらいいさー‼️🗽
でも、早めに言ってくれれば 病院の診察券、持ってきたのにね~❗
でも、無くても 問題ナッシングーグーグー👍️」
などと、言葉には出さずに思った。



病院へ着き、受け付けの人に、
「すみません、うちの娘も診てもらいたいんですけど、今回、私の診察券と健康保険証しか持ってきてなくって~」
と、自分の診察券&健康保険証を、バッグから取り出そうとして「あれ~⁉️」となった。

私は今回診てもらうのに、自分の診察券と水色の健康保険証のカード2枚を、透明の袋に入れて持ってきたはずだ。
出掛ける前も何となく、袋の中に診察券と健康保険証の2枚が入っているのを見て(確認して)出掛けたはずなのに、袋の中には私の診察券と娘の診察券の2枚だけが入っている。

白色(診察券)と水色(健康保険証)のカード2枚だったものが、手品のように白色(診察券)のカード2枚にすり替わっていたのだ。




「プリンセス天功がいる‼️」

と私は思った。🎩🕊️



さっき娘が「診てもらいたい」と言ってたから、私の知らぬ間に、THE・イリュージョン開催とは、ホントにプリンセス天功恐るべしびっくりマークだ。

この病院が耳鼻科だったら、きっと自分の耳を マギー審司に「でっかくなっちゃった👂️」と、デカ耳にすり替えられていた事だろう。




私が受け付けの人に、
「あ!娘の診察券ありました。でも、健康保険証は忘れちゃったみたいです😅」
と言うと、受け付けの人は「健康保険証は、今月ご提示頂いてるので良いですよ」と言った。
どうやら、用意したつもりの健康保険証は必要なく、今回必要な、用意したはずのない娘の診察券は何故だか用意されていたようだ。

「まぁ、なんか良くわからんが、とにかく良かったで~👌」
と思いながら、娘と待合室の椅子に座った。

名前を呼ばれ、先生に診察してもらい、私の症状があまり改善されてないようなので、薬を変えて様子を見る事になった。
その後、先生が「次は娘さんじゃな」と言い、娘が診てもらう番になり、娘は前回と同じように「全然便秘が良くならないんですけど💩」と言った。(もちろん薬を処方してもらったわけではなく、生活習慣も変わらずなので「そりゃ、そうだろう」と思いもするが…😅)

先生は、「前も聞いたがな!☝」とは、決して言わずに、娘の症状をひととおり聞き、前回と同様、娘に仰向けに寝るように指示をした。
娘のお腹を触診した後は、今の娘のお腹の状態を丁寧に説明をしてくれて、最後に「~なので、薬を出そうと思うんだけど、どうかな?」と先生は娘に聞いてくれた。


そうすると娘は「はっ、はい!お願いします。」と返事をしたので、私は、

「なぬ⁉️😲気づき
と思った。


いつもなら「お前さん!その薬を飲むと、お前さんは死んでしまうのかい?」と言いたくなるぐらい、『病院の薬=毒☠️』とばかりに、病院の薬を毛嫌いしていた娘だ。
もちろん私も、薬にばかり頼るような ヤク(薬)漬けの生活では、なかなか良ろしいとは思えないけど、そんなにうんこが溜まって苦しいのなら、たまには薬を利用して、スッキリしてみるのも良いではないかーい❗と思ったりしていた。
でも、娘の断固たる薬(毒物)飲用反対運動🙅‍♀️の姿勢に、それは諦めていたのだ。

なのに、今回は、どこがどうなってか、先生からの『お薬使用のススメ💊☝』を素直に受け入れている。


はたして娘は、この おでこツルピカ先生の真っ直ぐな心意気にやられたのか、それともまたしても、プリンセス天功に私たちはやられてしまったのか、いつもとは違う展開に、私は少々驚いていた。びっくり
もしかして、ここにいるのは イリュージョンの世界の娘ではないのかいな~⁉️と思ったりもした。


その後も先生は、娘に処方する薬の説明をし、「これで様子を見てみようと思うんだけど、どうかな?」と聞き、娘は素直に「はい」と頷いた。

診察が終わり、薬局で処方してもらった薬をもらい、私たちは家へと帰った。🚙💨
そして、私の心も少し楽になった。音符



もしかしたら、本トにイリュージョンの世界に紛れ込んでしまったのでは?と、思った出来事でございます。アセアセ