川や海で溺れたり流されたり。
そんな事故がすごく多い…

せっかくの夏休み、安全に遊ばないと、辛いし悲しい。。。
自然遊びが身近にない世代…たった一度の怖い思いで自然をさけてしまう。

私がそうだった。

私は小学校の時に家族旅行中に海で溺れた…
どこか覚えていないけど、県外の海でいとこみんなで足のつく範囲で遊んでいた時に、突然波に飲まれた。一瞬の出来事でいきなり足がつかなくなった。

大きな海水浴場で人がたくさん居た。
風も強かった。

パニックになった私は、一緒に流された従姉にしがみついた。だけどみんな溺れてるから私につかまれたら沈む。沈んで、上がった時に必死に顎をあげて息をした。もう必死に足や手をバタバタして疲れて限界だった。たくさん海水を飲んだし鼻にも入った。

その時、私たちに気づいたおじさんが近くに来て『溺れとるんか?』って声をかけてきた。私は必死に『うん』と息切れしながら答えた。おじさんは私を抱えて海岸まで泳いだ…(泳いだのか歩いたのかはわかりません。)
疲れすぎて感情は無に近い感じだった。

従姉たちは近くに居たうきわボート持った若い人たちに助けられて全員無事だった。

そこから私は海には入らなくなった。
私の中で海は溺れる、怖い思いが頭にしっかり残った。

今でも沈んだ時の海の中の泡の感じや、上がった時に海水飲んで気管に入って必死になってる感覚や風の音まではっきり思い出せる。

時が経ち娘が生まれ、私の気持ちは少しずつ変化していった。

娘に自然を知ってほしい!

友達と一緒にマリンビレッジの磯遊び&海水浴に行った!

数十年ぶりに海の中に入ったら楽しかったし、面白かった☆

☟これが初めて行ったマリンビレッジの磯遊びツアーです!

ここで楽しい事をたくさん知った!

ミズクラゲは触れる事。

岩についてる貝が食べられる事。

タコが身近に居た事。

それらがものすごく美味しい事!

大人になってからだけど、色んな新しい事を経験した☆ワクワクした!


ここから私は海が大好きになった!


次の年には浮き身が出来るようになった、

むーさんに教えてもらって浮き身が出来た時、『あ!浮く!』『すごい!』って思った。力を抜く事が大事。

当たり前だが、浮いてる間は沈まない笑笑

手を動かして水をかけば移動も出来る!


身体が浮くって事がわかったから気持ちにゆとりが出来た。

数年は浮き身のベテランになった笑笑


四年後↓↓

初めて泳いだ!!

最初は海の中に顔を入れると怖かった。

だけど、怖いけどちょっと海中で頑張って浮き上がるのを待ってから手を平泳ぎみたいにする。


そうしたら泳げた!


海中が怖いから、深い方から浅い方に泳げば気持ちにゆとりが出来る事もわかった!


力が抜けていれば、自然に浮き上がり泳いでも疲れない。すごく楽!

無意識で自分で浮き上がろうとすれば泳げてもすごく疲れる。長い距離は絶対無理!

※泳げても疲れる泳ぎ方は間違った泳ぎ方をしている。それもわかった!

(私は体力がそんなにないから、泳げたとしても楽な泳ぎ方じゃないと距離は泳げない)


浮く事は決まっているのだから、溺れるとは思わなくなった☆


それ以外にも、海で遊ぶようになってわかった事がある。


大きな船が通ると海岸に大きい波がくる事。その波は浅瀬になるほど強い波になる。その時は足をとられてみんなでコケた。だから気をつけるようになった☆


海は少しの天気の違いで波が違う。

行きと帰りでも波が違って船がすごく揺れる事もわかった。


住んでるところが晴れて爽快でも海はうねりがあったり波が高くて安全に遊べない事もわかった!


毎年行っていると、どんどん魚が獲れなくなっていることもわかる。


私はまだ全然海の事はわかっていないけど、それらは海を避け続けていれば全部わからなかったこと。


きっと娘にも伝えられなかった。


自然と無縁の生活をおくるとどんどん自然の事は考えなくなる。その人の考えの中の大丈夫の気持ちで自然を無視して行動し事故は起こるし、環境も壊してしまう。

それが未来にどんどん続いてしまう。

自然がなければ生きれないのだから、私は毎年楽しく遊んで色んな事を覚えていって知識を増やしてそれを娘に伝えていく☆
娘もまた自分で興味を持ち経験して色んな事を毎年覚えている。今年は浮き身を覚えた!ウキウキしている。

今年2回目の海水浴は台風の影響で中止になったから、あとラスト一回の海水浴を楽しみにしている☆