【故郷の美しさ】
高校時代の同級生が
地元のローカル線の写真を撮り続けていて、新宿のニコンプラザでミニ展示をしているとのことで、高校時代の親友を誘って見に行ってきました。
わたしが育った群馬県桐生市から
栃木県足尾まで走るわたらせ渓谷鉄道は
わたしが学生時代に開通して以来
四季折々の美しい自然を楽しめる鉄道としてファンを増やしていたようで
いまや「わ鐡」と呼ばれ
撮り鉄垂涎スポットになってる様子。
山の中にあって
大嫌いなバッタまみれになりながら
草むしりをしていた
田舎の女子高生だったわたしは
ティーン雑誌を読みふけり
トレンディドラマに夢中で
なーんにもない田舎から
早く飛び出したかった。
高校時代には
この美しさに全く気づかなかったなぁ。
大人になって訪れる桐生は
相変わらずなーんにもないけど
美しい山と清流があって
馴染みのレストランがあって
田舎にあったたくさんの魅力に
ようやく気づいたな。
今日もまた改めて
自分が育った場所の素晴らしさを
同級生の素晴らしい写真で
知ることができて幸せでした。
そして久々に訪れた新宿からの景色
どんなに時間が開いても
タイムラグを感じさせない
親友とのとりとめない話
楽しいときは一瞬で過ぎるけど
心に残るひとときでした。