母の日、長男家族から
かわいらしいブーケが届いた。
次男からは
「今、旅行中だから
近いうちにプレゼント持っていくよ」
と、LINEが。
うちの息子たちは
小学生の頃から社会人になるまで
毎年欠かさず母の日に
プレゼントをくれた。
きっと主人が「出資元」(笑)
お花を買ってきてくれたり
近くの雑貨屋さんで
選んでくれた小物やお菓子など
その時々で思い思いの品をくれた。
ある年の母の日は
野球の大会と重なっていた。
たぶん次男が小学4年生の頃かな?
試合後、チームメイトのお母さんと
車で帰る途中に寄ったスーパーで
こっそり次男が
私に口紅を買っていたらしく
照れくさそうに渡してくれたのを
今でも覚えている。
そして、1か月後の試合の日。
また同じチームメイトのお母さんと
車に乗っていた時のこと
ふと彼女が
「この前の母の日にね~
『お母さんにプレゼントあげたいから
千円ちょうだい』って
〇〇君に言われて渡したんよ。
そしたら、すぐに戻ってきて
『消費税の80円分も!』と
当たり前のように手を出すけーね(笑)」
と、話してくれた。
「えーーっ
」
そうあの口紅は
お友達のお母さんが出資元だった💦
慌てて「ごめんね~
」
と、お金をお返しした。
お互い、子供たちがお泊りする
家族ぐるみの仲だから
次男の性格もよくわかってて
もう、次男らしいなぁ~と
大笑いで済んだけど…
いつも何かとやらかすけど
そんな彼なりに考えてくれたことが
とっても嬉しかった。
大人になると
母の日のプレゼントが
あったりなかったりするけど
「覚えていてくれる!」
それだけで、こんなにも嬉しい。
“誰かに思ってもらえている”
“必要とされている”
そう思えると、元気が出るし
生きてる喜びを感じられる。
母の日に何かがほしいんじゃない。
そりゃ、もらえたら嬉しいけど(笑)
ふとした時に
「あぁ、お母さんどうしているかな?」
と、思い出してもらえるような
そんな親子関係でありたい。
年齢を重ねるごとに
息子たちに心配をかけないよう
自分の足でしっかり立っていたい。
一日一日をちゃんと味わいながら
足元を見つめて
丁寧に暮らしていきたいと思う。
それがきっと、いまの私にできる
母としての生き方なんだと思うから。



