こんばんは☆
今日は、シャチのティリクムについて書いていこうと思います。
もう少し、シャチのことについてお付き合いくださいね
シャチのティリクムです。ティルクムはオスのシャチです。
毎夜、シャチ動画を観ている私は、シャチのティリクムに出会いました。
ティリクムとの出会いは衝撃的でした。
2010年に、アメリカの 『シーワールド』 において、ショーの最中に
女性調教師を溺死させるという事故を起こしたというものでした。
そして、1991年に別の海洋パークでスタッフの死や、1999年に
観光客が水槽に入って死亡した事件にも関与したとされています。
真相は謎ですが・・・
ショーに出ていて人間と友好的であるシャチが何故!?
私は、ティリクムに何が起こったのか知りたくなりました。
そして、ティリクムの事を描いたドキュメンタリー映画『BLACKFISH(ブラックフィッシュ)』
に出会いました。
この映画を見て、ティリクムのことが、よくわかりました。
そして、いろんなことを考えさせられる映画でもありました。
ティリクムも若い頃にショーの為に人間に捕獲されました。
ティリクムはショーの為の訓練が大好きで、自ら新しい技の会得にも
積極的だったそうです。
人間と生活をするようになってから、ティリクムは人間が大好きだったようです。
トレーナーと一緒にショーを共にすることが楽しかったようなんです。
水族館にいるシャチは、殆どがメスのシャチです。
オスのシャチがいるのは、珍しいのだとか。。。
ティリクムは繁殖の目的もあり、メス達のいる水族館に入りました。
ティリクム自身は人間を信じ頑張ったのだけど、先住のシャチ達によって
いじめられてしまいました。
ショーの訓練をする中で当時のトレーナーは、ティリクムが間違ってしまうと
連帯責任という形で、ほかのシャチにも餌をお預けにするという罰があったそうです。
餌をお預けにされたシャチ達はストレスを溜め込み、更にティリクムをいじめました。
ショーの最中にも、ティリクムを噛んだりして、傷だらけになり、流血しながらも
ティリクムはショーに出てたくさんの人を魅了していました。
人が大好きだったティリクム!
だけど周りのシャチにいじめられ、傷だらけになったティリクム。
それでも頑張っていたのに、問題は夜間、ショーの水槽よりも暗闇だけの鉄の狭い水槽に
一日の3分の2も閉じ込められほとんど動けなかったそうです。
狭い水槽では餌もお預けだったとか。。。
ティリクムは、他のメスのシャチと比べると、二倍の大きさがあったそうです。
あの大きい体で動けないのは、ストレスが溜まるばかり。
いじめられて傷つけられても、ティリクム自身は、他のシャチを傷つけることは、
ありませんでした。
人間だってストレスが溜まると、おかしくなっちゃいます。
2010年に事故は起きた。。。
ティリクムとトレーナーのドーン・ブランショーさん。
ドーンさんは、16年ものキャリアを持つトレーナーさんで、この写真のように
ティリクムとの絆も築けてたはず。。。
だけど事故は起きてしまった。。。
何故こんな悲しい事故が起きてしまったのか・・・
ショーでの合図には手を振る事だけではなく、笛での合図もあるそうです。
笛での合図には、指示の他にも『良く出来た!上出来!!』って伝える合図も
あるそうです。
事故が起きた当日、ショーの途中で何かがおかしくなったそうです。
笛で波をたたせる演技の時、ティリクムは合図に従い上手に出来たそうです。
上手に出来た時、上出来!!って笛で伝えご褒美の餌をあげるそうなのですが
ドーンさんは、上出来の笛を吹いたのですが、ティリクムが、その笛を
聞き逃してしまったらしいんです。
自分は完璧に演技をして戻ってきたのに何故、上出来の笛を吹いてくれないのか。。
ご褒美の餌ももらえなかった。。。
ティリクムは、ずっとプールを廻り続けていたとか。。。
ショー以外は、狭い暗闇のプールに閉じ込められていたティリクム!
仲間であるシャチにもいじめられ、傷つけられ、
ティリクムの精神も圧迫され、極限になっていたと思います。
ストレスのせいで、正しい判断が出来なくなっていたのかもしれないし、
信じていた大好きなトレーナーさんに裏切られたと誤解したのかもしれないし、
ティリクムの思いの真相はわからないけれど、その直後に
ティリクムは突然飛び出しドーンさんを水の中に引きずり込んでしまいました。
本当に、なんとも悲しい事故です。
こんなに素敵に、ティリクムとの関係を築いているドーンさんが、
ティリクムによって亡くなってしまったことは、本当に悲しいことだけど
ティリクムが望んでしたことではないと思うんです。
何か理由があったはずなんです。
真相はわからないけど、ドーンさんは、間違いなくティリクムに
上出来!の笛をふいた!
でも、何かしらで、ティリクムには、その笛が聞こえなかった!
その笛の音が聞こえていたら、このような参事は起きなかったのかもしれない。。。
言葉を喋ることが出来ない動物達。だけど、人間と共に暮らすようになれば
全身全霊で私たちを愛してくれる。
そして、築いた絆によって共存できるのですよね^^
私は、この事件を知ってから『犬の十戒』を思いました。
犬から飼い主へ宛てた詩ですが、私は、言葉を喋れない動物たちが
人間へ宛てた詩だと思っています。
十戒の中の4番と7番!
4番:『長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには私以外に友達がいて、仕事や遊びで気晴らしができるかもしれない。でも、私にはあなたが全て』
7番:『私を叩いたり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるけど、決してあなたを噛まない様にしているということを』
ドーンさんは、ティリクムと仲良しだった。ティリクムもドーンさんが大好きだった。
でも、他のシャチに、いじめられたり狭い鉄のプールに閉じ込められたりと、
ティリクムの飼育環境下がティリクムの精神を壊していったのではないかと思います。
ティリクムは、その後もショーに出続けました。
2016年3月ティリクムは肺の細菌感染症で苦しんでいたそうです。
療養をしていたけれども2017年1月6日に推定36歳で亡くなりました。
動画を観ていくうえで、ティリクムには、マリアという娘がいたそうです^^
マリアは、ティリクムを心配していました。
マリアはティリクムのショー人生を分かっていて、最期までティリクムを
ショーのステージへとサポートしました。
ティリクムは、ショーが大好きだったのでしょう。
それから、病んでいた体も劇的に回復へと向かっていたそうです。
だけど、病気には勝てなかった。。。
病気には勝てなかったけど、ティリクムは人間を愛し、娘のマリアと共に
最期までショーのシャチ生を選びました。
娘のマリアも凄い!って思いました。マリアは、パパのティリクムの気持ちを
一番わかっていたのでしょうね 優しい娘に恵まれました。
殺人シャチと言われたティリクム!
でも、根本は、決して殺人シャチなんかでは無い!
悲しい事故だけれども、ティリクムにも理由があった。
人間が大好きで病気を抱えながらも最期までショーに生きたティリクム!
捕えられなければ、大自然の中で、まだまだのびのびと生きていたのかもしれない。
でも、KEIKOもティリクムも人間と共に暮らしたことは、他のシャチには無い事!
飼育環境は問題だったけど、人間と絆を築けたことは、ある意味幸せだったのかもしれない。
輪廻転生して生まれ変わる時は、彼達は、きっと人間として生まれ変わるでしょう。
人間として生まれ変わった時には、今迄、言葉で喋れなかった分、存分に
自分の思いを伝えて欲しいと思います。
彼らなら人間として生まれ変わっても、素晴らしい人間になると思います。
次回は、まとめを書いてシャチの記事を終えようと思います。
もう少しだけお付き合いくださいね
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『BIRDS OF PREY~鷹視狼歩~』 作曲・編曲/ヒデキマツバラ
『諸行無常』『輪廻転生』がテーマになっているそうです。
この曲を聴きながら魂について深く考えてしまいました。
曲のコンセプトと違うかもしれないけど、KEIKOとティリクムのことが重なり
そして、最愛のビーグルズ達との別れの時、必ず声を掛けていたこと!
『次に生まれ変わる時は必ず人間として産まれてきなさい!』でした。
人間として生まれ変わることが良いことかどうかはわからないけど
少なくとも自分の言葉が相手に伝わるように!!
動物たちが一番願ってることかもしれませんね^^
この曲を聴いていると、どんどん世界観に引き込まれていく素晴らしい曲です
是非!じっくり聴いてください
悪女時代さんが、ホールライブを成功されました
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ライブ成功おめでとうございまぁ~す
目指せ!紅白!応援してま ぁ~す
thank for your time!
see you again!
『BIRDS OF PREY~鷹視狼歩~』 作曲・編曲/ヒデキマツバラ
『ALCHEMIST』 作詞・作曲・編曲/ヒデキマツバラ
『ICE RAIN』 作詞・作曲・編曲/ヒデキマツバラ
『All Together 限界超えよ!』