一人を手放すことと繋がることはイコールではない。
職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、
根本 ゆか こと、
ゆか姐（Twitterはこちら)です。
※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。
学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐の紹介はこちらから！
このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。
一人を手放してつながっていく。でもそこには過程があって、手放せば終わりでもない。改めて繫る意識を持つために。
今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
自立を手放すことで一人を手放す
仕事を頑張ってきた。
ワンオペ状態の中、家事や育児に頑張ってきた。
実家を背負って自分がやらなきゃって頑張ってきた。
そういう方は自立せざるを得なかったという状況の中、自立している状態でないと生活が回らない。
そんな感覚の中、ずーっと頑張ってきたんだと思います。
そして一方で自立の問題としての様々なことが目の前で起きることについて、きっと解決のためにいろんな挑戦もしてきたと思うんです。
そんな中で自立を手放すというプロセスに出会う人もいますよね。
今までの頑張りを手放して、周囲の人に助けを求めたり、周囲の人を信頼していくということが、自分の次のチャレンジなのかもしれない。
そう思ってもなかなかそこに進めないと感じる人もいるだろうし、私もなかなか難しかったなぁって思います。
（きっと今も全てを手放せているわけでもないとも思います）
ただ、この自立を手放しさえすれば、周囲の人と繋がれるのか？というと、私はそうではなかったなぁって思っているんです。
手放すことで緩みはする
自立を手放せばそれでいいんじゃないの？！と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もう少しお話しさせてくださいね。
自立を手放し、そして周囲の人に助けを求める。
ここもまずとっても大きなハードルだなぁって感じる人は多いはず。
周囲に助けてくれそうな人は見当たらない。
周囲の人になんて言えばいいのかわからない。
頭ではどうすべきかわかっても今ひとつ気持ちが乗らなくて行動したくない。
そんな「なんとなくやだな」っていう気持ちが抵抗と呼ばれるものでもあるのですが、この状態がしばらく続いて「やらなきゃなーとは思っているんですけどね・・・」って方も多いと思うんです。
でも、このなんとなくやだなって気持ちを押してやっても、最初はやっぱりしっくりこない。
そうこうしているうちに、「もういいや。」ってまた一人でやれちゃう私に戻ってしまう方も多いと思います。
抵抗を感じつつも、それでも周囲の人と「つながっていこう」という気持ちがないと、手放ししたから繋がれるというだけでもないんです。
それでも以前より「周囲を頼っていい」って思えるようになった時は、自分の気持ちが軽く、そして「なんだか前向きに頑張っていけるかも」って思うこともあると思います。
それも心が緩んできたからこそ、感じられることの一つかもしれません。
でも繋がるってもっと抵抗も出てくる
でもその一人をやっと手放したし、周囲の人にも「助けて」って言えるようになってきた。
なんとなく前に比べて自分の中でも世界が広がってきたなぁって感じる。
って思う頃には、次の「繋がり」についてのチャレンジのタイミングが訪れる人もいると思います。
繋がるというのは「自分の中の自分の恐れを超えて、相手との繋がりを選んでいく」というステージになってくるので、何もせずにただ一緒にいるからつながったということでもなかったりします。
繋がっていくというのは、さらに相手の奥に入ることでもあり、自分の奥を相手に与えることでもあります。
今までは「助けて」ってことだけだったかもしれないけれど、それ以上にもっといろんな自分を与えられるか？というところを進んでいくことになるんですね。
自分のいいところも好きなところも相手にとってはどう捉えられるか、わからない。
それは自分の好きじゃないところも悪いと思っているところも同じこと。
その自分を自分以外の人に与えることができるか？
そのさらに深い部分を感じていくことになると思うんです。
もちろん抵抗も大きく出てくるし、恐れが強ければ無意識に避けてしまうこともある。
それでも人と繋がりたいという気持ちを見つめ続けることができるのか？ということに、また私たちは挑戦していくわけです。
繋がることを選びたいか選びたくないか
ただ、心のプロセスって「必ずここを目指しなさい」というものでもないし、ましてや「目指さなきゃいけない！」というものでもありません。
自分が納得して選ばない限り、私たちは自分の心を「こう動けばいい」と動かすことが難しい。
好きでもないのに好きだと言い続けるのが難しいように、心が自然と動きたくなるということや、進みたくなる方向というものに委ねる部分もあるからです。
なので、繋がりについても「自立を手放したから次はつながっていくんだ！！」と自分でチャレンジするのではなく、「繋がりたい」と思える時期まで自分とじっくり向き合いながら進めばいいと思います。
やりたいことがある。
見たい景色がある。
挑戦したいことがある。
そんないろんな自分の「こうしたい」の中に、「そのためにはもっと人と繋がっていきたい」と湧き上がるタイミングがあなたにとってのタイミングなんだろうと思います。
そのためには自分の心の声に耳を傾ける習慣や時間を取ることはとても大切なこと。
本音を聞き取れているのか。
自分の気持ちをジャッジしていないか。
そんな風に自分に改めてどう感じているのか問う時間が大事だと思うんです。
そうして次第に「また人と繋がっていく。」ということを選択できた時、またより世界の広がりを感じるのではないでしょうか？
ゆか姐でした。
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●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役（姐さん）を任命される。その後管理職を経験。
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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。
その頃の心境はこちらの記事をどうぞ
●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事（お弟子制度3期卒業）
●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。
不定期に「お茶会」などで、私との交流の場を持ち、「集まった仲間と心の話を気兼ねなくできる場所」を作っています。
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