【ココロノマルシェ】人は変わることはできないのか
職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、
姐さんカウンセラーの根本 ゆか こと、
ゆか姐(Twitterはこちら)です。
※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。
今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
ゆか姐です。
本日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお応えします。
元のリンクはこちら。
https://cocoro-marche.com/archives/29783
長文失礼いたします。
僕38歳、妻32歳、娘7歳
昨年末より娘が学校に行けなくなりました。当時、学校に行くとしんどい、朝起きると動機がするといった感じでした。家にいるときは元気なのですが、妻と離れることに恐怖があったようです。
直後に妻は努めている会社を退職し娘の事に全力を注ごうと毎日娘と向き合ってくれていました。そんな中、中々学校に行くことが出来ない娘と自宅で過ごす中で妻自身自分を追い込んでしまったのだと思います。娘が学校に行けないのは自分のせいではないか?このまま一生いけないのではないか?相当に苦しんでいたのだと思います。
そして現実逃避の為か異性関係に走ってしましました。
それを知った僕は、僕と娘に対する裏切りだ!離婚だ!と感情的になり言ってしまいました。当時を振り返ると本当に愚かな発言だったと後悔しています。
なぜ妻の気持ちに寄り添うことが出来なかったのだろう。
なぜ助けてあげることができなかったのだろう。
それは僕が妻に執着していたからです。
今まで僕の執着が理由で妻を苦しめてしまった時期がありました。
その際妻の様子がおかしいと思った義母が妻を実家に連れて帰ったことが数回ありました。
その度に僕は自分と向き合い変わろうと努めてきましたが、結局何も変わっていなかったんだと思いました。直後は思考で考え自宅に戻ってきてくれた妻に対応していたのでどうにか乗り越えてこられたのだと思いますが、根本的に変わることが出来ていませんでした。
(他人軸のまま心理学の知識を入れただけでした)
僕は今まで自分は価値がある人間だと思ったことは一度もありません。
自分の価値をずっと他人に埋めてもらいながら生きてきました。
その対象が結婚してからは妻だったんです。
妻に自分を過小評価されたくなくて嘘を付いていたこともあります。
そして自分を偽り夫婦生活を続けていた結果、娘が不登校になりました。
子供が不登校になる原因の多くは家庭環境(夫婦の不仲)だと知りました。
上辺だけの付き合いしかできてなかったのを子供は感じ取っていたのだと思います。
他人から見たら、いつも仲良い夫婦だよねと言われていましたが、心と心で繋がることができていませんでした。
結果妻から、一番大事な娘ことに気がまわっていなかった。
あなたの妻であるということが今の私を縛り付けている。
このままでは本当に大事なものを見失ってしまう。離婚してほしいと言われました。
僕は必ず変わるからやり直したいと言ったのですが、妻の気持ちは切れているようですし、意思は非常に硬くそれは絶対にない。と断言されました。
(離婚後も娘の為に同居はしてほしいと言われております)
自分自身このままではダメだと思い、ききちんと現実を受け止めこれからの二人をサポートするためにも妻に対する執着を手放したいと思っているのですがなかなか上手く進めていないのが現状です。日々、自己肯定感を上げる為に色んな本を読んだり、ワークをしています。執着を手放すワークも何度も何度も涙を流しながらやりましたが、少ししか前に進めていないような感じがあります。
毎日苦しいです。
まだ離婚届けは提出していません。娘にも離婚するとは言っていません。
やっと学校に足が向くようになってきているので今はそのタイミングではないようでうす。やまり人間簡単には変われないのでしょうか?
今現在も妻と娘の事は大好きです。
アドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
としさん
としさん、こんにちは。
ゆか姐です。
何度も繰り返してしまう自分にがっかりしてしまう時、「結局全ては変わらないんだろうか?」と不安にもなるし、落ち込むと思います。
特に、癖という程度の軽いものでも日常的に感じるのに、自分の性質のような大きな部分となると、ショックも大きいですよね。
自分を卑下したくなるし、自分に対しての信頼を失いそうになるとも思います。
としさんが、今回一つ変わられたことじゃないかな?と思うところがあるんですが、としさんはそこを見ることができているでしょうか?
それは、「人を頼ること」です。
今まではいろんな本を読み、自己肯定感をあげようとワークを頑張ってこられた、と書いていらっしゃいましたよね。
これは、実はまだ「一人でなんとかしようとしている」というところなんです。
自立ということを少し加えながらお話しさせてくださいね。
自立していると「愛」を受け取れない
男性は特に育てられ方にもよる部分は大きいとは思うのですが、
「泣いてはいけない」
「負けてはいけない」
「ここでひいてはいけない」
「強くあらねばいけない」
と、自立という部分に焦点をあてる言葉を使われることが多いと思うんです。
(もちろん必ずしも男女差というわけではなく、一般的にそういう環境下にいた人が多かったというだけの話です)
こうなると、
「弱音は吐けない」
「落ち込んでいられない」
「常に緊張感がある」
「自分を大きく見せているので、実際の自分は小さく感じる」
ということを抱えやすくなると思うんですね。
これは社会的立場のある人や、親を守る必要があった人などにも共通する部分だと思います。
自分以上の何かになり続けてきたんだと思うんです。
でも、それだと
「泣きたい自分」
「小さい自分」
「情けない自分」
「幼い自分」
「かっこ悪い自分」
は、どこにいくのか?というと、どこにも行かずある時、「これだけは自分を裏切らない!」と思える場所で、一気に放たれるんだと思います。
それが人によっては、お酒やギャンブル、仕事、恋愛、家族なんだろうとなんだと思うんです。
としさんもいろんな本を読んだということなので、この辺りについては何度も読まれたかもしれませんね。
私もかつて、自分一人で本を読み、師匠である根本裕幸さんや、そのまた師匠である平 順司さんのブログを読み漁り、
図書館や本屋さんにいっては、アンガーマネジメントだとか、心屋さんだとか、リーダーのための〇〇とか、そんな本を読んで自分でなんとかしようとした経験があります。
本は確かに知識が書いてあり、HOWTOも丁寧に書かれているし、その通りやれば癒される部分もあります。
でもそれだけでは、私の場合、決定的に補い辛い部分がありました。
それが「愛を受け取る」ということ。
自分一人でやっているときにももちろん「周りの愛を受け取る方法」というのはありましたし、
それをやってみれば、わかる部分もありました。
ただ、圧倒的にこの部分においては、「人を介してやる」方法の方が優れていたと思っています。
なので、私はカウンセリングをやっているとも言えるんですが、
知識だけだといきなりうまく行かなかった世界に、勇気を持って飛び込む姿勢がないと、知識は知識のままで終わる場合もあるし、
まだ自分が世界を信頼するまでは、相手によっては「本の通りにならなかったじゃないか!」と言いたくなることもあると思います。
だからこそ、人を介するということの方が早いし応用性があると思うんです。
いきなり愛を受け取れない
としさんは、自転車に乗る練習をした時のことを覚えているでしょうか?
あのとき、何度も何度も転びながらも、サポートしてくれる誰かがいて、共に自転車に乗って出かけたい誰かがいて、
その人たちに励まされて、やっと乗れたとき、とっても誇らしい気分と、またこけるかな?と不安を持ちつつも、
乗れるようになった!と思ったとき、ニヤッと嬉しさがにじみ出てこなかったでしょうか?
あれってね、本を読んだり、周りの自転車を乗る人を見て研究するより、圧倒的に効率がいいと思いませんか?
後ろで支えてる人が、
「もっと背中を伸ばして!」
「足をちゃんと漕いで!」
「前をみないとだめだよ!」
って都度都度、サポートしてくれるから、すぐさま修正して、こけても次にどうすれば良くなるか?だけを純粋に見つめて進むことができたと思うんです。
新しい自分になろうとするなら、人を介する方が圧倒的に早いというのは、伝わるでしょうか?
でも、ここが自立でやってきた人は難しいんです。
最後の最後に取っておいてしまう。
まだやれる。
まだやれる。
と、自分でなんとかする。(私もこの口なので、散々これをやりました。)
それでやっと「もう、自分では無理かも」と、声を上げられるんです。
そこまで、頑張ってきたことはいつもやってる当たり前のことにして、
「人に頼ってしまった」
「助けを求めないと自分ではもうダメなんだ」
「自分の力不足だった」
と、自分を責めてしまう。
だから自分に失望するし、自分なんて…と思ってしまう。
こんな状態では、なかなか愛を受け取るってことをチャレンジできませんよね。
愛はまず他の人から受けてみよう
でも、そこまで自分で頑張ってきた努力って、無駄なんでしょうか?
私はそう思いません。
あの頃の自分を振り返っても、
⚫︎よく一人で頑張ったよね
⚫︎一人でなんとかしたいという気持ちは、あの頃の私の愛の形だったんだし
⚫︎相手に楽をさせてあげたい、もっと笑っててほしい、そういう気持ちがあったんだから、間違っていたとしても、その気持ちに嘘はなかったよね
と思っています。
ただ、今この愛の形ではうまく行かなくなってきたから、次の愛の形に変えていく必要があるということは、変わりません。
でも、過去の愛の形まで否定する必要はないと思うんです。
あの頃の私なりに精一杯の愛を示すのが、その形だっただけ。
次はどんな形がいいのか、それを自分が聞いてみたい人に聞いてみればいいんだと思うんです。
自転車に乗った時のように。
自転車に乗れる友達にくっついて、歩いても走っても、目的地にはつけるかもしれないけれど、とてつもなくしんどいですよね。
目的の公園について、みんなが走り出して滑り台に向かっていく頃、自分は水飲み場やベンチに座り込むしかできないと思うんです。
「自分も自転車に乗れたら。」
そんな気持ちを持って、自転車に乗る練習をしたと思います。
何度こけても、何度うまく行かなくても、「自転車に乗って、みんなと一緒に滑り台に走っていく!」。
そう思えばこそ、何度だってチャレンジできるんです。
としさんに取っての滑り台は、今は少し見えていないかもしれません。
奥様との未来、娘さんとの未来。
そこではなく、「としさんがどう生きたいか」が見えてくると、何を目標にして進めばいいのか、
どんな人に話を聞けばいいのか、今の自分はどこがどう違うのか、全てわかってくると思います。
まずはとしさんがこんな風に、愛を注げるようになりたいと思えるカウンセラーを探してみてください。
以前の「一人で頑張る」ところから、ココロノマルシェを通じて、抜け出してきたとしさんの歩みを、もう一歩先に進めてみましょう。
としさんがピンとくるカウンセラーであれば、順番にいろんな人の話を聞いていくでもいいと思います。
その中で、この人なら話しやすいな、この人から愛について聞いてみたいなと思う人に、サポートを受けてみてください。
まずはその方から愛を受け取るということをやることで、としさんはその人の愛の形を教わることができるんです。
その愛の形を今度は自分から周りの人に与えられるように。
まずは自分が新しい形の愛を受け取り、愛の形を知る必要があるんです。
一人ではなかなか見えずらい、人からの愛を、カウンセラーを通して、受け取ってみてください。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
ゆか姐でした!
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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。
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●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)
●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。
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