【中之島美術館】佐伯祐三展


職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、


根本 ゆか こと、

ゆか姐(Twitterはこちら)です。


※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。


学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐ってどんな人?というのはこちらの「女帝へのストーリー」をお読みください!




このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。


曇り空の日、中之島美術館の佐伯祐三展を見てきた。

死と、自画像。そしてグレーな空。そこから模索する自己表現。いろんなことが自分と重なって見えた絵。​




今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。



働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。


いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。



今回は中之島美術館の佐伯祐三展に行ってきました!




大阪の中津のお寺の次男だった、佐伯祐三。


22歳でこの当時にしては珍しく恋愛結婚をしますが、その前に父が他界。また、自分の妻を紹介してくれた、自身の兄嫁も自死で亡くします。




その頃の絵は自画像やライフマスクなど、己に問うことが多かったんじゃないか?、



つい、そうみえてしまうほどの、自身への関心。



どことなく、背中も丸く視線とは裏腹に、体はとても小さくなってる。

そうかと思えば、怒りに似た、苛立ちのような、八つ当たりのような表情。


そんな自分と向き合う中で、パリに行き、自分の絵を「アカデミック!」と否定され、自身の表現に対して、根底を揺るがされます。



顔が消えた自画像。そしてこれ、なんと裏に1年後別の作品を描いている。


上下が逆なので、私は「あ、湖面に映る反転の絵なんだ!」と思ったけど、どうや、逆に描いたあと、この位置を正としたらしい。星が真ん中にポツンと輝くのに目が惹かれる。



画角の1/3に、視界を遮るような木。この道の先も見えないし(もしかしたら、この木の向こう側に続くかもしれないけれど)、どこか木は葉が落ちて周りが見渡せそうなのに、何かにさえぎられている気がしてしまう。


私の地元にも近い場所に、佐伯の伯父が住んでいたため、私としては自身の知る風景とは異なる過去の風景。その中に、光のような夕日が、周りだけを赤く染めていて、夕日自体の色は別の色。でも、私が知る夕日の色。


私が見にきた日も曇天。佐伯の作品には、青空は少ない。そして、見下ろす坂の絵が多いのは、なんとなく先を見渡すことへの安心感を求めてるように見える。



解説は、船の帆をはるロープが織りなす、幾何学模様について書かれていたけれど、私にとっては、海の深い色あいが惹かれる作品。これもどんよりとした空のいろ。でもだからこそ、この海の色になるんだなぁ。


娘の1歳の頃の絵。子供特有の丸いフォルムや、赤みの指す頬。はっきりと描かれていなくても伝わる、つぶらな瞳。愛おしいフォルムから、愛が伝わってくる。




同じ年に同じ場所を同じアングルで、描かれた2枚の絵。表現を変えていくのは、先日の横尾忠則の作品にもあったこと。

表現を同じモチーフで繰り返し描く。これは私自身の今足りない視点だなぁってつくづく思う。



昔、教科書か何かで見たような気がする、こちらの絵。私としては、「あー、佐伯祐三っぽい」っていう感じがする絵。



この絵の解説がすごく良かった。「見るままを描きとり、あるものは全て反映されているが、画家の眼と手を通して、現実の扉から佐伯祐三の扉に変貌している。」

これこそ、個性だし、自分の感性だよなぁ。


今回の展示のポスターにもなっている、ポストマン。佐伯が病気をおして、描きたいとモデルをお願いした、郵便局員。佐伯にとって描きたいと思う理由はなんだったんだろう?自身のただ描きたい!という強い気持ちの前に出てきた、郵便局員に何を見たんだろう?



平日だし、ゆっくり見れるかなると思っていたのですが、なかなか人が多く、有名画家の展示で、かつまだまだ人気の美術館となると、人が多いんだなぁと改めて実感。



近畿は梅雨入りし、今後どんどんといろんなところも梅雨入りしていくだろう、6月。


梅雨入りするとなんとなく、気圧で気持ちは落ち込むし、体も湿気で重だるい。


雨が降らなくても、空を見上げたとて、曇が暑くて、とてもじゃないけど、青空なんて見えない。



そんな気持ちがどんよりしそうなとき、むしろそれを描いた画家の作品を見てみると、また曇り空への印象が変わったりしませんか?



たまたま「今日、行ってみようかな。」と立ち寄った「佐伯祐三展」。


絵金とも迷ったし、有名だから逆に「むしろいつでも見られる」と思っていたけれど、



●なぜこんなにも曇天を描いたのか。

●特にお寺や教会などの空は必ずと言っていいほど、グレーな空なのは意味があるのか。

●家族の死を経験して、若い画家は自画像に何をぶつけたのか。何を自分の中に覗き込んだのか。

●自分の体調が崩れて行くと、焦るかのようにたくさん描いた絵は、何を模索したのか。

●この人にとって「描く」ってなんだったのか。



そんなことを思わずにはいられなかった今回の展示。


みるべきタイミングで見れたのかもしれないなあと思いました。


大阪は今や地方都市。でもこの佐伯がいた大正時代は、大大阪時代といって、世界でも5位を争うほど、都会でした。



それでもパリに行き、そしてアパルトマンから離れた下町を描いた画家。



地方都市である大阪のさらに都市部ではない場所が描かれていても、たまたま私の地元が近かったり、


佐伯の生誕した地が大阪の繁華街のキタから程近い場所であることから、私には馴染みの多い場所がたくさん出てきたのも、


作品を見るときにいろんなことを感じるきっかけになりました。



行ってみてわかることはたくさんある。


行動するから、想像じゃなくリアルに自分がしっかりといろんなことを感じることができる。


自分の「こうかも」「こうなったら?」という想像を掻き消すのは、行動だけ。





気がのる。気が乗らない。




そういう直感もいいけど、行動するから感じることもたくさんある。



今回は、曇天の日だったからこそ、見れてよかった作品展。


残念なのは、ミュージアムショップの佐伯祐三展のアイテムがあまり私の心をとらえなかったこと…。



グッとくるものがあったら、かって帰りたかったなぁ…。



ただ、2階の常設のミュージアムショップの、レジャーシートはグッときたものの、絵をお尻に敷くのに気が引けて断念!笑



手ぶらで帰ることにしました。



私も久しぶりにアートに触れてみようかな、と思われたら、是非私と一緒に周り、


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個人セッション


●120分:38,500円(税込)



●90分:33,000円(税込)



●60分:29,700円(税込)


対面(関西エリア、東京エリア)、オンライン


継続コース


●120分:3回コース

38,500円(税込)×3回=115,500円(税込)

93,000円(税込)(20%オフ)


●90分:3回コース

33,000円(税込)×3回=99,000円(税込)

80,000円(税込)(20%オフ)


●60分:3回コース

29,700×3回=89,100円(税込)

75,000円(税込)(20%オフ)







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【プロフィール】

●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。

女帝への道はこちらから



ポンコツ新人時代から振り返った私のお仕事人生はこちら!

https://ameblo.jp/yuka-counselor/entry-12768944200.html




●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。

その頃の心境はこちらの記事をどうぞ



●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)


●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。



不定期に「お茶会」などで、私との交流の場を持ち、「集まった仲間と心の話を気兼ねなくできる場所」を作っています。

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