【ココロノマルシェ】妻の立ち位置。(長文失礼します)


職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、


姐さんカウンセラーの根本 ゆか こと、

ゆか姐(Twitterはこちら)です。


※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。




今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。



ゆか姐です。

本日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお応えします。


元のリンクはこちら。

https://cocoro-marche.com/archives/29541




いつも楽しく!心理学を学ばせていただいております。

私事ですが、約3ヶ月前、些細な口論をきっかけに妻より離婚の申し出がありました。

その後、3回?ほど話し合いを重ね、当方からは再構築を求めてきましたが・・・
妻からは「離婚する」の一辺倒。

その当方からの手紙に応えるように、妻から返信もらった内容です。(ほぼ原文)

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(夫から)2回もらった手紙、きっと色々考えて書いてくれたんでしょう。
有難う、と思うのと同時に、率直な気持ちとしては手紙で気持ちが揺らぐことはなく、どこか他人行儀で、どんな気持ちで書いたんだろうと思いました。

私から離婚の話をしてから約2か月、毎週形だけの話し合いみたいなことを夜遅くまでして、その中で毎回のように(妻)のこと、子供のことを話してきたつもりです。少しでも伝わっていたのでしょうか?理解してもらえたのでしょうか?

離婚について(妻)ひとりで悩んでいたことで、(夫に)受け止めて受け入れてもらうことが簡単ではないことも理解しているつもりです。

子供たちは両親のもめ事に巻き込まれ、親が思う以上にストレスや不安、様々な思いを持ち葛藤があったと思う。それは今でも続いているはず。

(妻)自身も離婚と向き合い悩んでいるときは「子供たちから父親を奪っていいのか」「私はひどい母親なのか」と離婚に踏み切れない自分もいました。
だからご飯も食べれなかったり、何もする気が起きなかったり、人と関わるのが嫌だったり、理由もなく泣いたり・・・心の限界が越えていたんだと今では思う。
そんな中で家庭内の雰囲気、感じる空気、母の態度、異変・・・間接的なものも含め、あの子たちを苦しめ辛く悲しいものでもあったのかな、と思う。
(妻)の中である日突然訪れた気持ちがプツリと切れた感じ・・・
今までに経験したことがないくらいの気持ちの変化があり「ここまで限界が来ていて知らない間に自分を追い詰めていて、常にコップの水は満タンでいつあふれてもおかしくなかったんだ」と思った。
そこで(妻)の考え方、1番に向き合う必要なことを考え直して、離婚という結論を出しました。
その結果、私は良い方向に進んでいる気がしたし、子供たちと1つ1つと向き合い話すことで100%でなくても理解し合えているように感じ取れ、子供たちの言動でそう感じています。

離婚して夫婦が他人になっても、子供たちにとって父親という存在は何ら変わらないもので、(夫の)考え方が変わって今まで以上に子供たちのことを思ってくれるなら・・・
(夫と子供が)毎日一緒にいなくても愛情は注げるし受け止めることもできると思う。
そうすることで子供たちに思いが伝われば、あの子たちなりに父親への接し方とか気持ちが変わってくると思う。

離婚については本当に悩んで悩んで悩み抜いた答えで、(妻の)心の中には再構築とか戻る可能性とか、そんな所でとどまっていません。1%も可能性は残っていません。
(結婚生活)●●年の間にそれはしてきたつもりです。
今はお互いのため、子供のために別々の道を歩くことしか考えていないし考えられません。

自分の人生約半分生きてきて楽しいことも辛いことも色々ありました。
よく知っていると思うけど・・・思いをため込んでしまうクセ、もっと声に出して表面だけでなく深いところまで向き合っていたらこうならなかったのかな、と思うこともあります。
嫌いになったとか、ここが許せないとか、あると言えばあるけど、明確すぎる原因が言えなくて、日々の些細なことがきっかけで出来た溝や積もり積もったものは埋まることも変えることもなかったことにもできなくて、一緒にいる時間が辛かった。

世間体とかも、本当にどうでもよくて、(妻)次第で子供への影響もどうなるか、嫌ってほど今実感していて・・・子供たちにとって両親が揃っていることは必ずしも正解とは今は思わなくて、このまま4人で家族をしていても悪くなるばかりで、子供たちにも良くないとしか思えません。
笑えないとか作ったものでなくて、私は残りの人生を自分らしく自分なりに楽しかった、と思えるような日々を送りたい。
毎日でなくても心の底から笑顔になれるようにしていきたい。
相手(夫)の幸せを考えることも大切なことだとは思うけど、自分自身を幸せにできるのは結局自分だけだと思う。
だから1番に自分や子供の幸せを考え、私の心も子供たちの心も笑顔も全部守るために離婚を決断した。

●●年間母親をやってきて、子供の気持ちを全て知れていないと思うし、知ることができるかなと思うけど、今の私には離婚は必要な選択で、今後子供たちへの「ごめんね」という思いが消えることはないけど、子供たちと向き合って今まで以上に愛情を伝え注いでいくことで、あの子たちには伝わると信じている。

もう手紙で思いを伝ようとか考えず、きちんと今の問題1つ1つと向き合って話していきたいです。

ただ今までの2か月と変わらない日々が今後も続くようなら、私は細かく期限を決め行動に移していきます。
全て終わらせたいのは2023年12月末。残り9か月でまだ何もできずです。
これ以上嫌いになったりマイナスな思いで終わりたくないので、この事実をもっと向き合って下さい。
私が聞きたいのは、私への思いとか謝罪ではありません。
今この現状が起こってしまったことは変えられない現実で、失って気づいても私の心が戻ることはありません。
この手紙を読んで、受けとめ受け入れて1つ1つに向き合い話し合いで進んでいけることを願います。

2人の子供の母にしてもらえたこと、この14年という月日の中での出来事に感謝の気持ちです。

今まで本当に有難うございました。
_________________________________________


といった内容でした。

この問題を機に、妻の気持ちを理解したくあれこれ心理を学んできておりますと、
この手紙をもらえたことが逆に嬉しく、妻の心の内のインナーチャイルドが叫んでいるように感じてなりません。(←うぬぼれ??)
話し合いでは「子供はワンオペで育ててきた」「今までのことはなかったことにできない」「はっきりした理由はないけど、性格の不一致で離婚したい」とのこと。

これがウワサのロックウーマン?自立系妻?武装派妻?なのでしょうか?

今後こんな妻へどのように対応・対話していくと良いのか・・・
対話時のマインドセットの心得含め、助言いただけたら幸いに思います。

お手数ですが、なにとぞ宜しくお願いします。

らっさ



らっささん、こんにちは。

ゆか姐です。


今回、正直にお話しさせていただければ、ご相談にお答えしていいものか?悩みました。


それは、奥様のお手紙について、私が答えることで、少なからずさらに拡散してしまうカタチになることについて、です。


おそらく、らっささんと奥様との現状をお手紙から推測すると、奥様がこれを目にされた時、


どんな気持ちになるのか?について、らっささんは考えられたでしょうか?



もちろん、目にされることもないかもしれません。


ただ、少しそこについての配慮が難しく、カウンセリングということでお申し込みいただくケースとは少し状況が違っている(ココロノマルシェはオープンな場でのカウンセリングのようになるので)、


その部分について、私は悩んだんです。



ただ、内容としてらっささんのご相談にお答えするとしたら、



冒頭のお話と重なりますが、「まず奥様の気持ちを知ること」の前に、


「奥様の気持ちについて、ありのまま受け取る。尊重する。」ということが大切になってくるかもしれません。



これはとても難しく、大きなチャレンジではありますが、信頼においてとても大切なチャレンジだとも思います。




らっささんの立場では、


相手の気持ちを尊重するためにまず理解したいんだ!


という気持ちが出てくるかもしれません。



実はここが、自分で何か物事を解決しようとする時、一番見落としてしまうところでもあると思います。



「ありのまま、受け取る」



これって、簡単に見えて、やってるつもりで、実はとっても難しく奥が深いことです。


仏教的思考は少し哲学的な部分もあり、名のある経営者や成功者と呼ばれる人たちも、禅の思考を取り入れたりしますが、


それほどまでに、「自分を知る」「ありのままを受け入れる」ということは、難しいことでもあり、だからこそ習慣化して取り入れようとする人がいるのだと思います。




この「相手のことをありのまま、受け入れる」ということを踏まえた上で、



もう一度奥様のお手紙について、読んでみて、もし「今まで読んだことと、何が違うかわからない」と感じるとしたら、



「ありのまま」という言葉を少し置き換えてみて考えてみてください。



私はよく、あえて理解しているつもりの言葉も改めて辞書を引くことがあるんです。


すると、違う角度の解釈も踏まえていたり、拡大して解釈していることに気がついたり、


または言葉の成り立ちを知って、よりその言葉を好きになったり。



特に思考優位な方は、言葉を使うことで要点をまとめることが上手いのですが、その言葉の意味については、「人によって違うこと」を見落としたりすることがあります。


「なんでこれがわからないんだ?」と、相手の理解が得られない時、つい私も考えたりします。



でもこういう時こそ、辞書で改めてその言葉が指す意味をシンプルに捉えることをやると、



自分が「この言葉を使えば、この意味も含んでいると伝わるはずだ」という思い込みに気づいたり、


または相手がこの言葉の意味にどんな印象を抱くかに気づくきっかけをもらうことがあります。



さて、ここで「ありのまま」と調べた時、下記のように出てきます。


●実際にある通り

●偽りのない姿

●ありてい



奥様の書いた言葉の中にある、奥様の心を知ろうと、らっささんはきっと言葉の奥を探る気持ちで読んでいらっしゃらのではないでしょうか?



でも、ありのまま読むというのは、「書いてあることをそのまままず読む」ということ。




奥様が何を考えてその言葉を紡いだか、ではなく



その言葉が奥様の心を表しているとしたら? 


そうやって読んでみること。



辛いと思います。

悔しさ、悲しさ、そうじゃない!と反論したくなる気持ちも出てくるかもしれません。



でもね、それが「手紙を読む」ってことだと私は思います。



その言葉を受けて、自分の心が揺れるからこそ、「向き合う」というプロセスを踏むんだと思うんです。



なので、らっささんは、まずお手紙をしっかりそのまま、「ありのまま読んでみる」ことからしてみてください。



そして、そこで出た苦しさや悔しさ、悲しみ、怒り、それらとの向き合い方をカウンセリングで、じっくりお話ししてみてください。



そこがまず話し合いをするための心得を受け入れる段階を作るための時間だと思いますし、


奥様との話し合いに対して、「以前と同じではない」と理解してもらうための変化として、出てくるものなのだと思います。


辛い気持ちと向き合うことは、一人でやらなくても大丈夫です。



ご自身が気になるカウンセラーの方を選んで、まずその気持ちをお話しするところから始めてみませんか?




ゆか姐でした。




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【プロフィール】

●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。

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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。

その頃の心境はこちらの記事をどうぞ



●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)


●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。



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