先日開催した「危機的状況をどう乗り切るのか？ 乗り越えた方がしてきたこととは？」セミナー
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
セミナーを振り返りますね。
【危機的状況を抜け出した方の共通点】
危機的状況から抜け出した人の共通点「待つ」について話しました。待つと聞けば、待って解決するのか？行動しなければ修復はないのではないか、危機的状況を抜け出すのは何か動かなければいけないと感じるものです。真逆な回答に驚きと「ほんとうに？」と疑問が残ったかと思います。では逆に、行動すれば修復できるのか？危機的状況を抜け出せるのか？具体的な行動を起こせば事態は変化するのか？問題が大きければ大きいほど、妻も強く感情を感じますが、夫も同じく、ある感情を強く感じているのです。強く感じている感情があるため妻の行動によって求めている感情の変化が起こりにくくなっているのです。だから行動してもすぐに結果が変わるものではないことが多いと言えるでしょう。ひとりなら行動と結果のつじつまが合う場合は多いが、相手の感情があるからこそ行動で状況が変わることがないわけではないが少ないのです。しかし、ただじっと待つのではなく、待ちの姿勢ながら行動のチャンスを伺う、待ちの姿勢ながらも気持ちを整理する、待ちの姿勢から可能性を広げることをしています。待ちの姿勢を保ちつつも、夫の言動を見て妻が後から動く、それは後だしジャンケンのイメージで行動します（後だしで勝つイメージ）行動よりも待ちの姿勢は大きな可能性を秘めます。可能性を広げるためにも、また夫の意志を確認するためにも待ちの姿勢が大切になってきます。
【触れる感情がさらに危機的状況を襲う】
人生で大切なことが起こると強い感情を感じます。心をコップに例えると、問題がないときはコップの水は透き通って一番深いところにある私が見えます。私が見えるために「私はどうしたいのか」がわかってくるのです。（コップを上から見ると透き通っているので私が見えるからどうしたいのかがわかる）しかし、強い感情を感じると沈下していたネガティブな感情が浮上して水が濁り出します。心のコップの根底にあった私が沈下していたネガティブな感情の濁りで見えなくなる、わからなくなるのです。わからないから情報を集めたり人と出会ったりして「私はどうしたらいいか」の答えを探し出す。このとき情報と人が、ネガティブな感情の濁りを再び沈下させる働きがあって根底にあった私が見えるきっかけになればいいのですが、逆に情報と人が、コップを濁らすことになることもあるのです。情報や人がかえってネガティブな感情を浮上させることにもなるのです。心のコップを図解して解説しました。心が濁るとどうなるのか？濁るからこそ私がわからなくなる、そのため決めれない選択できない私になる。決めれる私になるためには何が必要なのか？など話しました。
不倫発覚→強い感情を感じる→強い感情を収めるために情報を探る→人にアドバイスを受ける→ここで強い感情が収まればいいのだが収まらない→また情報を集める→人からアドバイスを受ける→より感情が揺さぶられてどうしたらいいのかわからなくなる→危機的状況がさらに危機に感じてしまう→の循環になることも。
【出来事が状況を変える】
危機的状況を抜け出した方の共通点は待ちだと説明しました。待ちの中で出来事が状況を変わることもあるのです。ということで、娘さんの妊娠・夫のリストラ・父親と息子の対決の実例を話をしました。待ちを中心にすると自然な出来事が起こりやすくなります。その出来事はとてもインパクトが強くそのインパクトの強さが夫婦再生へと働く力に変わることがあるのです。お子さんがおられる人はお子さんは無意識ですが夫婦をつなぐために大きな力が働くようです。多くの方に関わっていますが、科学では証明できないことが夫婦・親子・家族にはあるんだろうなぁと感じながら話しました。自然現象はとてもインパクトがあって、濁った水を一気に透き通る水に変える魔法の力があるようです。
【不倫女性の４つの狙い】
不倫女性の４つの狙いについても話しました。４つの狙いは、ひとつのみではなくミックスされていることがあります。参加者の方にお聞きしていると、ミックス型が一番多かったようにも思います。ミックスされればされるほど関係が切れることが難しくもなるので、何がミックスされているのか状況を把握してどうサポートしていくか鍵になります。中には、ひとつだけでしたという方もおられました。ひとつになるとその方の状況からも読み取れますが関係は切れやすくなるようです。一緒になりたい！が狙いじゃないの？と思われるかもしれませんが、いえいえ、また違った狙いがあります。その狙いを見つけて女性と切れるためにを考えていきます。
【お昼】
お昼は軽食をはさみながらも参加者の方の状況をお聞きしていました。午後から危機的状況をどのように抜け出すのか？具体的な一歩をアドバイスさせていただくための情報仕入れです。いつもよりも３０分ほど早くお昼の時間を切り上げました。
【危機的状況を抜け出すための一歩】
会場に居る人、全員が守秘義務を守るお約束をして、おひとりおひとりの状況を聞きしていきました。それぞれの状況をお聞きしていく中で「え！そんなことがあったんですか？！」と驚かれていた様子。人から見れば淡々と話せる状況ではないにも関わらず、ぶれない何かを大切にして話しておられる姿に驚かれていました。「こんなひどい状況なのになぜ淡々と話せるの？」淡々と話せるまでの気持ちになったのは、葛藤を繰り返した中で、変わらない大切なことがわかったからです。（実際にその方のサポートをしていたのでそう感じます）どうすればいいのか？何をすればいいのか？決まったけど行動できない自分に、彷徨う気持ちや答えが出ないことへの苛立ちしんどさ、なぜ行動できないのか？そんな自分にも嫌悪感を強く感じるかもしれません。しかしそんな時間が生きる力になるのです。でもしんどいから答えが欲しいですよねと感じながらも、今伝えられること、今伝えてもまだ彷徨うだろうなと考慮しながらもアドバイスさせていただきました。
今すぐの何かが欲しい！この苦しみから一日でも逃れられるような一歩が欲しい！そんな気持ちを強く感じ、また答えがあるようでないような模索する日々を過ごすと私も覚悟をしたようなセミナーになりました。
以上が、セミナーのレポートになります。
前回の10/31（水）東京で開催した「修復セミナー」今回のレポートした「危機的状況セミナー」は次回の開催はもうないんですか？と多数お問い合わせもいただいております。これだけの高い関心をいただいていることに本当に嬉しくあります。ありがとうございます。今のところ６名ほどの少人数で東京と大阪で来年の開催で考えています。
それと新潟でも開催を予定しておりますので、引き続きブログをチェックしてもらえたらと思います。
明日、月曜日から年内最後の東京面談カウンセリングがありますので
もしよろしければご利用ください。
いとうゆうじでした。
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