商売とか就職とかの勘違い
パーフェクトなものを売ることが商売ではありません。だいたいそんなものは存在しません。
パーフェクトを目指すことは大事です。
商売とは未完成なもの、不完全なものを売ることです。
そして、ファンを増やし売り上げを増やし、それによってより良いものを作るという「お客様との約束」なのです。
私の介護の職場にしても、古い建物を介護用に改造したものですから、ハード面だけ見てもパーフェクトとは程遠いものでした。
そこでお仕事をして、ファンを増やして、売り上げで手すりを増やしたり、バリアフリーでなかったところを改築したり、汚いカーペットを新品にしたり、よりよくなっていったのです。
青い鳥症候群みたいに、もっといい職場はないかと探していたら、転職ばかりすることになるでしょう。
パーフェクトなサービスとか商材とかがあって、それを売れば自動的に売れて、宣伝とか営業とか面倒くさいことを何もしなくても一生安心という幻想が勘違いなのです。
サプリメントなどの商材を売っていてもそう思いますよ。
例えば、トランスファーファクターは発売当初に比べて、性能がアップしています。工場も新しくなり、検査だけの施設が併設されるなど、安全や品質においても格段にアップしました。
よりよいものを作るというお客様との約束を果たしているのです。
キーワードは「ファン」と「約束」です。あなたの大好きなアーティストや歌手に例えたらわかりやすいのではないでしょうか?
商売とは、不完全なもの、未完成なものを売ることです。ただし、現時点で最高のものということが大事です。
そして、ファンを増やして売り上げを伸ばし、より良い物、より良いサービスを還元することなのです。
ここで重要になるのが、創設者の理念なのです。理念に賛同する人を増やすことが仕事なのです。ファンを増やすことが仕事なのです。
商材やサービスが仕事だと思っている人は、他にちょっといいものがあればコロコロと転職を繰り返すでしょう?商材やサービスは売り上げが伸びれば理念に則って良くなるでしょう。理念がダメならダメですけど。
これから商売を始める方や就職を考えている人は、創設者の理念に触れましょう。そこにファンを増やしたいのかどうかで決めましょう。
先日、トランスファーファクターのお問い合わせで、ネットワークビジネスとして儲かるのかどうなのか?というのがありました。
たぶん商材やサービスが仕事だと思っているんじゃないかと思ったわけです。
商材としての素晴らしさやサービスが充実していることは伝えましたが、それは過去の人々が作り上げてきたものです。そこが分からなければ、やっぱり青い鳥症候群みたいにフラフラまたどこかへ行ってしまうと思います。
だって、商材として面白いものは次から次に出てきますし、売り上げを伸ばしている企業も出てきますからね。
過去の人々が作り上げてきたもので商売するのではなく、一緒に創るという視点こそがあなたのビジネスになるのです。