8月17日(土)
広島神フェスまで、
あと、
18日☆
そしていよいよ、
10月5日(土)、
八百万の神喜劇 愛知公演の、
チケット発売日(8月4日☆)も、
近付いてきました☆
お待ちください☆
そして連日続く、
『魔』の話☆
あ「ふぅ…」
ス「何やお前、
そんな『魔』のこと、
ばっかり調べて」
あ「いや(笑)
別に特に意味はないんですけど(笑)
作家っていう職業柄、
調べたくなるとつい、
納得いくまでやる癖があって…(笑)」
ス「ちなみに、
言いにくいねんけど…」
ス「悪いけど、
お前もう、
魔物になってるで」
あ「…え…?」
ス「顔が魔物みたい…」
あ「ふざけんな(真顔)」
ス「ビクゥッ!?
じょっ、冗談やがな!」
あ「…ったくっ…。
ちなみに本当に、
魔物に憑かれた人って、
これまでにいるんですか?」
ス「おるで」
あ「例えば?」
ス「まぁ基本的に有名でなくても、
人から何かを奪い取ろうとしていたり、
自分だけ良ければ、
という心になってしまっている時点で、
その心は魔に、
憑かれてしまっているわな」
有名な人でもいるんですか?」
ス「知りたい?」
あ「魔に憑かれない程度に…(笑)」
ス「君らなら、
誰もが知っている人物や。
その名は…、
『織田信長』」
ス「あぁ。
ただ信長の場合は、
魔に憑かれたというより、
魔の力を借りたと言った方が、
適切かもしれんけどな」
あ「どういうことですか…?」
ス「その話に入る前に、
知っとかなあかんねんけど。
『魔』の力を借りると、
どうなるか?
それは超最短距離で、
富も権力も手にすることが出来る。
それはもう映画やゲームで見る、
『悪魔に魂を売る』という、
そのまんまの話よ」
悪の力を借りることにはリスクがある。
それは一度、
その力を借りてしまうと、
簡単には元の自分に、
戻られへんということや」
ス「いや、本当に冗談抜きで、
これは怖いことやで。
そして、
『信長』」
武田信玄と相対する時に、
その書簡に、
『第六天魔王』と署名したのは、
有名な話よ」
仏教の世界に於ける、
人々が欲望に囚われて生きる、
浅ましい世界を司る、
魔の世界の王のこと。
信長はその、
『第六天魔王』の力を借りて、
圧倒的な力を手にし、
そして、
延暦寺の焼き討ちや、
そして本願寺や高野山とも対立した。
まぁ信長が、
『第六天魔王』を名乗ったのは、
領土や領民を抱えて、
半ば戦国武将化して、
言うことを聞こうとせず、
独立国家みたいに振る舞う、
仏教徒を従わせる意味合いもあったんやけど」
ス「たださっきも言った通り、
魔の力を借りた時に生じる、
リスク。
それが信長の場合は、
もうその末路は知ってるよな?
…『本能寺の恋』や」
ちょっと、和んだわ」
ス「(笑)
魔の力を借りて得る力には、
どうしてもその下に、
多数の犠牲を強いていくことになる。
魔の力によって、
人に対する、
思いやりを失ってしまうからな。
そうして次第に、
人の心は離れ、
いつしかその背中から、
命を狙われることになる。
信長はまだ、
人の心も残ってたから、
かわいいもんやけど、
魔の力を借りた有名な所で言うと、
ソ連のスターリンや、
カンボジアのポルポト…。
後は中国の毛沢東とか、
ドイツのヒトラーもやな」
ス「そのどれもが、
末路は悲惨なように、
魔の力を借りるということは、
その魂を魔に捧げる、
ということでもあるねん。
それは確かに一時の快楽や、
恍惚感を味わうことは出来るやろう。
でも結局そこには、
何も残らなくて。
魂すらも残らなかったり、
死後も魔の世界に、
縛りつけられることもある。
だから変に興味本意や安易に、
魔の力を借りようとするのではなく、
生きてる時から、
神仏の加護に感謝して、
やっぱり、
思いやりを持って生きて、
人に優しく、
自分に優しく、
すべてに優しく
国を越えて、
人を愛し、
自然を愛し、
すべての神仏を愛し…。
自分が死ぬ時に、
喜ばれるような人生ではなく、
自分が死んだ時には、
たくさんの人に泣いて惜しまれる、
そんな良い人生を、な…。
これを見てくれている人には、
みんな、
送っていってほしいもんや」
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