8月17日(土)
広島神フェスまで、
あと、
19日☆
そして、
今日のお話☆
『魔』。
僕はその、
『魔』というものの、
存在意義について、
考えていた。
『魔』。
ス「『魔』について、
知りたいってか?」
あ「そうですね。
魔や魔物って、
一体何なのですか?
そしてなぜそれは、
存在するのでしょう?」
知っとかなあかんことがある」
あ「何でしょう?」
ス「『魔』という概念は、
世界のどこの国でも存在する」
あ「ほう」
ス「例えば日本でいう、
『魔』の起源というものは、
仏教に於ける釈迦が、
修行をしている時に、
刺客を差し向けて、
悟りを拓く邪魔をする存在。
代表的なもので言えば、
『第六天魔王』」
ス「そして、キリスト教でいう、
『サタン』」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190729/16/yuji-arakawa/4d/74/j/o0913108014516047358.jpg?caw=800)
ス「(笑)
サタンも同じように、
修行をするキリストに、
様々な誘惑を吹き込んで、
その邪魔をしようとする存在」
共通していることは、
何か?」
あ「…?」
ス「それは光に向かおうとする、
人の精神を、
邪魔をする存在である、
ということや」
ス「それは日本でも同じやねん。
イザナミを信じようとした、
イザナギの心の光を、
闇が覆うことで、
魔が差してしまったように。
いつの時も、
『魔』というものは、
この世が光で包まれることを、
阻止しようとする。
そしてその、
魔の力が強ければ強いほど、
その力に囚われた、
人の心の闇によって、
悪事がはびこってしまう」
存在意義は何なんですか?
別にいらないじゃないですか」
ス「それはお前、
違うで」
あ「どういうことでしょう?」
ス「『魔』というものは、
最初から存在するものではないねん。
『魔』というものすら、
君ら人間の心が、
呼び出しているということや」
あ「…え…?」
ス「釈迦やキリストが、
修行の中で戦った誘惑や煩悩。
それも元はといえば、
その心にあった闇のこと。
それが、
『魔』や『サタン』として、
地底より呼び出され、
具現化したということ。
この時代にまだ悲しい出来事や、
悲惨な現実があるということは、
それはこの時代に生きる人間の、
不安や猜疑心、悲しみ、怒りといった、
所謂『穢れ』というものが、
魔を生み出し、
悲しい現実を引き起こしている」
あ「…そんな…。
じゃあどうすれば…」
ス「だから一人でも、
多くの人間が光を見る必要がある、
ということや。
一人でも多く、
自らの闇と向き合い、
それを受け入れながらも、
敢えて光を見て、
光の世界に生きると決める。
ただ、
魔や闇があるからこそ、
光が認識出来るというのも、
事実でもあるねん。
そういう意味で言えば、
それが魔や闇が、
存在する意味ではある。
ただそうして、
闇を知りながらも、
光を見据えて生きる人の数が、
一人、二人と増え、
笑顔で今日を生きる人々が増えてくれたなら、
必ずいつか光が闇を覆い尽くし、
みんなが笑える、
本当の意味での、
極楽浄土のような、
幸せな世界がやってくる」
天照が岩戸に閉じこもって、
この世から光が消えて、
闇に包まれた時を解決したように、
思いきり笑うんや。
笑って、笑って、
思いきり笑って、
この世の闇を、魔を、
吹き飛ばしていこう。
戦争や貧困、人種差別…と、
長きに渡って、
闇が支配する時代が続いてきた。
でもさすがに、
もうええやろ?
そんな時代を変えることが出来るのも、
一人一人が今、
笑うことやねんから。
笑ってくれや。
君らの笑顔を見せてくれや。
その笑顔によって、
俺たち光の神も力を増すことが、
出来るんやから。
な?
ほら、笑え、笑えっ!!」
あ「は、はいっ!!」
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