まずは皆さんに、
御礼を☆
昨年10月18日出版の、
『神訳 古事記』が変わらず、
ずっと広がり続けてくれていて、
本日またAmazonで在庫切れとなりました☆
※早速転売屋さんが高値で出品してるけど、そこからは買わないように(>_<)
同様にたくさん広がり続けてくれていて、
また読み終えた方々からも、
続々とAmazonレビューを頂けて、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます☆
そして、
今日は昨日の瀬織津姫の物語の中で、
僕の身に起きた悲劇のお話…(笑)
バンッ!!!!
あ「ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
ス「『ぎえぇぇぇ!!』ちゃうわ!!
ドアホッ!!
何をしてんねん!!!!」
あ「いや!違うねんって!!こんなんなるはずないねんって!!!!なんで!!なんで!!!!」
天河大辨財天社からの帰り道、
路肩に止めていた車を再び動かそうとした、
その時…。
とてつもなく嫌な音の連続とともに、
僕の身に降りかかったのは…。
『縁石乗り上げによるパンク』…。
24歳の時に初めて自分で頑張って買った、
愛車ちゃんがぁぁぁ~…」
ス「………」
あ「何すか?何黙ってるんすか?
何か言ってくださいよ…。
せっかくだったらいつもみたいに、
笑ってくださいよ…」
…。
……。
………。
…………。
ス「せーの!!」
一同「おめでとう!!!!」
あ「オーマイガー!!
何が『おめでとう』じゃ!!
何を言うかと思ったら!!!!」
ス「何が『オーマイガー』じゃ!!
お前の『Oh my god!!』は俺、俺、俺じゃ!!あきらめろ!!」
何が『おめでとう』なのかって話よ!!
この悲劇を見ろ、この現実の悲劇を!!!!」
バカやろう!!
これは『陰を整える』という行為じゃ!」
あ「『陰を整える』!?
なんじゃそれは!?!?」
てか久しぶりやな、マハラジャおじさん」
あ「それはそれとして、
『陰を整える』ってなによ?」
ス「この世はすべて、
『陰』と『陽』で成り立っている。
お前は今その『陰』を整えたんや」
あ「意味が分かんないっす。
ってか、そんなの慰めにもなってないっす」
ス「えぇから、黙って聞けハゲ。
お前このマーク、一回は見たことあるやろ」
ちょっと一回黙れ。
これは『陰陽』を表すマーク。
陰陽とは、
元々中国の思想であり、
森羅万象、宇宙のありとあらゆるものは、
陰と陽、二つのバランスによって、
成り立っていると言われている」
あ「今はそんな話はもういいよぉぉぉ…。
それよりこれ運転できないじゃん~…。
家までまだ30キロあるのに~…」
ス「まぁ、ええから聞け。
お前はこれによって更なる発展が、
約束されたようなもんやねんから」
あ「ハイ、キキマス。メッチャキキマス、ナンデショウ」
ス「(ほんまに現金なヤツやで…笑)
ええか、まずはさっきも言った通り、
世の中は『陰と陽』、
二つのバランスで成り立っている。
光があれば闇があり、
正義があれば悪がある。
天があれば地があり、
高天原があれば、黄泉の国がある。
それはこの世の絶対法則やねん、わかるか?」
あ「分からん」
ス「分かれ。
正直これには理由なんてものはなく、
地球というものが、
天地の引力のバランスで成り立っているように、
『そういうものである』としか言いようがない。
じゃあそれをお前たちの日常生活に落とし込むと、
どういうことか?」
あ「?」
ス「『良いことがあれば悪いことがある』し、
『発展すればどこかで一度立ち止まる』ということよ」
あ「意味が分かりまへん。
別に立ち止まらせんでもええがな。
とことんまで伸ばしてくれたらそれでええがな」
ス「それがあかんねんって。
それは宇宙のバランスではない。
全力で走れば息切れして休みが必要なように、
動き続ければ反動で、
しばらく動けなくなるように。
それが宇宙と自然の法則であるということ。
運も同じ。
上がり続けたら必ず下がる時が来る。
それは誰にでも訪れる、
『運の絶対法則』やねん」
あ「それが僕にとっては、
『これ』だと?」
お前は去年の3月からこれまで、
異常なほどの『陽』の勢いで上がり続けてきた。
今、『陰』を整えておかないと、
これからの発展に向けた、
さらなる『陽』のバランスが取れないということよ」
あ「…まぁ確かにそう言われてみればぁぁ…、
これが起きたことによって、
今僕の気は引き締まってますし、
どこか色んな事に対して緩んでいた気持ちが、
『気を付けよう』っていう気持ちで、
ビシッとなってますけども…」
ス「ほら、『陰陽』のバランス崩れてたがな。
お前そのままの気が緩んだ状態で行ってたら、
もっと大きいトラブルとか大事故起こしてたで」
あ「ハッ!!
なるほど、それが『陰陽のバランスを整える』ということか…。
でももうちょっと優しく、
教えてくれてもいいじゃないっすか…」
ス「これぐらいしないと今のお前は気付かんから、
こうなるねん。
むしろ逆にこれまでの発展を考えたら、
これぐらいで済んだことを有り難く思え。
会社が急成長したら家庭が崩壊したみたいなことや、
宝くじに当たって人間関係が崩壊したみたいな、
よく聞く話のように、
『陰陽』のバランスは意識して生きないと、
本当に怖いものがあんねんから」
あ「意識するって、どうしたらいいんですか?」
ス「『日々世のため、人のために尽くすこと』や。
言葉を変えるなら、
日々『徳を積んでおく』こと。
昔から伝説と言われている経営者は、
この『陰と陽のバランス』を本能的に知っていたから、
発展していくと同時に、
社会に貢献していくことを忘れなかった。
神社に奉納したり、
慈善団体を立ち上げたり、
寄付をしたりな。
そういうことをして、
日々『陰と陽』を整えていくと、
『陰』の時でも、
気を引き締めて、
大きなトラブルに巻き込まれることなく、
小さなトラブルの中で、
自分で気づいて律して、
『陰』すらも『陽』のきっかけとして、
発展を続けていくことが出来る」
あ「わかりました…。
よぉくわかりました…。
これも良き出来事ですね…」
ス「えぇか、自分の身の回りに起きる出来事は、
すべて自分の人生にとって、
『良き出来事』や。
例え意に沿わないことであろうが、
決して『嫌なことが起きたら、嫌なことが続く』とか悪い方向に引っ張られず、
そこでその『陰』の意図に気付いて、
自分の人生にどうプラスに活かしていくか。
それによって、
人生の結果が変わっていく」
あ「ありがとうございます…。
でも自分、このままじゃ帰れないっす…」
ス「だからそれもお前の日々の、
『徳』の結果やと言うとるやろ!!
安心せぃ、見てみぃっ!!」
スサノオさんにそう言われて、
ナビを見るとそこには…?
パンク現場から、
わずか数百メートル先にある、
カー用品専門店、『イエローハット』さんの文字!!
ス「これが日々の『徳』の結果や。
ただしっかりこのことに感謝して、
これからも発展した分、
人に、社会に、
貢献していく気持ちを忘れるな」
あ「はい、必ず!!」
…。
……。
………。
…………。
そうして無事パンク修理を終えて、
ルンルン気分で、
いざお会計の時…。
…。
……。
………。
…………。
あ「ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」