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Teamスサノオで~すキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月18日

 

荒川祐二最新刊

 

【神訳 古事記】発売まで、

 

あと3日☆

※昨日いよいよ現物が僕のもとに☆


そして今日から始まった、
 
『出版記念全国講演&神社ツアー 』、

初めての講演ツアー静岡は、

 

おかげさまの満員大盛況☆


(※そのことについて詳しくは、また明日☆)


※その他全国各地の講演情報はこちら♪








そしていよいよ迎える、

 

新たなる未来に向けて、


 

僕はご祈願のために、

 

埼玉県は秩父にある、


『三峯神社』へと向かった。

道中、

 

スサノオさんが僕に話をする。

 

 

 

 

 

ス「祈願はもちろんええことやけど、

 

なんで三峯?

 

 

まぁ今更俺のとこ(荒川区の素戔雄神社)に正式に来い、

 

ともいう間柄でもないけど。

 

この前来てたし」

 

 

 

 

 

あ「そうですね。

 

三峯神社は荒川区の素戔雄神社と同じくらい、

 

実はご縁を感じていて、

 

 

まずは東京方面から、

 

ここに行くまでの道のりですよね」

 
あ「『荒川』だらけ(笑)」

 

 

 

 

ス「(笑)」

 

 

 

 

 

 

あ「まぁそれは冗談として、

 

先日直接お伝えはしたんですが、

 

 

やはり今回『古事記』の本を出すということで、

 

イザナミさんの黄泉の国編をどうしても、

 

そのまま書く必要があって、

 

そのことに対しての自分の気持ちを、

 

改めてきちんとお伝えしたいことと、

 

 

それにもう一つは、

 

ここに来るまでの道中にあります

 

 

 

 

ス「?」

 

 

 

 

そうして僕らが三峯神社に向かう前に降り立った場所、

 

『諏訪神社』。

ス「諏訪神社…。

 

タケミナカタか…」

 

 

 

 

あ「そうなんです。

 

やはり同様に今回今現代に伝えられている、

 

『古事記』の物語自体を伝えるとなると、

 

 

イザナミさんと同様に、

 

タケミナカタさんも国譲りの際に、

 

タケミカヅチさんに敗北したシーンを、

 

そのまま書かなければならない。

 

 

それに対しての自分の本当の思いを、

 

タケミナカタさんにきちんと伝えておきたかった」

 

 

 

 


 

…そうして僕らは、

 

タケミナカタさんが祀られている本殿にて参拝。

ペコリ、ペコリ、パンパン、ペコリ。

(二礼二拍手一礼)

 

 

 

 


 

あ「タケミナカタさん、

 

夏の旅での諏訪大社の時と同様で、

 

 

まだ今の僕には、

 

封印されたタケミナカタさんのお姿は見えませんし、

 

スサノオさんを通さないと、

 

声すらも聞くことが出来ません。

 

 

でももしよかったら、

 

スサノオさんを通してではなく、

 

僕の口から気持ちを、

 

お伝えさせて頂けたら幸いです」

 

 

 

 

ス「………」

 

 


 

 

あ「今回僕は、今この現代に伝えられている古事記の物語としての面白さ、

 

そこに登場する日本の神さまの素晴らしさを、

 

 

たくさんの人に伝え、

 

人と神さまの距離を縮めるべく、

 

広く世間にお伝えをさせて頂きます。

 

 

その中で国譲りの物語については、

 

従来通り伝えられているように、


 

タケミナカタさんが、

 

タケミカヅチさんに敗北を喫したという、

 

物語を書かせて頂いています。

 

 

けど決して、


それがそのままの事実ではないこと。

 

誰よりもよく分かっているつもりです」

 

 

 

 

ス「………」

 

 

 

 

あ「だからこそ、ごめんなさい。

 

今回はこういった形で伝えることにはなりますが、

 

 

今回で終わりではなく、

 

これから先の未来、

 

続いて行く日々の中で、

 

 

必ずタケミナカタさんの真実の姿、

 

その勇ましさ、

 

 

そして何より今も封印されているとはいえ、

 

全国2万5000社以上で祀られているほどのその神威を、

 

 

数々の権力者が恐れたほどの、

 

『強すぎた神 タケミナカタ』のその存在を、

 

 

様々な形で、

 

これからもしっかりと伝えていきたいと思っています

 

 

 

 

 


 

 

そうして改めて、

 

深々と一礼をしたその時…。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

本殿の向こう側から柔らかい風が吹き、


『ちゃんと分かってるよ』


という声が聴こえてきた…。

 

 

そんな気がした…。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

そして僕らはそのまま、

 

車を走らせ、

 

一路三峯神社へ。

駐車場に到着すると同時に、

 

辺り一面が霧に包まれ…。

 

 

 

 

 

ス「三峯に於いては、

 

霧が出るというのは、

 

眷属である狼が現れている証拠。

 

 

まぁ影狼もおることやしな」

 

そう言って影狼の方を見ると、

 

久しぶりに故郷に戻って来たことに、

 

喜びを感じているのか、



クールな影狼が、

 

心なしか嬉しそうな表情を見せていた。

 

 



 

そして霧に包まれた参道を歩き、

そしてご祭神の鎮まる拝殿へ。
 

あ「ここ…三峯神社のご祭神は、

 

イザナギさんとイザナミさん、

 

そして、

 

ヤマトタケルさん…ですか…」

 

 

 



ス「あぁ…。

 

夫婦同時に祀られているとはいえ、

 

 

イザナギとイザナミの話を取り上げたのも、

 

つい4、5日前のこと。

 

 

まだお前のフィルターでは、

 

仲の良い夫婦として、

 

同時に映し出すことは出来ひんやろう。

 

 

ここではイザナミと会えるだけでも十分やろう」

 

 



 

あ「そうですね…」

そして祈願の前に、

諏訪神社と同じように、

 

心を込めて参拝。

 

ペコリ、ペコリ、パンパン、ペコリ。

(二礼二拍手一礼)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…すると…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※イメージイラスト by AYUMI
 

『国産みの女神』、

 

イザナミさんが現れた。

 

 



 

 

イザナミ「遠方までようこそお越しくださいました…」

 

 

 



 

あ「いえ、こちらこそ。

 

こうしてお会いできて光栄です」

 

 


 

 

イザナミ「今日は…どういったご用件で…?」

 

 


 

 

あ「先日イザナミさんに直接お会いした時に、

 

お伝えしたことではあるのですが、

 

 

いよいよ3日後に、

 

古事記の物語を世に出させて頂くことになりました。

 

 

改めてそのことに対しての、

 

黄泉の国編を物語の中で扱うお侘びと、



イザナミさんへのきちんとした報告を…」

 

 

 


 

僕が頭を下げてそう言うと、

 

イザナミさんはフッと一度優しく笑い、


 

まるで母親のように温かく、

 

ゆっくりとした口調で僕に語りかける。

 

 

 

 


イザナミ「いえいえ、

 

もうそのことは十分に存じ上げておりますし、

 

荒川さんのお気持ちも十分に伝わっております。

 

 

だからもう何もお気になさらず、

 

ご自身の思いのままに、

 

まっすぐ進んでくださいませ」

 

 

 


 

あ「…ありがとう…ございます…」

 

 

 

 

 

 

 

 


女神の深い愛と、

 

思いやりに溢れた言葉に心を打たれ、

 

 

有難さに自然と、

 

頭が下がりそうになったその時…。

 

 

 

 

 

 

 


 


イザナミ「…ただ…一つだけお伺いをさせて頂きたいのですが…」

 

 

 

 

 

 



 

 

その言葉に一瞬にして気を引き締め、

 

下がりかけた頭を上げて、

 

イザナミさんの方を向いて、

 

返事を返す。

 

 

 

 

 


 

あ「はい」

 

 

 

 

 


 

イザナミ「荒川さんが常々仰られる、


『人と神の距離を縮めたい』。



これはなぜそのように思われるのでしょう…?」


 

 


 

 

あ「………」

 

 

 

 

 




 

今まで聞かれたことのない、

 

質問だった。

 

 

 

 

この3月から当たり前のように、

 

心の底にその思いを持って、

 

ただ一心不乱に駆け続けてきた。

 

 

 

 

その思いに対して、

 

何も疑問を抱くことなどなかった。

 

 

 

 

しかし、改めて…。

 

 

 

 

そう、改めてこうして聞かれると、

 

自分自身の心の内が一体、

 

どう答えるのか?

 

 

 

 

そのことに自分自身の、

 

意識を集中した。

 

 

 



 

あ「………」

 

 

イザナミ「………」



ス「………」

 

 

 



 

あ「僕が初めて日本の神さまの物語、

 

『古事記』に出会ったのが、

 

去年(2016年)の夏のことだったんです。

 

 

それまでは本当に、

 

神さまのことなんて何も知らなくて、

 

お寺でも二礼二拍手一礼していたほどなんです」

 

 

 

 

ス「このドアホが」

 

 

 

 


あ「そんな僕が神さまに対して抱いていたイメージは、

 

『全知全能』、

 

『夢を叶えてくれるもの』、

 

『苦しい時に助けてくれるもの』、

 

 

そういったイメージだったんです」

 

 

 

 

イザナミ「………」

 

 

 


 

あ「でも一度偶然手に取った古事記を開いてみると、


そこには自分の想像とは遥かに違う、


神さまたちの姿があったんです。

 

 

僕ら人間と同じように、

 

泣きたい時に泣いて、

 

笑いたいときに笑い、

 

 

喜びたい時には思いきり喜んで、

 

 

人間以上に人間臭くて、

 

人間以上に人間らしい。

 

 

そんな姿を見ていくうちに、

 

気付けばそんな日本の神さまが大好きになっていて、

 

もっともっと知りたいと思って、

 

 

たくさん神社にも行くようになって、

 

よりその八百万の神さまたちの歴史と背景を、

 

学ぶようになりました」

 

 

 

 

イザナミ「………」

 

 

 

 

 

 

 


 

あ「そうしたら、そこにあった神さまの姿、

 

その正体とは…、



『感謝』であったことに、


気付くことが出来たんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「………」

 

 

 

 

 


あ「風の中に神がいて、

 

空の中に神がいて、

 

大地に神がいて、

 

森の中に神がいて、

 

その中の植物や動物の中にも神がいる。

 

 

生きとし生けるもの、

 

そのすべての営みの調和と連鎖で、

 

この地球上の生命は成り立っていて、

 

 

その営みに、


『生かされている』奇跡に対して、


感謝の気持ちを持ち、


神さまの存在を見た。



そこにあったのは…

 

 

 

 

イザナミ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「決してすべてを司る『全知全能』の、


神の姿ではなかったということです。



神さまはいつだってどこにもいなくて、


どこにでもいる。



日々の当たり前の日常の中の、


一つ一つの生命の営みや小さなご縁の奇跡に、


神さまを感じて感謝し奉り、



そうしてまた神さまもご縁を繋ぎ、


また人も感謝し、支え合う。



そうして、


ともに歩み続けてきた時間こそが、



かつての人と神が、


当たり前にともに、


時間を過ごしていた時代の面影だと思ったんです」

 

 

 

 

 

イザナミ「…そう…ですか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「過度に崇拝し過ぎることもなく、

 

かといって敬意を忘れず、

 

 

そうして日々の『当たり前』の日常の中にも、

 

感謝を忘れず、

 

 

目の前の一つ一つ、

 

一人一人に、

 

たくさんの愛と思いやりを注ぎ、

 

生きていくことこそが、

 

 

僕は神と人がともに歩む、

 

本来の歩き方であり、

 

 

人が自分の足で、

 

自分の心で、

 

生きていく人生の歩き方だと思うんです。

 

 

それを伝えていくために…」

 

 

 

 

 

 

 

ス「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「僕は人と神さまの距離をこれからも、

 

ずっとずっと縮めていきたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イザナミ「…そう…ですか…。

 

よくわかりました…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うとイザナミさんは、

 

小さく息をフッと吐くと、

 

一度微笑んで僕に言う。

 

 

まるでその時の笑みが、

 

あのアマテラスさんのように慈愛に満ちた表情をしていて、

 

 

あの夏の伊勢神宮での旅の最後の風景を、

 

思い出させてくれた。

イザナミ「私たち神々が存在しようと存在しまいと、

 

この世界を生きる人が、

 

それぞれの人生を、

 

真摯に、一生懸命に、

 

生きていくことに変わりはありません。

 

 

そしてそのような思いを持って生きる人にこそ、

 

神は微笑み、

 

力を捧げるものです。

 

 

過度な崇拝や、

 

自分の人生を生きられていない依存こそ、

 

神を遠ざける一番の要因です。

 

 

あなた様の仰る、

 

『神と人の距離を縮めたい』という、

 

その思いが、

 

 

そのような思いではなかったということ、

 

深く承知致しました。

 

 

これからもスサノオ、そして私も含めた、

 

八百万の神々とともに、

 

歩いて参りましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「ありがとう…ございます…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イザナミ「心というものは、

 

いつだって真実を映し出す鏡です。

 

 

その内にある思い、本音、意図、

 

そういった一つ一つは良きも悪きも、

 

 

一瞬一瞬の言葉や表情、仕草、

 

そのすべての積み重ねによって、

 

伝わり続けるものです。

 

 

今私にお伝えしてくれた気持ちにまっすぐに、

 

惑うことなくこれからも歩まれてください。

 

 

もし道に迷いそうになった時は神社に来て、

 

ご神体の鏡の中に自身の心を映し出し、

 

振り返られてください。

 

 

『何が大切か』を、

 

『何を大切にしてきたか』を」

 

 

 

 

 

 

 

あ「わかりました…ありがとうございます…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イザナミ「いつまでも神と人はともにあります…。

 

今日はわざわざ来てくれてありがとう…。

 

ずっと見守っていますから…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うと、

 

イザナミさんは姿を消していった。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「神さまと人の距離を縮めたい」

 

 

 

 

 

 


 

 


 

ぶれない心と、


確かな感触を胸に、

 

 

 

 

 


 

 

 

 

いよいよ迎える、

 

新たなる未来へ。

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