２０１７年１０月１８日
荒川祐二最新刊、
『神訳 古事記』発売まで
いよいよあと４日☆
…そんな状況にも関わらず…(笑)
ス「う～～～～～～～！！！！
週刊～～～！！！！！！」
一同「スサノオ～～！！！！」
２日前にやったばっかりじゃん～！！」
ス「アホなことを言うな！！
俺たちの心は伊勢うどんのように温かく、
その麺のように柔らかい！！
困っているものがいたら、
助けるのが俺たちや！！」
あ「…伊勢うどんって、
あれ別にそないに、
『温かい！』というものではないで。
確かに麺はコシがなくて、
柔らかいけども」
力になるのが俺たち『Teamスサノオ』じゃ！！」
あ「困ってる者って…」
あ「こいつは別に困ってはないやろがぃ！！」
あ「やかましい！！」
天狗「ビクゥッ！？」
あ「そもそもこいつ（天狗）が昨日影狼にいちゃもんつけるから、
こんなややこしい話になったんでしょうが！！
別にどっちが人気あるかとか知らんし！！
っていうか、
悪いけど天狗が影狼に人気で勝てるわけないし！！」
一同「そんなんやってみなわからんやろがい！！」
いつもややこしい話に入ってくんねん！！
それよりも影狼自体はいいのか！？」
…。
……。
………。
…………。
さ、さすが影狼…」
ス「と、とにかく勝負や！！
こんな結果が見え切ってる勝負なら、
逆にやりやすい！！」
あんたが言いなや…（笑）
で、どうしますのん？
とりあえず今の段階で、
僕らの中で『影狼と天狗、どっちが好きか』を、
アンケート取ってみましょうか？
僕は審判という事で、
中立にしておきますが」
…。
……。
………。
…………。
あ「あんたら味方ちゃうんかい(笑)」
ス「ま、そらしゃあないやろ（笑）
影狼がこれまでどれだけ、
貢献してきてくれたと思ってんねん。
天狗、別にこれまで何もしてないし」
道「…でも影狼はともかく、
天狗先輩のことって、
そもそも誰も知りませんよね。
そういう意味じゃまだ不公平かも…」
塩「そうじゃの。
ワシも正直あんまりよく知らん」
因幡「やんす」
あ「確かに高尾山に行ってから僕についてきたとはいえ、
その後ロクに登場してないですからね（笑）
『ていうか、天狗ってなに？』って話ですよね」
ス「まぁじゃあそこら辺は、
自分で説明させたらいいんちゃうの。
おい、天狗。
自己紹介せぃ」
天狗「いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」
静かにやれ！！！！」
天狗「ビクゥッ！！」
ス「もうええわ。
おい、オバケ界のGoogle教えたれ。
改めて、天狗というものが何たるかを」
道「誰がオバケ界のGoogleや。
天狗についてですね。
まず天狗というのは、
そもそも山の神とも、妖怪とも、
眷属（けんぞく＝神の使い）とも言われており、
その存在や起源については諸説あります」
あ「なるほど、なるほど」
道「…天狗の中でも力の強い天狗は、
『大天狗』と言って、
存在によっては毒の息で都に疫病を流行らせたり、
大火を引き起こすなどして国家を揺るがし、
神仏の力でも手の付けようのない、
災厄を運んでくる大妖怪になるケースもあります…」
…。
……。
………。
…………。
あ「…マジ？
何か一気に怖くなってきたんですけど…」
そんなことないで！あ！候！！
拙者がつくと！！あ！！
良いこともいっぱい！！あるで候！！」
あ「例えば？」
道「まぁもうご存知の通り、
文字通り『天狗＝傲慢』になりますよね。
何ごとにおいても、
自分が一番にならなくては気が済まない。
人の下に立つなんて、
とてもじゃないが耐えられない。
自分の思いどおりにならないときは、
すぐに相手をねじ伏せる…と…」
一同「…お前、なんにもええトコないやないか！！」
天狗「ひ、ひえぇぇぇぇぇぇ！！」
あ「なに？
本当に天狗がついても、良いことないの？
このままだと彼、
影狼に勝てる要素0よ」
天狗の持つ要素って、
結構男性的なものが強いんですよね。
だからこのブログの読者さん層には、
尚更受け入れられないかも…」
ス「まぁええから、聞かせてみぃや」
道「天狗の起源の一つに修験道、
（山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、
悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰）
があります。
山中で修業する修験者たちが、
崇めていたものの一つが天狗であり、
彼らは悟りを得ることと同時に、
一部には超人的な力を求める者もいました。
その象徴としての、
天狗がいたということですね」
あ「ちょっとよく分からないから、
もう少し詳しく」
道「天狗がつくと、
超人的な力が身に付くということです。
空中に高く飛び上がれるようになったり、
異常なくらいに体力が強化されたり、
また念力が強力になったりなどなど…」
一同「マジで超人やん」
道「まぁ要はそういうことですね。
善悪両面を持つ天狗という存在に於いての
良い面として、
天狗に憧れていた方たちは、
そのような超人的な部分を信仰していたと…」
ス「だからこいつはこんなにマッチョやったんか。
そうやって考えたら、おいハゲ頭（荒川祐二）。
お前のフィルターもあながち間違ってなかったぞ」
あ「別に嬉しくもないですけど（笑）」
道「ただ面白い話を一つすると、
天狗がついていたと言われている、
代表的な歴史上の人物は、
『源義経』ですね」
あ「マジ！？超有名人じゃん！！」
道「源義経は幼少時代、
天狗伝説で有名な鞍馬寺に入れられており、
この時に鞍馬山の天狗が彼に付いて、
戦闘や兵法を教えたとか。
それで壇ノ浦の戦いに於ける、
船から船へと軽やかに飛び移って、
彼方に去っていったという、
伝説の『八艘飛び』は、
天狗が彼にさせたことではないかと…」
あ「はぇーーーー。
何となく天狗という存在が見えてきた気がするぞ…。
これならもしかしたら、
義経好きの『歴女票』も取り込んで、
影狼と良い勝負できるかも…」
道「まぁ何だか不本意ながら、
僕が天狗先輩の応援団長みたいになってますけど、
こんな感じですかね」
かたや、影狼…」
影狼は埼玉県は秩父にある、
『三峯神社』の眷属神。
それをこのハゲ頭（荒川祐二）が、
この夏の『日本の神を巡る旅』で、
全国に出る上での強力な仲間として、
『眷属拝借』という形でお借りした」
圧倒的な『厄除け』力。
影狼を始め、
三峯の眷属神がつけば、
身の回りの災厄のほぼ全てを、
防いでくれると思ったらいい。
だからこのハゲ頭は、
この夏以来、
ほとんど大きなトラブルに巻き込まれていない。
その他にも、
火伏（火事を防ぐ）、泥棒除け、
縁結びのご利益もある」
塩「こう聞くと、
影狼は本当に格好良いのぅ…」
因幡「僕もこうなりたいでやんす…」
ス「後は眷属であるから故に、
もちろん主（あるじ）には忠実で(※ハゲ頭=荒川祐二に対しては口は悪いけど)、
常にその主にピッタリついて、
24時間365日絶対に裏切ることなく守ってくれる。
まぁこんな狼が常に自分のためだけに守ってくれているなんて、
女子からしたらたまらんわな」
どうしましょうかね？
決着方法は？」
ス「ん～～～～…まぁぶっちゃけ、
どっちが勝った負けたとかはしたくないねんな～～。
別にそれをすることに意味はないし…」
あ「まぁそうですよね。
いくら天狗先輩と言っても、
読者さん皆さんにアンケートして、
晒し者にはしたくないですし…」
道「そうですね…」
塩「まぁ当然じゃの…」
因幡「やんす…」
天狗「（それ…拙者が惨敗するという前提で話してませんか候…？）」
ス「まぁでも結果的に、
今日のおかげで天狗のことがより知れたからいいんちゃうか。
ということで終わりにしよか、
せ～の！！Yes!!たかまがは」
天狗「ちょちょちょ！！ちょぉぉぉぉっと！！
ここまでやって何もしないのはぁぁぁぁぁ！！
男の名折れぃぃぃぃぃぃぃ！！
せめて！！せめて！！あ！！せめて！！
決着だけでも付けさせてほしいで候！！」
あ「って言われてもね～…」
ス「お！！ええこと思いついた！！
神に判断してもらおう！！
『決断』の神にズバッと判断してもらったら、
あきらめもつくやろ！！」
天狗「（『あきらめもつく』って…）」
あ「それいいかもしれないですね！！」
道「早くズバッと言ってもらいましょう！！」
塩「ズバッと！！」
因幡「やんす！！」
あ「ちなみに、決断の神って？」
…。
……。
………。
…………。
ス「アメノタヂカラオ～！！！！」
ス「まぁ主なご利益としては、
『怪力』や『スポーツ』の神やけど、
膠着した事態を打破する、
『突破力』の神でもあるから。
物事を突破するには決断も必要になる。
ということで、
タヂカラオ、ズバッと頼むわ」
あ「こんなことで呼んですいません…（笑）」
タヂカラオ「いえ！！（爽やかに）
影狼と天狗先輩！！
どっちが人気あるか、ですよね！！
では、僕の判断でよろしいんでしょうか！？」
あ「でも、あれかもしれないですね…。
タヂカラオさんもムキムキだから、
マッスル加点で天狗に軍配上がるかも…」
タヂカラオ「それでは参ります！！
（白い歯を出して爽やかに）
勝者は！！」
…。
……。
………。
…………。
一同「まぁ順当やわな」
ス「でも、よく健闘した方やと思うで。
おいタヂカラオ、
一応理由だけ言っといたれ」
タヂカラオ「影狼が勝者の理由ですか！？
それはやはりですね！！
天狗先輩は…」
…。
……。
………。
…………。
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