今日は珍しく息子君とTeamスサノオで~すキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月。

 

新しい月の始まり。

 

 

今日は、

 

ミッチ―も、塩ジイも、因幡もいない、

 

静かな時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

いよいよ18日後には、

 

最新刊『神訳 古事記』が全国発売される。

 

 

 

 

 

 

 

…。

……。

………。

…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「近い(笑)

 

なんなんすか(笑)」

 

 

 

 

 

ス「いよいよやな」

 

 

 

 

 

あ「えぇ、本当に」

 

 

 

 

 

ス「今の気持ちを一言」

 

 

 

 

 

あ「感謝、感謝のまた感謝ですね。

 

正直ここまで胸を張って、

 

世に送り出される作品を作りだせたのが、

 

 

これ以上ないほどの幸せです」

 

 

 

 

 

ス「たくさんの皆さんに愛して頂いてるしな」

 

 

 

 

 

あ「出版前にね…。

 

こんなの初めてです」

 

 

 

 

 

ス「でもやで」

あ「近い(笑)

 

なんや(笑)」

 

 

 

 

 

ス「今日から『アウトロー古事記2 ~初代神武天皇編~』の連載も、

 

再開したようやから、


言うとくけどやな」

 

 

 

 

 

あ「はい」


※今日から『アウトロー古事記2』の連載も始まりました☆

 

 

 

 

 

ス「半年前からこのブログを読んでくれてる方々はまだしも、

 

最近読んでくれるようになった方というのは、

 

 

もしかしたら古事記自体が何か、

 

知らん方が多いかもせーへんで

 

 

 

 

 

あ「あーーー。

 

そうかもしれないですね」

 

 

 

 

 

ス「そもそもお前、

 

今回この本出す目的は?

 

 

 

 

 

あ「本の袖にも書いている通り僕は、

 

このブログや本を通して、

 

 

遥か遠い存在と思われている、

 

『神さまと人間の距離を縮めたい』んですね。

 

 

その一つ目として、

 

日本の神さまの歴史と成り立ちを記したこの『古事記』という物語を、

 

 

世界で一番、

 

『明るくて、楽しくて、わかりやすい』形で、

 

世に出そうと思ったんです

 

 

 

 

 

 

ス「ふーん(鼻ホジー)」

 

 

 

 

 

 

あ「お前が聞いたんやから、ちゃんと聞けや」

 

 

 


 

 

ス「(笑)

 

でも何で『古事記』って、

 

こんなに敬遠されるんやろうな」

 

 

 

 

 

あ「一度読んでさえしまえば、

 

これ以上、

 

面白い物語はないんですけどね。

 

 

あなた(スサノオ)を始めとして、

 

出てくる男の神さまバカばっかりだし

 

 

 

 

 

ス「言い過ぎやろ(真顔)」

 

 

 

 

 

 

 

あ「(笑)

 

 

でもね、

 

古事記が中々読まれない理由は、

 

僕にはわかります」

 

 

 

 

 

 

 

ス「何で?」

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「最初に出てくる、

 

神さまたちの名前が長すぎて覚えられない(笑)」

 

 

 

 

 

 

ス「…(笑)

 

俺からは何とも言えんわ(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

あ「だから今回ね(笑)

 

そこら辺の部分の話は、

 

極力最小限に抑えさせて頂いた(笑)

 

 

 

 

 

 

ス「どんな風に?」

 

 

 

 

 

 

あ「まず古事記の始まりって、

 

天地が開けて、

 

そこに神さまが現れた。

 

 

その名が…、

 

アメノミナカヌシ、

 

タカミムスヒノカミ、

 

カミムスヒノカミ。

 

 

続いて、

 

クニノトコタチノカミ、

 

トヨクモヌノカミ、

 

ウヒジニ、スヒチニ、

 

ツノグイ、イクグイ…」

 

ス「はいはい!!ストップストップ!!

 

もうええ!!神の俺でももうええ!!」







あ「(笑)

 

いや本当に失礼を承知で言うと、

 

 

古事記の冒頭のこの部分で、

 

神さまと人間の距離って、

 

かなり引き離されてると思うんですよね(笑)

 

 

だから今回は、

 

その部分は一瞬で読めて、

 

理解できるようにしました(笑)」






ス「どんな風に?」






あ「こんな風に」

 
 
 
 

 
※イラスト by たっぺん
※今回の本のイラストは、僕の旧知の間柄のたっぺんさんにご担当頂きました☆いつものスサノオシリーズの絵を担当してくれているAYUMIさんの絵は、次作の本『スサノオと日本の神を巡る旅』でご登場頂きます☆


ス「おぉ(笑)

 

こんなやり方があったか(笑)

 

さすがエセ作家(笑)

 

 

 

 

あ「誰がエセ作家や(笑)

 

 

やっぱりこういったマンガを始め、

 

現代にある手法をすべて使って、

 

 

読み手がわかりやすくすること、

 

それが作り手の役割だと思うんです。

 

 

そういう意味でも、

 

最高のものが出来た」






ス「この漫画は他の部分でも使ってんの?」






あ「えぇ、こんな感じで各章の始まりに☆」

ス「ほえーーー。

 

斬新

 

 

 

 

 

あ「ありがとうございます。

 

 

ブログに書いていることと、

 

まったく同じものを出しても仕方ないですから」

 

 

 

 

 

ス「でもさ、

 

せっかくやったらこれに登場する神に、

 

その古事記の名場面を語ってもらったらええやん。

 

 

こうして直に神さまに話してもらえるっていう、

 

最大の武器があるんやから」

 

 

 

 

 

あ「あーーー、確かに。

 

それはありがたい。

 

 

どなたに来て頂きましょうか?」








ス「お前が思い浮かべたら、それでええやろ」








あ「んーーー。

 

どなたでしょうね…?」






 

…。

……。

………。

…………。









あ「お、誰でしょうかね?」










ガチャリ。










オオクニヌシ「どうも…」

スセリ姫「こんばんは」










あ&ス「ウソやん!?!?!?」










あ「オ、オ、オオクニヌシさん!?!?!

 

なんで!?!?!?なんで!?!?

 

まさかの大物登場!?」







ス「ワシらは小物か」







あ「いや、そんなつもりではないんですけど(笑)」






ス「おぅ、お前珍しいな。

 

何しに来たんや?」

 

※スサノオさんは、オオクニヌシさんにはいつも当たりがきつい(笑)






オオクニヌシ「どうでしょう…かね…。

 

風の吹くまま、

 

気の向くまま…ってやつですかね…







ス「(相変わらず…このナルシストが…)」






あ「い、いや!!でも光栄です!!

 

どうぞ、どうぞ!こちらへ座ってください!!

 

スセリさんも!!」







オオクニヌシ「…どうも…」



スセリ姫「ありがと~☆」







そうして、

 

 

僕らが出雲大社に行って出会って以来、

 

これまで一切こちら側に来る事なんて無かった、

 

 

オオクニヌシさんとの前代未聞の会話が始まる。








ス「おい、今回オオクニヌシは出てくんのか?」






あ「いや、そりゃもちろんですよ(笑)

 

 

何と言っても古事記の中での、

 

『この国を作った日本史上初の王』であり、

 

『国譲り』のメインの神さまですから

 

※『アウトロー古事記』オオクニヌシの国づくり編を、読み返したい方はこちらから☆







オオクニヌシ「…光栄…です」







あ「ちなみに、

 

本の中のマンガで、

 

『オオクニヌシの国づくり』を描いたシーンはこんな感じですね☆

スセリ姫「きゃー!!格好いい!!

 

オオクニヌシさん、やっぱり日本一!!」






あ「オオクニヌシさんの後ろに控える神はそれぞれ、

 

タケミナカタさんやオオモノヌシさん、

 

クエヒコさん、コトシロヌシさんもいらっしゃいますね☆

(※どの神さまがどれかは、皆さんで想像してみてね☆)

 

 

…オオクニヌシさん、

 

もし失礼でなければ、

 

この時の話とか少し聞かせて頂いても…いいですか…?」







オオクニヌシ「この時…とは…?」

 

 

 

 

 

 

あ「あっ、すいません(笑)

 

 

『国づくり』…の時の思い出とか、

 

裏話とかあれば…」

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「国づくり…懐かしい…ですね…」

 

 

 

 

 

ちなみに、

 

『オオクニヌシの国づくり』とは、

 

 

古事記の中での名場面の一つ。

 

 

元々、

 

軟弱でいじめられっ子だった神のオオクニヌシが、

 

 

数々の試練を経て、

 

大きく成長し、

 

 

この国史上初の王となっていく物語である。









オオクニヌシ「思い出…という思い出は…、

 

特にありませんが…。

 

 

必死だったので…」









あ「そ、そうですか…。

 

(やっぱり少し話しにくいな…)

 

 

で、でも、やっぱりオオクニヌシさんほどの、

 

神さまでも必死だったんですか?」

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「それは…そうですね…。

 

 

自分の兄たちの策略によって、

 

丸焦げの岩に押しつぶされ、

 

木の間に挟まれ、

 

二度も惨殺され、

 

黄泉の国(根の堅洲国)へ。

 

 

そこで出会ったスセリに一目ぼれして結婚。

 

 

その後スセリの父親であるスサノオさんに、

 

理不尽な試練を山ほど与えられ、

 

そこでまた何度も殺されかけ…」






ス「おい、あれは俺の愛じゃ!!

 

 

あれのおかげで、

 

お前は強くなれたんやろがい!!」

 

 

 

 

 

ちなみにスサノオさんは、

 

最愛の娘を取られた腹いせか、

 

 

無数のハチやヘビの飛びかう部屋で

 

オオクニヌシさんを寝かせたり、

 

 

遠くに放った矢を取りに行くよう指示をして、

 

その最中に辺り一帯に火を放つなど、

 

 

古事記の中で、

 

かなりめちゃくちゃなことをしています(笑)

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「フッ…。

 

まぁ…確かにあの日々のおかげで、

 

僕は大きく、

 

強くなれましたよ…。

 

 

感謝はしていますよ、お義父さん」

 

 

 

 

 

 

ス「お義父さんとか言うな、気持ち悪い」

 

 

 

 

 

 

あ「何かやっぱりこうして古事記の伝説を直に聞くと、

 

新鮮ですね。

 

 

オオクニヌシさんから、

 

何かこのブログを見てくれている皆さんに、

 

お伝え頂けることなどはありますか?」

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「…そう…ですね…。

 

 

神というものは…私を始めとして…、

 

決して最初からすべてを超越したような存在ではありません…。

 

 

それはもちろんそこにいるスサノオさんも、

 

ヤマタノオロチを倒す前は同様で…。

 

 

しかしそんな未熟な自分でも、

 

自分自身の可能性を信じて、

 

時に迷い、

 

悩み苦しみながらも、

 

前に歩んでいく…。

 

 

その必死で生きてきた過程の中で、

 

知らず知らずのうちに道が拓けて来た…。

 

 

大切なことは『成長』をしていくことだと思います…。

 

 

それは神も人も同じこと…。

 

そんな未来をともに歩んでいけたら…と思っています…」

 

 

 

 

 

スセリ姫「オオクニヌシさんが、こんな喋ってるの初めて見た…」

 

 

ス「明日は雪でも降るかな」

 

 

 

 

 

あ「オオクニヌシさん…本当に…ありがとう…。

 

ありがとう…ございます…」

 

 

 

 

 

ス「何か新鮮やな。

 

またこうして古事記の名場面に関連した神々に登場してもらって、

 

実際の話を語ってもらうか。

 

 

イザナギ、イザナミに、

 

クシナダ、アメノコヤネ、オモイカネ。

 

タケミカヅチにタヂカラオ、

 

宗像三女神に住吉三神。

 

 

アメノウズメに猿田彦、

 

アマテラス…は無理にしても、

 

ツクヨミ兄やんに、天孫ニニギ…。

 

 

ってこうしてザッと振り返ると、

 

この夏の旅で出会ってきた神さまばっかりやな。

 

みんな快く来てくれるやろう。

 

 

お前、本当に積み重ねてきてよかったな」

 

 

 

 

 

 

あ「えぇ…本当に…。

 

光栄です…」

 

 

 

 

 

 

あ「はいはーい。誰だろう?」

 

 

 

 

 

 

一同「どうもー!!」

因幡「遊びに来たでやんす~!!」

 

 

 

 

 

 

因幡「あー!!!!オオクニヌシさん!!

 

オオクニヌシさんでやんす!!

 

 

わーい!!オオクニヌシさん!!オオクニヌシさーん!!(すごい勢いで飛びつく)」

 

 

 

 

 

 

※因幡は古事記の物語の中で、

 

有名な『因幡の白兎』の話として、

 

意地悪な神さまに騙されて死にかけていた所を、

 

オオクニヌシさんに助けてもらったという恩があります。

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「ハハッ、白兎神(※因幡の本名)。

 

久しぶりじゃないか!

 

元気してたか?」

 

 

 

 

 

 

 

そう言ったオオクニヌシさんの表情は、

 

まるで心底心を許している旧友に再会したように、

 

僕が初めて見る柔らかい笑顔を見せていた。

 

 

 

 

 

 

因幡「もちろんでやんす!!


えー!!なんでここに!?なんで!?」

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「たまには…な。

 

いつもと違う場所に来てみるのも悪くない」

 

 

 

 

 

 

因幡「えー!!また来てくれでやんすー!!

 

オオクニヌシさん大好きでやんす…。

 

ずっとずっと大好きでやんす…」

 

 

 

 


 

 

そう言った因幡は、

 

普段僕らには見せないような表情で、

 

涙を流していた。

 

 

 

 

 

 

 

日本の神さまって、

 

やっぱりどこまで行っても、

 

 

人間臭くて、

 

かわいくて、

 

そんな姿が美しい。

 

 

 

 

 

僕は、

 

こんな日本の神さまが大好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

『神様と人間の距離を縮めたい』。

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな月の始まりとともに、

 

僕にとっても大切な時間が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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