あ「日本の神々~~~~!!!!」
一同「『イケメン選手権』~~~!!!!」
※画像はスサノオさんのたっての希望なだけなので、本編とはほぼ関係ありません。
あ「え~(笑)
ということで、
真面目な話が続くと、
ついつい恋しくなる。
それがこの『週刊スサノオ』でございますが(笑)」
ス「まぁこれが俺たちの、
本来あるべき姿ってやつ?」
道「ここにアマテラスさんが加わったら、最高なんですけどね」
塩「オオクニヌシもじゃな」
因幡「やんす」
あ「…そこでですね…」
一同「おっ!?特別ゲストかっ!?!?」
あ「はい!来てます!!」
ス「だ、誰や!?誰や!?!?」
道「アマテラスか!?オオクニヌシか!?
塩「オオヤマツミは怖いからいらんぞよ!!」
因幡「やんすやんすやんす!!」
あ「本日の【週刊スサノオ】ゲストはこちら!!」
一同「おっ!!」
あ「天孫ニニギノミコト~!!」
イエー!!」
…。
……。
………。
…………。
一同「なんで、女性に嫌われ者のニニギ?」
ニニギ「な、なんだ!その歓迎してません、みたいな空気は!!
っていうか、誰が『女性に嫌われ者』だ!!
ぼ、僕は天孫だぞ!!アマテラスの孫だぞ!!」
あ「(笑)
『何か楽しそうだから、一回来てみたい』
ということで呼んでしまいました(笑)」
ス「…まぁええけど。
それやったら、オオヤマツミも呼んだ方がええんちゃうか?」
一同「ええぞー!ええぞー!!呼べ呼べー!!」
ニニギ「いっ!?!?オ、オオヤマツミだけは!!
オオヤマツミだけは勘弁!!勘弁して!マジで!!マジで!!」
※天孫ニニギは、山の神オオヤマツミの娘さまに対してひどいことをして、以来オオヤマツミには滅法嫌われております(笑)
あ「(笑)
っと、まぁ相変わらずのTeamスサノオでございますが(笑)
今日のテーマはですね、
『日本の神々イケメン選手権』ということで行っていきたいと思います」
ス「なんで?
なんでそんなんする必要あるん?
もうやる必要ないやん。
日本の神々でイケメンと言えば、
イケメン爆発の『俺、俺、俺』を差し置いて、
他に誰がおるん?」
あ「えー、あなたがイケメン爆発なのはもう十分わかっているので、
今回はですね、
古事記の物語の中で、
『イケメン』と言われている神々は、
『本当にイケメンなのか?』
ということを検証してみようと思います(笑)」
ス「どないして?」
あ「日本中に設置されているその神さまの像や絵をもとに、
僕らの独断と偏見にまみれながら、
検証していきたいと思います」
ニニギ「ちょっと待ってよ」
あ「何でしょう?」
ニニギ「古事記の中では、
僕って『イケメン』とは言われていないんだよね。
でも、ほら?
実際の『僕、僕、僕』ってイケメンじゃん?
っていうか、どっちかっていうと『かわいい系』じゃん?
それは検証しないの?」
道「(このボンボンが…)」
塩「(いっぺんドついたろか…)」
因幡「(皮剥いでやるでやんす)」
ス「…おい、何か言ったれ」
あ「えー(笑)
まずニニギさんに関しては、
宮崎県は小林市にある霧島岑神社(きりしまみねじんじゃ)に、
ニニギさんらしいと言われている石像がこちら☆」
…。
……。
………。
…………。
一同「ギャーハハハハハ!!
ブッさ!!ぶっさいく!!
ざまぁみろ!!調子乗んな!!
このばあちゃんの七光りが!!」
※個々人の感想です(笑)
ニニギ「な、なんだとっ!?
おばあちゃん(アマテラス)に言うぞ!!
このバカ者どもがっ!!」
ス「っていうか、ビーチクが!!ビーチクが!!何このビーチク!!」
ニニギ「…ブツブツブツブツ…こいつら絶対しばく…ブツブツ…」
あ「え~まぁ、仏教の仁王さんと習合した姿でもあるらしいので、
純粋なニニギさんとは言えないのですが(笑)
…っとまぁこんな感じで、
『イケメン』と言われている神さまは、
実際はどうなのか?
ということを検証していきます☆
ちなみに、
古事記の中で明確に『イケメン』として、評されているのは、
やはり何柱もの女神を一目惚れさせてきた、
オオクニヌシさん…」
ス「ちょっと待て。
ここは俺にやらせろ」
一同「(出た…オオクニヌシには極端に厳しい親父…)」
ス「みんなこのブログでオオクニヌシを見て、
このイメージを持っとる」
AYUMIさんが素敵な絵を描いてくれました」
ス「しかし、実際はっ!!
島根県は玉造温泉街に設置されている像で、
こちらっ!!」
…。
……。
………。
…………。
一同「(こ、これはこれで、かわいいような…)」
ス「ギャーハハハハハ!!小太りっ!!
このオオクニヌシ、小太りッ!!
イケメンとは程遠い小太りッ!!」
一同「(こっ、この男だけはほんまにっ…!)」
因幡「僕にとってオオクニヌシさんは命を救ってくれた方だから、
複雑でやんす」
あ「因幡、スサノオさんが失礼でごめんね。
俺から謝っておくよ」
ス「ヒヤー!あー……笑った、笑った。
じゃあ、次行こか」
あ「え~中々、
隠しきれない最低っぷりが、どんどん露呈しておりますが(笑)
続いて古事記で『イケメン』と言われているのは、
海の女神トヨタマ姫を見事に惚れさせた、
山幸彦さんですかね」
ス「山幸彦ぉぉぉぉ?
俺はよく知らん。
知らんからどうでもいいから、
勝手にやってくれ」
一同「(っほ、ほんまに、この最低な男だけは…!?」
塩「山幸彦はワシに任せろ。
何と言っても、
奴を竜宮城に導いたのは、
『ワシ、ワシ、ワシ』じゃからな」
一同「おっ!!」
塩「それでは絵本『海幸彦 山幸彦』(ポプラ社)より、
こちらっ…!!」
び、微妙…。
って、うぉい!!」
塩「?」
一同「こ、これはし、塩ジィ!?!?」
神っぽくて良い」
一同「(こ、こいつ、自分のために山幸彦をダシに…)」
あ「えー(笑)
進めていくうちに、
どんどん本性があぶり出されていくのが、
『週刊スサノオ』の特徴ですが(笑)
続いて、
『古事記の中でイケメンと言われている神』の最後を飾るのは、
女装した姿が、
女性にも引けをとらない、
艶かしさを醸し出していたという、
このお方っ…!!」
一同「おっ!!」
あ「ヤマトタケル~!!」
ス「…なぁんか、もう飽きてきた~。
そろそろ終わろうや」
一同「(ほんっまに、この男だけは、
そんなに他の神が褒められるのが嫌か…!!)
あ「はいはい!!ワガママ言わない!!
ヤマトタケルさんは、
静岡県静岡市 日本平にある銅像で、
こちらっ!!」
一同「おー!これは確かにイケメン!!」
ニニギ「さすが僕の血を引く者…。
よくやった」
ス「…(憮然)
いや、でも…」
あ「なんや!!まだ文句あんのか!!」
ス「これはどうなん?
静岡県は清水市矢倉神社にあるヤマトタケル像で、
こちらっ!」
…。
……。
………。
…………。
ス「こんなん…」
ス「宮史郎やん」
一同「(こ、こいつ!!
神のくせに、
こんなんどこで見つけてくるねん!!
っていうか、
この執念はどこから来るねん!!)」
ス「いやぁ~!満足、満足!!
さぁ終わろか」
一同「ちょっと待てぇぇぇぇぇい!!」
ス「なんや?」
道「あんた、散々他の神バカにしといて、
あんたはどやねん?」
塩「そうじゃぞ」
因幡「やんすやんすー!!」
ニニギ「やったれ!やったれー!!」
ス「そんなん言うても、
どうせお前ら程度が用意する俺の像なんて…」
ス「牛頭天皇と習合した、こんなんとか」
ス「埼玉の調神社にある、こんなんとかやろ?」
ス「別にこれぐらい屁でもないわ」
あ「………。
え~、それがですね…。
実は一点だけ気になるものが…」
一同「おっ!!」
ス「俺の心は大海原のように広く、
白鳥のように美しい。
ちょっとやそっとで心乱すかい。
なんや?ズバッと言ってみぃ」
あ「えー、それでは…これは頂いた情報なので、
僕もよく出自がわかっていないのですが、
島根県は広瀬町 金屋子神社にあると言われている、
スサノオ像でこちらっ!」
…。
……。
………。
…………。
一同「イエー!!ええぞー!!ええぞー!!
ざまぁみろー!!
この重度のナルシストがー!!」
ス「そ、そんなアホな…。
こ、この俺が、そ、そんな…(床に崩れ落ちる)」
あ「え~(笑)
っということでですね、
『他の方の悪いことは言うものではない』
という教訓を以て、
今回の『週刊スサノオ』を終わりにしたいと思います(笑)
ありがとうござ…」
道「ちょっと待ったー!!」
あ「ミッチー、なによ?
良い具合に締めれそうだったのに」
道「今日『僕、僕、僕』は、
何も活躍してません!!
だから最後に宣言しましょう!!
『日本の神々イケメン選手権』、
No.1はこの…僕ですっ!!」
一同「(…また何を言い出すか、このアホは…)」
道「それではご覧頂きましょう!!
サングラスを外した僕の、
真実の姿はこちらっ…!!」
…。
……。
………。
…………。
※またいつか見た目だけじゃなくて、中身も含めた本当の意味で、『日本の神々イケメン選手権』を投票制でやりましょうね(笑)
※今日の予告編で使ったスサノオの画像は触れるスペースがなかったので、また次の機会にでも(笑)