あと9回。

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ワタツミ「塩盈玉を使えば、津波や高潮がお兄さんを襲うでしょう。

 

死にそうになったら塩乾玉を使えば、潮は引きます。

 

そこまでしたらさすがに観念するでしょう」

 

 

 

山幸彦「えぇ、いいのかなぁ。ありがとう」

 

 

 

こうして海神ワタツミの協力を得た山幸彦だったが、

 

どこかモヤモヤするのはなぜだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、この問題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰が悪いかといえば、

 

この男、


山幸彦がすべて悪いのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミは山幸彦の話だけを聞いて、

 

小さなことでしつこく怒り狂う器の小さな兄と、

 

思ってしまっているかもしれないが、

 

 

 

元はといえばこの男が、

 

「道具を貸してくれ」と言わなければ済んだ話。

 

 

 

 

 

さらに、

 

3年も放置せずにすぐにワタツミに相談をしていれば、

 

赤鯛も3年間も喉に針を刺したまま生活しなくてよかったのである。

 

 

すべての元凶はこの男、山幸彦である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、海の神ワタツミの力を借りて、

 

兄への復讐を決意した山幸彦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、陸地に帰ろうにも方法がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでワタツミが、

 

サメたちを呼び集めて言った。

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「お前たちの中で、一番早く陸地に行けるのは誰だい?」

 

 

 

 

 

 

 

その問いかけに一匹のサメが言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

サメ「俺なら一日で行けるぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「本当か。じゃあ任せたぞ。さ、山幸彦殿!!」

 

 

 

 

 

そう言って促すと、

 

山幸彦はサメの背中に乗って地上世界へまっしぐら。

 

 

 

 

 

 

あっという間に陸地に到着してしまった。

 

 

 

 

 

山幸彦「ありがとう」

 

 

サメ「どういたしまして」

 

 

山幸彦「サメさん、これ良かったらどうぞ」

 

 

 

 

 

そう言って、

 

山幸彦は身に付けていた短剣をサメに授けた。

 

 

 

 

 

以来、サメの歯は刀のように鋭くなったという。

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