こんにちわキラキラ

あとこれを含めて、

残り10話笑い泣き笑い泣き

寂しくなってきた!!

けど、『アウトロー古事記』参ります!!
 
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赤鯛「ワタツミ様!ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言って赤鯛が喜び去っていったあとに、

 

ワタツミはその針を丁寧に洗い清めて、

 

山幸彦にその釣り針を手渡した。

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「本当に良かった。

 

これでお兄さんにも許してもらえそうかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

山幸彦「いやぁそうだといいんですが…。

 

あの怒りっぷりだと、どうだろう?

 

三年もほったらかしにしちゃったし…」

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「なに?そなたの兄は、

 

これでもまだ満足いかぬと申すか?

 

なら仕方ない。こちらもお渡ししておこう」

 

 

 

 

 

山幸彦「…これは?」

 

 

 

 

 

ワタツミ「これは塩盈玉(しおみつだま)と塩乾玉(しおふるだま)。

 

お兄さんに釣り針を返す時には、

 

『この釣り針は,おぼ針(心がぼんやりする針),すす針(心が荒む針),貧針(貧しくなる針),うる針(愚かになる針)』

 

と唱えながら、後ろ手に返しなさい。

 

 

すると、お兄さんはその通りになるでしょう」

 

 

 

 

 

 

 

山幸彦「えぇ、いいのかなぁ…」

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「そんな小さなことすら許せない兄なら、

 

このぐらいの報いは当然。

 

さらに兄が高いところに田を作ったら、

 

あなたは低いところに田を。

 

 

兄が低いところに作ったら、

 

高いところに。

 

 

そうしたら私が雨をあなたの田だけに上手く降らせましょう。

 

 

すると、お兄さんは怒るでしょう。

 

 

そのときに、

 

この塩盈玉(しおみつだま)と塩乾玉(しおふるだま)の出番です」

 

 

 

 

 

 

 

 

山幸彦「これを?どう使うの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタツミ「塩盈玉を使えば、

 

津波や高潮がお兄さんを襲うでしょう。

 

 

死にそうになったら塩乾玉を使えば、潮は引きます。

 

 

そこまでしたらさすがに観念するでしょう」

 

 

 

 

 

 

山幸彦「えぇ、いいのかなぁ~~~。ありがとう~~」

 

 

 

 

 

 

 

こうして海神ワタツミの協力を得た山幸彦だったが、

 

どこかモヤモヤするのはなぜだろう?

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