スサノオで~す
小春「………」
ス「雨、大変やな」
あ「そうね。
何か今年は、降る地域と降らない地域の差が激しいね」
ス「あいつ、荒ぶっとるな」
あ「あいつって?」
ス「雨の神」
あ「そっか、『雨の神』もおるんか。
そういえば、
日本の『雨の神』って誰?」
ス「『おかみのかみ』」
あ「相撲部屋の嫁?」
ス「それは『女将』や。
『女将の神』って、何かお前凄いの出てきそうやんけ」
あ「こんなん?」
ス「…うん…まぁ…、そやな…。
何でこんな的確な画像あんねん…(笑)
ともかく、漢字は難しいけど、
古事記に於いては、
イザナギが『火の神』ヒノカグツチを斬り殺した時に、産まれた神とされている」
あ「どこに祀られてるの?」
ス「主には京都の貴船神社。
あそこは景色が本当に素晴らしい。
特に冬がな」
ス「それに、夏には傍の川床で食べる料理が最高。
そろそろ時期ちゃうかな?」
※写真はそれぞれ『ぐるたび』と『おけいはんネット』よりお借りしています☆
あ「あ、これ2、3年前に行ったことあるわ。
川床でお蕎麦食べた」
ス「マジ?最高やったやろ?
あれは、ぜひ人生に一度はお勧めやで。
親孝行にも最高よ。
『貴船の川床』は、
一度は親御さんに経験させてあげてほしい、夢の場所やわな。
龍の古語で水や雨を司る龍神でもあるから、
『龍神好き』にもお勧めよ。
ていうか龍と言えば、小春(うちに棲んでる龍神の赤ちゃん)は?」
あ「赤ちゃんだから、もう寝てるわ。
ていうか、あれだわ。
8月5日にさ、
皆さんと行く予定の『関西神社ツアー 丹生川上神社』のご祭神が、オカミノカミさんだわ」
ス「お、それもちょうどええやん。
『あんまり荒ぶるなよ。冗談抜きで』って、
スサノオが言ってたって、言っといて」
あ「無茶ぶりか。笑
って、やばい。
ゆるゆる喋り過ぎた。
今日は、久しぶりに『お悩み相談』行こうと思ってたのに(笑)」
ス「もう最近書くことが、色々ありすぎやからな(笑)
ええやん。
今からやろうや。
いつも言ってるけど、
ある意味、俺たちがゆるゆるすることが、
読んでくださってる方々を、ゆるゆるさせることに繋がるんやから。
ここ最近のように、ガッツリ気合を入れて書く話もいいし、
『週刊スサノオ』みたいに、ただ、ただ、バカなだけな時間もいいし、
神社巡りや日常の会話みたいに、情景と神との会話が見える楽しい話もいい。
今日みたいなゆるゆるもいい。
まだまだ先は長い。
日々、色んな表情があるということ。
それが感情をコントロールするということよ。
感情をコントロールするということは、人生をコントロールすること。
…っと、その前に…」
ブッ。
あ「だからといって、屁こかんでええねん。
じゃあ、このまま『お悩み相談』行きますか。
今日はこちら♪」
ス「ふむふむ。ええことやん。
っていうか、昨日の話もこんなんやったな(笑)」
あ「でも改めてだけど、
こういう人間と神の相性ってさ、
どうやったら決まるんだろうね?」
ス「どうやったらって?」
あ「いや、前からも、昨日も言ってくれているみたいに、
人間側からその特定の神さまのことを好きになったら、
神さまもそれに応えてくれるっていうのは、
確かに人間同士の感情と同じで、よくわかるんやけども。
その他にも、
『生まれ育った土地や今住んでいる場所の神さま』である、
産土神さんや氏神さんが守ってくれるとか、
そういうのもよくわかる。
それよりもっと、そもそもの話」
ス「何言ってるのか、意味不明」
あ「いや、だからさ、
何かもっと根源的な部分の話ってあるのかな?と思って。
人間同士でも『好き』や『憧れ』に至る前にも、
それぞれの過去や生き方の深い部分に、
その『好きになれる理由』、『憧れる理由』があるわけじゃないですか。
その、『そもそも』の理由というか」
ス「好きに理由なんてない」
あ「胸キュンか」
ス「まぁそれは冗談として(笑)
『自分に合った神さま』を見つける上で、
『憧れ』や『好き』、『産まれ育った地』の他に、
もう一つ方法がある。
そして実はこれは、
深い、深い、それぞれだけの『命』の意味を持っている」
あ「『命』?
何、その話?興味深いわ」
ス「まぁ『命』っていうか、『祖先』。
何代も先の自分の遠い、遠い祖先も含めてな。
まぁお前も多少は知ってると思うけど、
実は今日本各地で祀られている神さまのほとんどが、
かつて遥か昔の豪族たちが祀っていた神さまやったり、
もしくは、その遠い祖先自身やったと、言われているのは知ってるよな?」
あ「多少は聞いたことあるね。
確か、ニギハヤヒさんが物部氏の遠い祖先やったとか?」
ス「そうそう、そういう話。
後は忌部がフトダマノミコト。
中臣はアメノコヤネノミコトとかな。
その中で、稲荷を信仰していたのは誰やと思う?」
あ「知らん」
ス「アホのお前に期待した、俺がアホやったわ(笑)
秦氏よ。
かつての、京都一帯の豪族。
彼らが信仰していたのが、『稲荷神』」
あ「伏見稲荷を作った人?」
※写真は公式より。
ス「まぁそうとも言われてるな。
何が言いたいかというと、
自分がなぜか無意識に共感を得る神さまがいたとして、
自分の血族を過去に遡って辿っていく。
すると、実は自分の祖先が大切に祀っていた神が、
その神だったりするってこと」
あ「マジ?鳥肌」
ス「だから、
もしかしたら質問者さんの祖先を遡っていけば、
秦氏やその他にも狐に関連する何かに、
関係があるのかもせーへんということ」
あ「やべぇ、話が壮大になってきた」
ス「そこまで壮大でなくても、
自分のおじいちゃんやおばあちゃんが、
眷属も含めて、ずっと大切にしてきたのが、お稲荷さんやったとかな。
そんな身近な所に答えがあったりもする」
あ「なるほど~~」
ス「まぁでも、
自分の祖先が誰で、どういう流れで、
今の自分自身の命に繋がっているのか?
これって今の人は誰も知らんやん?
精々何をしてたか知ってるのって、自分のおじいちゃん、おばあちゃんまでやろ?
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんのことですら知らない。
それは確実に何千年と続く、『命の繋がり』の損失でさ。
これを機会に、自分のルーツというものを辿ってみる。
良いことやと思うで。
その時に、
自分の命の意味、
自らの存在の意味、
今自分が生きていることに対する、
命の繋がりの奇跡を感じることが出来るかもせーへんし。
『これだけの壮大な命の繋がりの一番先に今、自分がいる』
その『絆』の意味を知るということは、
自分自身が生きていくための心の柱として、
決して無意味なことではないと思うよ」
あ「ゆるゆる喋ってたのに、結局真面目に(笑)」
ス「まぁ大切なことやからな(笑)
質問者さん始め、
ブログを読んでくださっている方々が、自分の命のルーツを知り、
それぞれが、有意義な人生を過ごすことを俺は祈ってるよ。
きっと、その皆さんそれぞれの祖先が大切にしてきた神々もな」
あ「きっと、気付いてくれるのを待ってるのかもしれないね。
その神さまたちも」
ス「そうやろうな」
あ「ありがとうございます
ではでは、そろそろ『神さま言葉』行きますね」
※ご質問採用された方には、こちらの『オリジナル神さま言葉』をブログ画像でプレゼント致します
あ「ゆいさん、この度はご質問ありがとうございます」
ス「毎日楽しいな。皆さんのおかげさまで。
これからも一歩一歩、続けていこな」
あ「本当にね久しぶりに、ゆっくりラーメン食べに行きましょか☆」
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