荒川祐二で~す口笛キラキラ

スサノオで~すグッグッ



パンケーキで~す口笛口笛

 

 

 

 

 

あ「何ていうか、ほんとに、あれね」

 

 

ス「何や?」

 

 

あ「スイーツも大好きね。これでパンケーキ2回目よ?」

 

 

ス「まぁええがな。こんな幸せな食べ物を食べれる現代に生きてる自分らは幸せもんやで」

 

 

あ「古代のスイーツと言えば?」

 

 

ス「餅」

 

 

あ「納得(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

パンケーキを食べながら、周りを見渡してふと思った。

 

 

 

 

 

 

あ「いつもこういう飲食店に来て、思うことがあるんですけど・・・」

 

 

ス「何や?」

 

 

あ「何かいつもレジって、みんな同じタイミングで行きません?」

 

 

 

 

 

 

見ればみんながみんな同じタイミングで立ち上がり、

 

気付けばレジにズラッと行列が出来ていた。

 

 

 

 

 


ス「あぁ、まぁそやな」

 

 

あ「ちょっとは、タイミングずらせばいいのにと思うんすけど。あれって、何か理由あるんですか?」

 

 

ス「ある。それに関連して、お前にえぇこと教えたるわ。『神さまに願いを届ける方法』」

 

 

 

 

 

 


スサノオはそう言うと、グビッと水を一口飲んだ。

 

 

 


 

 

 

あ「レジと全然関係ないような気が(小声)」

 

 



ス「じゃあ言うんやめよか?」

 

 



あ「ウソデス。スサノオサマダイスキ。サイコウ。アイシテル」

 

 

 

 


 

ス「前にな、『夢の叶え方』っていうので、『願ったら、そのまま願ったことすらも忘れてしまうことが大切』って教えたやん?」

※前回の話についてはこちら☆

 

 

あ「そうすね」

 

 

ス「でも、それを言われてもな、『とはいえ、思うだけで神さまに願い何て届くんかいな?』って思いがちやろ?まぁその考え自体が夢の実現を阻んでるんやけど」

 

 

あ「まぁ人間感情ですからね」

 


 

ス「そもそも、『思いなんて形に見えんものが、本当に届くのか?』ってことやねん。


ちょっと今頭の中で想像してほしいねんけど」


 

 


あ「はい」

 

 

 

 

ス「会社で重役たちが会議をしていた。

 

 

自分は途中で参加することになっていた。

 

 

しかし、その会議はある役員の不用意な一言によって社長が激怒。

 

 

それによって、全員が黙り込んでしまった。

 

 

社長も黙り込む。重役たちも何も話せない重苦しい雰囲気。



そんなタイミングでの、偶然のお前の登場や。

 

 

扉を開けて部屋に入った瞬間に、お前は何を思う?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ「うぁっ!何この空気!!重っ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「ほら」

 

あ「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「言葉がなくても、その場にいる人間の作り上げた想念が確かにお前に届いてるやん」

 

あ「!?ほんまや!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「まぁこの場合は、会議室にいる複数の人間の思いが重なって、『重い』という空気を作り上げたってことやけど。

 

 

『想念』というものは結局、空気を変えるねん。

 

 

そして、その空気によって思いは人にも、神にも届く。

 

 

これで『目には見えなくとも、思いはちゃんと届く』って言うこと理解出来た?」

 

 

あ「うん。僕、理解できた」

 

 

 

 

 

 

ス「結局『空気』というものはすべて『思い、想念=心』によって作られる。

 

だから、『こうなったらいいなという願い』を一度思う。

 

後はそこに余計な想念を積み考えずに、ただその思いを天に解き放ってしまったらいい。

 

そうしたら空気が変わる。するとそれが伝染して、それに合わせた縁や状況が用意されていく

 

 

あ「『願いを天に解き放つ』、って表現いいすね」

 

 

 


 

 

 

ス「まぁそんなこんなで、この店でも、1人の『レジに行こう』っていう小さな想念がその空気を作って、何人かに伝染してこの状況を作ってるってこと」

 

あ「なるほろ。これで『思いが神さまに届く』という理由が、よぉく分かりましたぜ、兄貴」

 

 

 

 

 

 


ス「もう一つ言うなら、願いが叶うのをさらに加速させる方法がある。聞く?」

 

 

あ「聞かないわけにはいきません。人類のために、世のため人のため、ていうか、僕のために」

 

 



ス「それは『言霊』。要は『言葉』や。

 

 

そらそうやろ。『注文したいから、店員さん、早く来い、早く来い』ってその場でジーッと思い続けるよりも、『すいませーん!』って呼んでしまった方が早い。

 

 

言葉は、想念をさらに明確に確固たるものに変える力がある。だから、願いがあれば人に伝えたり、紙に書くことが重要やってよく言うねん」

 

 

あ「言葉と想念では、思いが届く速さはどれぐらい違う?」

 

 

ス「毎日積み重ねることを考えると、100倍は違うんちゃう?ざっくりやけど。

 

人に言ってもうたら『もう後戻り出来へん』っていう想念も入って、余計に強くなるし」

 

 

あ「マジで!?ポーンポーンポーン

 

 

 

 

 

ス「まぁ、そういうことや。っということで、『もっとパンケーキを食べる』っていう願いを今叶えるわ。すいませーん!パンケーキあと3つ!

 

あ「お前もう8個目やぞ!!!!」


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