今日は、コンロとシンクの位置で、調理時間が時短できる!というお話です。
私はよく、不動産屋さんのチラシやアプリで中古マンションの間取りを見て、妄想に耽っているのですが…
その時にまず、見る所があります。
それは「キッチンの勝手」
「勝手」とは、キッチンで言うと”シンク”と”コンロ”の位置関係で、「右勝手」と「左勝手」に分けられています。
こちらの図をご覧ください。
【右勝手】
右側にシンク、左側にコンロ
【左勝手】
右側にコンロ、左側にシンク
「勝手」の分け方は、シンクの位置が基準です。
ちなみに、この用語は覚えなくても大丈夫です。
でも、「どっちの勝手が使いやすいか?」は、キッチンを選ぶ時にぜひ考えていただきたい!
右利きなら、「左勝手」の方が効率が良いという意見が多いようですが、諸説あります。
私は右利きですが、断然「右勝手」派です!
なぜかというと…
野菜のヘタや魚の頭を切ったら、そのまま包丁で、一旦シンクの中へ落としたいのです。
イメージはこんな感じ。↓↓
画像では几帳面なことに、食材をトレーに入れてますが^^;
まな板の上はできるだけ広く使いたいので、使わない部分は除けておきたいんです。
これを実現するためには、右利きの私にとっては、調理スペースのすぐ右にシンクがある「右勝手」が絶対良い!
左勝手だと、捨てる部分をまな板の上に置いておくか、包丁を一旦置いて手で捨てることになるのです…
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「シンク」の使い方では、他にもあります。
シンクの横に「水切りカゴ」を置いて、洗った食器をカゴに入れる場合です。
これも、右利きの方にとっては、右側に水切りカゴを置ける方が使いやすいですね。
新築でもリフォームでも、「キッチンの勝手」は好きなように選べるわけではありません。
キッチンの配置は、基本的に「外壁側にコンロ」です。
左側の間取りでは、外壁側・隣家側にコンロがありますね。
これには理由が2つあります。
ひとつめは、コンロの横には、より防火性の高い壁が必要なため。
ガスコンロの機種によっては、壁側のコンロだけ強火バーナーが搭載されているものもあります。
ふたつめは、レンジフードのダクト配管をより短い距離にするため。
レンジフードには、こんなに大きなダクト配管が必要です。
このダクトを天井裏に通せない場合は、部屋内に露出してしまいます。
そうならないためにも、レンジフードと外部は近い方が◎です!
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ちなみに、先ほどの右側の間取りの場合は、キッチンを入れ替える際に勝手を選ぶことができます。
ただし、ダクト配管には工夫が必要です。
また、防火や油はねのお手入れの面でも、コンロ横には壁があった方がいいです!
キッチン、浴室、トイレなどの「水まわり」には、電気・ガス・水道の「配管」が不可欠です。
でも、リフォームの面では、この「配管」がクセモノ。
ちょっと移動するだけでも、工事代が高くなりがちです。
マンションの構造によっては、思い通りのリフォームができない場合もあります。
ですので、中古マンションを探している方は、「キッチンの勝手」もぜひチェックしてみてくださいね!
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^