今日は、壁付けキッチンで窓を付けると何かと便利!というお話です。
マンションでも一戸建てでも、キッチンの形で人気なのは、断然「対面式」です。
でも、壁付けキッチンにも、対面キッチンには無い最大のメリットがあります。
それが、「窓」です。
こんな感じで、シンクや調理スペースの正面に窓を設置することができます。
ここに窓があると、便利になることが3つ!
順番にお話ししていきますね。
「曲げわっぱ」のお弁当箱、素敵ですね。
秋田の伝統工芸品である「曲げわっぱ」は、食材の水分を程よく吸収してくれるので、お弁当箱の中の湿度を適度に保ってくれます。
自然の力ってすごい!
ほのかな木の香りも、食欲をそそります。
しかし、この「曲げわっぱ」は、
食洗機NGです!
さらに、
水切りカゴでの自然乾燥も好ましくないです!
自然の木を加工しているので、極端な熱と湿気を嫌います。
変形したり、カビが生えたり
そこで役に立つのが、窓からの通風です。
洗った「曲げわっぱ」を窓辺に置いておけば、キレイな状態を長く保つことができます。
室内で育てるハーブや水耕栽培。
バジル、パセリ、ローズマリーなんかは日頃のお料理に使いやすいですよね。
小さな鉢や空き容器で育てる程度なら、半日程度の日当たりと風通しが良ければOKだそうです。
キッチンの窓がピッタリですね^^
室内なので虫の心配もないですし、インテリアとしても素敵ですよ。
あなたのお家の窓を見てみてください。
ちょっとした物を置くスペースがありますよね。
出窓じゃなくても、お料理中によく使う調味料を置く程度のスペースがあります。
窓辺に調味料などを置けば、調理スペースを広々使えますし、水に濡れにくいので衛生的です。
対面カウンターのように、焦って向こう側に落しちゃうこともありませんし!
ただし、見た目的にも、お手入れ的にも、置き過ぎは禁物ですよー!
新築一戸建てはもちろん、戸建てリフォームでも窓の高さを変更できることがあります。
壁付けキッチン前の窓を使いやすい高さに設置するには、「キッチンカウンターとの高さ」との関係が重要です。
キッチンカウンターの高さ+15cm=床~窓の下のライン
これが、使いやすい窓の高さの公式です!
キッチンカウンターの高さは身長に合わせて選べますので、窓の高さも合わせるのがベターです。
図で説明しますと…
壁付けキッチンには、どのメーカーでも壁際に約5cmの立ち上がり部分があります。(図中の①の部分)
そして、シンク前は水が掛かりやすい場所なので、壁はキッチンパネル仕上げが多いです。
このキッチンパネルは5cmほどあれば貼れますが、あまりに狭いと見た目がブサイク…
なので10cmを確保します。(図中の②の部分)
これが、さきほどの公式の「15cm」の中身です。
それから、もうひとつおすすめのポイント!
それは「窓枠」をキッチンパネル巻きにしてもらうことです。
通常、窓には木製の枠が付いています。
(額縁のようにグルッと枠が付いていることもあれば、窓の下のラインだけカウンターのように付いていることもあります。)
この「窓枠」をキッチンパネルにすることができます!
(マンションの場合は、規定を確認してください。)
ツルツルしたキッチンパネルなら、汚れにくいですし、汚れても拭きやすいです。
ちなみに、内田家は窓付きの壁付けキッチンですが…窓枠をキッチンパネルに指定し忘れて後悔してます
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今日は一戸建て向きの内容でしたが、築20年以上の中古マンションは壁付けキッチンが多いので、角部屋なら窓付きキッチンも狙えます
マンションリフォームですと、どうしても窓まわりをイジることができないので、「買う前」が勝負!
物件を買う前に、リフォームの知識が少しあるだけでマンション選びの失敗を防ぐことができます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^