Aちゃんと私のブログ

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シングルマザーとして生きたAちゃんと私
2人の日々を綴ったブログから
現在は残された私ひとりの毎日を綴っています


 

現在。

 

 

次男くんの。

 

留学へ旅立つまでを綴っています。

 

 

 

 

 

 

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短期間での留学費用の金策。






やっぱりもう。




無理なのかもしれないと。

諦めかけた頃。



手を差し伸べてくれた。


長男と。

疎遠になっていた私の祖母。










長男は言った。


     何も頼られないのは悲しい。

     

     やっと。俺は家族を。

     助けられるまでになったのに。


     もっと頼って欲しい。








そして。






もう何年も。


連絡をしていなかった。

故郷にいる祖母が。


私たちに手を差し伸べた理由は。






私の母親が。

頼み込んでくれたからだった。




     

昔から嫌いだった母親。





電話で話を聞いた瞬間。



私は25年ぶりに娘として泣いた。


    



    さぁ頑張ってね。

と。

背中を押された。












あと数日。





どれか1つでも。

手続きや支払いが遅れていたら。


次男の高校留学は。

叶うことはなかった。











次男が旅立つ数日前。



買い物途中に車を停め。

2人で公園を散歩した。



心地よい風を受けて。



海が見える公園の周りを。

歩きながら。




    あの高校辞めて良かったって。

    やっと思えるようになった。

と。


ゆっくりと語った彼の言葉。









旅立った直後に。

彼からきたLINE。


     産んでくれてありがとう。



そう伝えてくれた言葉。






 




そして現在。




異国の地に経ち数ヶ月。


環境に慣れ始め。


友達やホストファミリーとの。

日々の問題や。


進路の悩みに時々凹みつつも。




自分なりに。


考え方を切り替えて。

また前を向こうとする彼の姿。











「僕、海外の高校に行きたいんだ」


そう言って。  



次男が立ち上がった瞬間から。






私が想い描いた彼の姿が。


今、現実となって。

目の前に映し出されている。










余談。






今、暗闇から抜け出せず。

思い悩む人たちへ。





無謀だと周りから笑われても。


自分の心の声を伝えてみて欲しい。


耳を傾けてくれる人が。

見つかるまで。


諦めずに何度でも伝えて欲しい。




伝え続けていればきっと。




きっと誰かに届いて。

きっと何かが変わる。





みんなそんな。

不思議な力を持っている😊











 

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そして。

もう1つの厳しい現実。




金銭面






レートの変動によるケド。

その国の留学費用としては。


年間350万前後。








次男の場合。



これまた。


現地へ行ってからの。

取得単位数にもよるが。


頑張れば2年間。


…下手したら3年間在籍予定。






3年間として…1050万。



毎月の仕送りや。

揃える物を考えれば。


更に膨れ上がるだろう。








現在長女は大学。

今年は末っ子が高校入学。


そんな中。


母子家庭で難病患者の私が。


逆さになっても出せない金額だ。









 

調べれば調べるほど。

 




奨学金制度が使えない。

「高校留学」=裕福な家庭が行くもの。

 

という結果を突き付けられた。

 

 

 

 

 

 

役所も地方団体も財団等も。

補助金・奨学金は無し。

 

 

 


唯一。


補助金を出してくれている県は。

都会の1県のみ。

 

勿論。

私たちの住む県ではない。







高校留学の奨学金として。

融資してくれる金融機関も。


一件だけヒットしたものの。




今度は。


私の低い所得がネックとなり。

融資は難しいと言われた。

 

 







複雑な家庭で育った私は。



思いつく。

数少ない親戚にも相談した。








そしてみんなが口を揃えて言う。




「留学なんて余裕がある家庭が

 やること!」


「計画性が無さ過ぎる」


「また次男が辞めたらどうするの?」


「母子家庭には無理に決まってる」







周りが言うことは至極当然。



私を心配して。

反対する人達の気持ちも理解出来た。






だけどやはり。




数ヶ月後に。

異国の地に立つ彼の姿を。


誰も想像すらしてくれなかったコトが。





一番悲しかった。









……。





悲しんだところで。

お金が降ってくる訳じゃない。




私が諦めてしまったら。






わが子を失ってしまうかもしれない。






そう思うと。



泥臭くても。

地べたを這いつくばってでも。



毎日24時間


頭を使い続けて。

無駄でも行動するしかない。






ここで出来なきゃ。


「あんたは母親として失格だ」

自分に言い聞かせた。








私は次男に約束した。


    これから私は貴方を生かすために。


    必死で考えるし働くから。


    みんながどう言おうが。

    私は貴方の言葉を信じてる。


    だから貴方は。


    向こうに行くことだけ

    考えて過ごしなさい。


    すんなりいかなくても。

    見苦しくてもカッコ悪くても。


    貴方をあの地に立たせる。


    


    それでもね。


    どうしても。

    無理だったという結果だったら。


    その時はそれが私の実力。

    受け入れてもらうしかない。








優しい彼の答えは。

聞かなくても分かってた。


    うん。わかった。


少し悲しそうででも。

以前より輝いている目で。


私を見つめながら言った。








 

わが子らが巣立った後に。

 

カフェの開業という自分の夢を。

一旦白紙に戻して。


全ての資金を回したとしても。



微々たるもの。




 


 

私は金融機関と役所。

親戚に何度も頭を下げた。






日にちがないから。


行けることを前提として。

留学準備を同時進行させながら。





英会話や準備費用。


すでに少しずつ。


渡航費用や申込金として。

◯十万単位で請求書が届く。







不安なまま支払いを済ませる。





今思えば。




資金が集められなかったら。

一体どうなっていたんだろう。



そう考えると。


「無謀」としか言いようがない。








もちろん。




チキン元旦那さんにも相談すると。

反対しながらも。


最初は協力的に見えたが。




そもそも。


周りに猛反対される。

厳しい現実に。


立ち向かうような人間ではない。





予想通り。


途中で投げ出していった。






逃げ出した相手に。


文句を言ったり。

説得するには時間が無さ過ぎる。








いよいよ期限も迫り。


もう打つ手がない。

もう…無理かもしれないと。




自分の非力に打ちのめされて。


今後の。

次男への対応を考え始めた時。







手を差し伸べたのは長男と。



もう何年も会うことがなかった。

島に住んでいる祖母だった。










 

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4人兄弟の中で。


一番優しくて。

物腰が柔らかくて。

 

控えめな次男君が。

 





不登校から高校を辞め。

引き籠りへ。



その生活から。


抜け出す為に出した目標。

 





それが「海外留学」

 

 

 

 

生まれて初めて彼が。

母親の私に言ったワガママ。


 

 

 

 

私は。

    一緒にやってみよ!

と。

 


そんな風に。

次男くんに声をかけたものの。

 

 

 

 

 





 

母子家庭で。

 


Aちゃんの会社を閉めた後。


難病が発覚し。

手術後も残る症状と生活し。


もう何年も。


細々と生活していた私には。

 

 

 

 

やる気だけでは。

どうしようもない現実があった。

 

 

 

 

 

 


厳しい現実とは時間とお金。









時間とは。



留学するまでの準備期間が。

とても短いということ。

 

 


 

次男が高校を退学し。

自ら立ち上がるまでに。


かかった期間は半年。


 






留学する国によっては。


今年度の入学手続きが。

間に合わない所もあった。


 



じゃあ。


来年度からとなれば。

2学年ダブることになる。




 



海外では高校は20才まで。

というところが多く。


次男は2学年ダブると。


卒業までに間に合わない。





誕生日が来た途中で。

追い出されてしまう…。


そんな可能性もあるらしい。






 

ましてやそもそも論だが。


不登校だった海外の子どもを。

受入れ可能な高校がある国は。



とても少ない。








彼の場合。


今の状況と成績。

彼の要望を踏まえると。


候補として残った国は。


たった1カ国だけだった。






高校留学をしたければ。





この国の入学期間に。

合わせなければならない。



という結論に至った。




 




留学には1年以上前から。

準備をしなければ難しい。

 

と。


仲介会社のエージェントは言ってた。







留学を決意してから。

私たちに残された準備期間は。


3ヶ月〜半年しかなかった。

 







この国で。


数百とある高校から。

希望する学校を決め。


zoomでの面接を受ける。

受け入れOKが出る。




そこからようやくスタート。








在籍していた中学・高校の。

英訳成績表の申請。


パスポートの申請に。

ビザの申請。


コロナ関係の書類申請…etc。




時間がかかるものばかり。




申請後に各書類が届き。


エージェントを経由して高校へ届く。

逆も然り。






1つでもタイミングがずれたら。

…終わり。







やること全てが初めてで。

湧いてくる沢山の質問も。


エージェントを経由して。

高校からもらう回答に。




更に時間が過ぎていく。







焦りや苛々が募る日々。







一つひとつ申請がクリアしても。


落ち着く暇なんてなく。





次は山ほどある渡航準備。





結局は旅立つ前日まで。


私達のドタバタ劇は続いた。


 

 

 


 

それでも。





この短期間で。

渡航当日を迎えられたコトは。


奇跡に近かった。





 

すべてのタイミングがまるで。


次男と私に。


「行くべきだ!」


そんな風に言ってるようだった。

 

 

 

 

 


 

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