【不登校】子どもは防御システム作動中! | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

現在我が協会ではすまいるママ塾Vol.13

 

<叱る依存>がとまらない

村中直人先生の講演会

 

 

 

 

会場、オンライン録画共に募集中です。

 

 

お考え中の方は急いでくださいね。

 

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村中先生の本はこちら

 

私も会場に向かいます!サインもーらお。

 

 

この本を以前購入し届いた当日。

 

一気に読破してしまったのですが、今回講演会もあるということで改めてもう一度読みました。

 

 

 

そしたら、不登校にも通づるものがあるなって思ったんです。

 

 

 

 何かさせたい親

 

 

ついつい、親は学校に行けなくなったのなら、せめて家で勉強してほしいと思ったり。

 

 

真逆で、せっかく休んでいるんだから好きなこと・楽しいことしようよ!って促したり。

 

 

しがちですよね。

 

 

 

村中先生は本の中でこう話します。

 

脳神経回路の中で、『防御システム』と『冒険システム』は両立しないのだ、と。

 

 

脳の中では何が起きているのか?

 

 

人はネガティブ感情に満たされると、学ぶことが難しくなるのだそうです。

 

 

 

『防御システム』とは、簡単に言うと生き延びるために必要な、闘争・逃走本能。

 

野生の動物で考えると分かると思います。

 

食うか食われるか。

 

瞬間的に闘うか逃げるかの判断をしないといけなくなる、ゆっくり考えてもいられない差し迫った状況なんですね。

 

 

 

逆に、『冒険システム』とは、欲求に基づく行動を引き起こす脳のメカニズム。

 

「欲しい」「やりたい」等の人の欲求を支える、学びや成長を支える脳神経回路です。

 

ワクワクする気持ちと、困難を乗り越えるための試行錯誤・創意工夫に満ちている『冒険』を支える脳のメカニズムの1つ。

 

 

 

 

まず脳の『防御システム』が働いているときは、生きるか死ぬか…な状態。

同時に、心臓はドキドキし、汗が出たり、瞳孔が開いたり生理的な反応も出ます。(無意識下)

 

 

そして最近、明橋大二先生とのイベントからは、ポリヴェーガル理論によってここに『凍り付き反応』というのもある、というお話をお聞きしました。

 

 

 

 

不登校の子どもって、何かしらで心が傷ついている状態です。

 

 

 

不登校なりたては、防御システム活性しまくりなんだよね。

 

 

 

 

そんなときに、せめて…と家で勉強をさせようと思っても、

 

「何かやりたいことは?」

 

と楽しいことをやらせようとしても、脳科学的に難しいんだと証明されていることがよく分かりました。

 

 

 

子どもの体の中で起こっていることだから、なかなか親からは見えにくいですよね。

 

何考えているのか、頭の中が見えたらいいのにと思うこともしょっちゅうあります。

 

 

 

『防御システム』が活性化していたものが落ち着き、『冒険システム』が見られるようになってきたら回復しているという指標にもなるのではないでしょうか。

 

 

 

って本を見ながらまとめたつもりですが、難しすぎてなんのこっちゃ?って人も多いと思うので、ここでうちの長男の話を。

 

 

「もう学校には行かない」

と小4で長男が話した時。

 

ただ日常を過ごすだけじゃもったいないって私思ってね(汗)

 

 

私は勉強がすべてとは思ってなかったので、せっかくなんだから~とやりたいことを片っ端から叶えてあげようとしました。

 

早く元気になってもらいたい、笑顔を見たいってのもあってね。

 

 

 

でも、返ってきた返事は、

 

「特にない」

 

でした。

 

 

遠慮しているのかと思って、グイグイ聞いた私がいました。

するとしいていうなら…くらいな感じでしぼりだす様子。

 

買って終了、そんな味気ないものでした。

 

 

 

今なら分かります。

そんな余裕なかったんだよね。

 

 

防御システム作動中で、「やりたい」どころじゃなかったんだろうな。

 

 

 

親としては、

 

 何かやる気になってほしい

 

 自分で自分をコントロールできるようになってほしい

 

 

そんな風に思いますよね。

 

 

そんな時に私がしたことは、サロンでまず親がやってみるっていうのでいろいろしてきたのもあります。

 

 

 

どうしたって子どもに向いちゃう視点を、まぁそれもあるよねと思いながらも、なるべく自分に向けて。

 

 

自分がやりたいことをやってみる。

 

 

不登校の親たちで子どもそっちのけで文化祭とか。

福岡でただやりたいからとダンスしてきたり。

被り物をしたり。

(全然、仕事に活かせるとかなんでもない、ただやりたいって思ったこと)

 

 

仕事の面でも、いろいろやってみてうまくいったりいかなかったりしてきました。

 

 

今、中1で飽きるくらいゲームをし尽している長男。

 

 

今年に入る前あたりから、突然

 

「佐渡ヶ島に行きたい」

「IRいしかわ線を走破したい」

 

 

「〇〇をやりたい」

 

そんな言葉が増えてきたように感じます。

 

 

もう、それがまさに『冒険システム』だなと思ったんです。

(本人はそんなことに気づいてない様子)

 

 

結果うまくいく、いかないというところが大事なんじゃない。

 

 

結果じゃなくて、

「〇〇をしたい」

 

そんな意欲が湧いているということに、少し感激すらしたのでした。

 

 

待ってた!って感じ。

 

 

 

そんなときでも、親として勉強してほしい思いがあったら、ついこれもしなよと言いそうでもありますが…ね。

 

そういうことじゃないんだよね。

 

 

 

脳科学的に『防御システム』と『冒険システム』は両立しない、と知れただけでもすごく有益でした。

 

よかったら本も読んでみてね。

 

 

 

長男を以前(小4)~現在というスパンで見ていて、この本で

 

「やっぱりそういうことなのか!」

 

と裏付けが取れた思いです。

 

 

 

もし、今不登校になりたての子の親御さんがブログを読んでくださっているなら。

 

 

今のお子さんの状態は、

 

「やりたい」

「欲しい」

と言ったりできないし、学ぶ(勉強できる)段階ではない

 

『防御システム』活性中なのだと知るということも大事ですね。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

薮内ゆかり

 

 

 

 

 

 

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