こんにちは。
過去記事のリライトです。
うちには子どもが4人います。
私が子育てする上でずっと思ってたこと、
きょうだい皆平等に愛情を与えるべき!
同じことを同じだけ子どもにしてあげなきゃいけないと思っていました。
長男と2人の時間を作ったら、今度は二男の番。
次は三男。。。
同じ回数だけ…(覚えておれるかーーー)
同じように…同じように…
って呪文をかけるように思っていました。
でもそういう時に限ってそれぞれ子どもに、
「兄はずるい!」
「弟はずるい!」
なんて言われてね。
こんなに平等にしてるのに!!
とも思っていました。
なーんで私こんなにも平等にって思ってたんだろうなぁって考えていたら気づいたことがありました。
それには幼少期の私が関与している。
だって、平等じゃなくてもよかったら、、、
ちっちゃい頃の私が報われないの
兄は祖父母にとって初孫で溺愛。
弟は母の愛情を独り占め。
「私のことももっと見てよ。
もっと愛してよー!
寂しいよー!」
子どもの頃の心の叫び声が聞こえます。
そこから、
私は自分の子どもに寂しい思いなんかさせないんだから。
平等に見てやる!絶対に!
という反骨精神で子育てをやってきていました。
でも実際に子どもが多くなればなるほど、
平等に愛すって難しい。
というか無理。
それを目の当たりにしたんです。
でもなっかなか認められない。
私の頑張りがたりないだけ。
そう思ってしまったんですね。
できないを認めたくない。
ちっちゃい私のような子をもう作っちゃいけない。
我が子に思わせちゃいけない。
心の奥でそれでもずっと言ってるんです。
~~いやいや、平等にすればいいのよ。同じようにね~~
そうやってとにかく平等にしなきゃ!!と強く思っているときはもう苦しかったですね。
思えば思うほど、子どもたちの
「ずるい!」
が増幅していき、すぐさま反応もしていました。
自分もそれに見合うように、満足させてあげないと!と動いていたからしんどくてたまりませんでした。
私自身、その頃義務でやっていたからこそ子育てが楽しいなんて心から思えませんでしたね。
平等にしたいのに…平等にできない!
そのたびにちっちゃい頃のゆかりんが疼く。
~~平等に愛せよー!私の頑張りが足りないだけ!~~
ってね。
でも私の中で平等にすればするほど、子どもたちに平等に思われない現実を生んだ。
実際、自分は完全に後回しで、長男の番だったから次は次男…どっかに連れてくを繰り返す。
誰かだけが多くならないように。
娘を妊娠中も、三男と、動物園に2人で行ったりね。
だけど。
子どものこころのコーチング講座で学んだようにそんな自分に気づいて、自分にOKを出したんです。
兄弟平等に愛さなくてもいい。
胸がザワザワしたよ~~~とっても。
というかきょうだい児を育ててる方はお分かりかもですが、平等になんて愛せないよね。
そもそも何をもって平等なんだ?
だからって子どもを愛してないわけじゃない。
愛の受け取り方も子どもによってさまざまだから。
子どものタイプ別について学んだり、聞き方を学んでいくことで子どもたちそれぞれに対応していけばいい、そう思うと私の心は一気に軽くなったんです。
以前の私より、随分と子育てが楽しいと思えるようになった。
それは、義務感からの平等にしなきゃ!という強い思いがゆるんだからが大きいです。
少なくともうちの4兄妹はこんな感じ。
長男は要所要所で認めること、褒めることで彼のコップは満たされる。が、意外とすぐ枯渇して拗ねる。こだわりを見つけると喜ぶ。最近はひろゆき化。
二男は呼ばれたとき常に(よそ見せずに)彼の方を見ていることで満たされる。あまのじゃくを見抜く、否定しない。オウム返しが効く。照れはあるがスキンシップしたい。
三男はストレートに「ママ大好き~」を表現してきて、いっぱいハグ、横に寝ることで満たされる。なんでもソツなくこなすのでできるところを認めることで喜ぶ。宿題はそばにいてほしい。
長女もよそ見せず見ていて!となる。話も自分に夢中になってくれないと怒る。抱っこや首を触ると落ち着く。自分は守られる存在と思っていて、可愛さを認めると喜ぶ。
ね、四者四様(笑)
むずかしわっ!
私、よぅやっとるわ!
どこか出かけるとか特別なことをそれぞれにやってあげることが重要なんじゃない。
それぞれのタイプに合った対応をすることが一番なんだと思います。
きっとうちの親も、精一杯の愛情を与えてくれてたんだろうけど、それが私の欲しいカタチと違ってただけなんだろうな。
自分が吐き出したいだけ吐き出したら思い出したことがあります。
よく考えてみると、そういえば親からあんなこともこんなこともしてもらったと思い出されます。
(そう思えていなかったときは、してもらったことなんて思い出せない)
私は私の納得するような、求めた愛のカタチで欲しかったんだな。
私は愛されていると思えるほどの愛を。
兄が愛されたように。
弟が愛されたように。
同じ愛として捉えられるものを自分に欲しかったんだな。
それを自分で気づいて認めただけで、だいぶ昇華しました。
ちっちゃいゆかりんの叫びは小さくなった。
だから、今は胸張って平等じゃなくても私の精一杯の愛を子どもたちに伝えていこうと思えています。
うまく子どもに受け止めてもらえなくてもね。
いつか子どもが、
「自分は愛情不足だ!」
と思っても、それを自分で昇華できる力はあると信じている。
私のように。
もし、大きくなってからそういわれたら、
「(あなたは)そう感じたんだね、それはごめんね」
と言えばいい。
相手(子ども)が納得するような愛のカタチで渡せるとは限らない。
もちろんそれぞれへのその努力はするつもりだけど。
もがいて、もがいて、その先に何か自分を助け出すものを見つけるだろうと願っている。
私も、子どもも大丈夫だぁ。
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