こんにちは。小学生の不登校の親専門カウンセラー
衝撃的なことを書くかもしれないですよ。
心して読んでね。
そういえば…と言う感じだったんですが、よく考えてみると長男次男が小さかったときに比べ、三男長女にはほとんど手を出していない(叩いていない)ことに気づきました。
それを夫から見てどうかと聞いてみました。
そしたら
「あぁそういえばそうやな」
って言われました。
(どんな夫婦や)
振り返ってみると私ね、10年近く前はよく叩く母でした。
こんなことよぅ言えなかった。
虐待で捕まると思ってた。
外で道路飛び出して危ない時もコップのお茶とかこぼした時も。
一発頭を叩いてから対応することが多かったです。
身に覚えさせてでもやめさせなきゃと思ってすぐ叩いていました。
そしたらそれが愛情表現としてでもやるようになっていったのです。
芸人のツッコミのように。
ダウンタウンの浜ちゃんが松ちゃんとか誰かの頭を叩くときって、ツッコミだけど愛情表現に見えるのです(これ私だけ?)
そんな感じで。
実母から叩くことで注意を受けることもありました。
私にとってぺちこーんって頭を叩くことは、
『それはやっちゃいけないよ』
を伝えたり、
『母親としてしつけをやってます』
『愛情表現のつもり』
と見せるためでした。
叩くことじゃなくても、怒鳴りつけることでそれを担うこともありました。
もちろん今は子どもの人数が増えて、親として子どもはこういうもんだと思えるようになったのもあるかもしれません。
でもね、一時期。
「子どもを叩いてもいい」
いろいろ調べて出てきたそんな言葉を聞いて、自分に叩くことを一時的に許したことがありました。
「叩いていいってあの人も言ってたし、叩きたいと思った時は叩けばいい」
「叩いてればそのうち気が済んでやらなくなるかな」
そんな風に思ったこともあります。
でもね。どうしてもしっくりこないの。
叩けば叩くほど、坂道を転がるように叩き続けて止められなくなってしまった。
なんで?どうすればいいの?
叩いてもいいって思ったら叩かなくなるんじゃないの?
叩いてしまって止められなくて苦しい。
ほんとはそうしたいんじゃないのに。
余計に苦しくなりました。
そう、私は言葉の都合のいいところだけ自分で受け取っていたんです。
やめるために許したつもりになっていました。
叩くという行動ばかり止めようとしても、やってもいいと許そうとしても、叩きたくなる奥の気持ちはほったらかし。
なぜ止められなかったか、今は分かります。
叩いてもいいって思おうとしてるときも、叩く自分の気持ちに本当にOKを出していなかったからです。
要するに、また叩いちゃった…叩きたくないのに叩いちゃった、とずっと行動や自分自身を責め続けていたんですね。
叩いてしまう、その奥の満たされない自分の気持ちが後回し。
そりゃ行動だけにOK出しても全く苦しみからは抜け出せませんよね。
だってほんとは叩きたくないんだから。
それがこう月日が経って、叩くことがほとんどなくなってる!ということに気づいたのには驚きでした。
あの頃坂道をずっと転げ落ちるように叩いていたのに。
なぜ、叩かないでいられるようになったのか。
いつもブログを読んでくださってる方はお気づきですね。
自分の心の声を聴く
ことを日常で実践してきているからだと思いました。
本当は叩きたくないのに叩いてしまってた私の奥の本当の気持ちは…
たくさんのネガティブなもので渦巻いていました。
本当は攻撃してないといられないくらい傷ついてるんだよね。
優しく手を差し伸べてくれても、シャーっと威嚇する捨て猫のように。
それらの気持ち一つ一つを取り出して見て、自分で声をかけます。
コツは、親友に声をかけるようにです。
あの頃の私に。
こうやって声をかけます。
そんなことして何になるの?って思う方もいらっしゃるかもしれません。
でもね、これをやると心がジーンとあったかくなります。
自分が唯一無二の味方になるんです。
こうやって、自分の湧き出てきた気持ちに寄り添えるようになると、行動を選べることができるようになっていくんですね。
私は叩くことはやめたいけど、やめようと思ってやめたんじゃなかったです。
いつの間にかなくなってた。
なにが以前と違うかって言ったら、自分の心の声を聴き続けていることだった。
満たされない思いがずっと続くわけじゃないから、自分で昇華できるんです。
自分の叩きたくなる気持ちに寄り添えるようになった。
自分の味方になれた。
その2つがとても大きい。
そう思います。
満たされなかった気持ちが、満たされたという体験をするとね。
人に対してもできるようになります。
“周りに認めてもらいたい”
は、実は
“自分に認めてもらいたい”
なのかもしれませんね。
今、子どもを叩きたくないのに叩いてしまう、手が出てしまう、足が出てしまう。
そんな親御さんがいらしたら、ぜひ叩きたくなってしまう自分の奥の気持ちを一つ一つ出していってみてくださいね。
そこに親友に言うように声をかける。
自分に言うより親友には優しく声をかけるでしょ?
①叩きたくなるくらい困っているという自分の状態に気づくこと
②親友に声をかけるように自分に声をかけること
遠回りだと思うかもしれませんが、ぜひやってみてね。
日常的に自分の心の声を聴けるようになると、その後の行動も変わっていきますよ。
一人で見ていくのはどうしても難しい…。
そんな方がいらしたら、子どものこころのコーチング講座ではそのやり方を学べますし、個別相談ではその気持ち(愚痴なども)をとことん聞きどうしていきたいかを個別で相談することができます。
お好みのものを受けてみてくださいね。
自分の本当の気持ちに気づくって、すごく心が温まりますよ。
小学生の不登校の親専門カウンセラー、薮内(やぶうち)ゆかり
不登校の親のためのオンラインサロン
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