長男に孤独を感じさせていました | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。小学生の不登校専門カウンセラー

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

現在、担任と長男でなんやかんや(話すと長くなるので割愛)あり、登校しぶりの具合も前より強くなっています。

 

 

どうも学校では、そのなんやかんやの後からは、担任を避けて過ごしている様子。

 

給食も、支援級の部屋で食べさせてもらってると。

 

 

 

担任からの電話で聞きました。

 

本人が避けて逃げるので全く会えない、だから話せていないと。

 

 

 

いろいろあった日、長男と私で対策を話してから、翌朝から学校に送っていたのです。

 

本人は、話をするとき私に横にいてくれたらなと言っていたのですが、私も新しく始めた仕事で一緒についていてやることは出来ず。

 

 

どこかで担任と話せれば、まぁ何とかなるだろう、そう高を括っていました。

 

 

 

しかし逃げまくってて話せていないそうだ。

 

 

 

 

私がまた一緒に行かないとか?

 

長引けば長引くほど本人ももっと行きづらくなるのではないか?

 

 

そう思いました。

 

 

 

電話でそれを伝えると、担任に

 

 

「お母さんが一緒にいると本人が自分から話さないので、ここは本人の成長のためにもそこはお母さんは控えていただいて…」

 

 

そう言われました。

 

 

 

過保護と思われるかもしれませんが、私が一緒にいることで本人が担任と話す機会を持とうと思えるのならば、そちらの方が良いのではないかと私は思っています。

 

が強く言えませんでした。そう思う部分もあったからだろうな。

 

一人で何とかしてほしい思い。

 

 

なので、担任からのその話はうまく飲み込めませんでした。

 

 

 

 

 

しかしね、長男は…言えないんですよ。コワくて。

 

 

言ったら返ってくる言葉を想像して。

 

 

そして、私がいると甘えて自分で言えないことも分かっていて、それじゃダメだなとも本人思ってるんです。(以前自分で言ってたからね)

 

 

 

 

 

 

なぜ言えないか。

 

 

 

 

 

 

担任との関係性。

 

 

 

 

怒られると(長男は)思ってる。

 

 

 

この人に言ってもダメだ聞いてもらえないと(長男は)思ってる。

 

どれだけ周りが大丈夫、そう言っても本人がそう思えなければ話せない。

 

 

先生は怒ったつもりはない、そうおっしゃられましたが、先生がそのつもりでなくとも、本人がそう捉えてしまってるのです。

 

 

 

 

 

子どもは、この人は話を聞いてくれないと思ったら…耳は閉じます。

 

 

 

特に長男は、途中でシャットダウンする感じ。

 

 

「責める言葉をいっぱい言ってくる」

 

 

 

信頼関係って本当に大事だと思う。

 

 

 

 

 

私に対しても、学校に連れてこうとされて、「先生と話しなさい」と言われるし味方じゃないと思った。

 

スクールカウンセラーさんにも、「先生と仲直りした方がいいんじゃない」と言われるし。

 

会う先生みんな担任と話せと言うし、だれも味方がいない。

 

 

もうどの大人にも話さない、誰も信じられない。

 

 

 

私に口を挟まないで聞いてと前置きした上で、泣きながら話してきました。

 

 

 

 

私も今回、めちゃめちゃ心は揺れ動きました。

 

 

 

正直先生と話してないことを、ただ長男の勇気が出ないだけと思ってたんですが、そんなにも嫌だとは。

 

 

 

そして、先生と話せとみんなに言われたことで孤独を感じてたとは…。

 

 

 

 

まだ、私に言ってくれただけ良かったなとは思います。

 

 

一人で大きく、長い期間抱え込むより。

 

私にも不信感を抱えていた、ということもね。

 

 

 

 

もしかしたら、その場の勢いもあるかもしれません。

 

プチ思春期も入ってるし。

 

 

 

 

 

 

こうやっていろいろあったとき。

 

考えるようになったことがあります。

 

 

 

 

それは、

 

 

私はどうしたい?

 

 

 

という自分への質問。

 

 

 

 

 

答えは、

 

 

 

私は長男の味方でいたい。

 

 

 

 

 

きっと月曜に背中を押して学校に送り出せば、もし担任と話してうまく事がおさまったとしても、長男に裏切られたと思われるだろう。

 

でも、それも一つの選択肢とも思う。

 

 

 

 

担任との仲が険悪になったとしても。私は長男の味方でいたいなとは思ってるのです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ。

 

 

 

 

ただ。

 

 

 

 

 

一つだけ長男にこれだけは、と伝えたいことがありました。

 

 

 

 

話が全部終わった後に言わせてもらった。

 

 

 

 

ルールを破ったのは長男自身で。

 

自分でもそれをやってしまって悪かったと私に話していた。

 

 

 

でも子どもだからやっちゃう、はある。あるよね。あるんだけど。

 

 

だからいいよね、許されるよね、は違うと思っていて。

 

 

 

もちろん、次どうしていこうか考えることも大事。

 

 

その前にやっちゃったことが悪いと思ったのなら、それは自分で自分のお尻は拭こうや。

 

 

ずっとそれを抱えて、担任に合わす顔がない状態で過ごしていくのは、お互いに心地いいものではないと思うと話しました。

 

 

担任に、やってしまったのを悪く思ってるということを伝えたか聞くと長男は

「言ってない、ただ黙ってた」

と。

 

 

私、ここだけはどうしても譲れなかったんです。

 

 

そうは意図してはないだろうけど、黙ってれば事が済むと思ってほしくない。

 

 

 

自分が悪いことをした、そう思ったのならそれに対して責任はとろう。

 

 

 

「責任」ときくと大きいものに捉えられるかもしれないけど、そういう感じじゃない。

 

 

それは、ごめんなさいを言わしたいわけじゃなく。(結果的には同じことかもしれないけれど)

 

 

 

決着をつけて欲しい、という願いかな。

 

これはエゴかもしれないけど。

 

 

 

 

相手がいるものじゃなかったけど、やっちゃいけないことをしたよね

(まぁそりゃやりたくなる気持ちはわからんでもないけど、それはルールで決まっているよ)

 

 

 

担任に言えないのなら手紙でも何でもいい。

 

 

 

 

言わないとそれは伝わらない。

今後学校に行かなくなるならそれも覚悟するけど、自分でそこの落とし前はつけて欲しい。(強制ではない)

 

 

それだけ伝えました。

 

 

 

こうブログを書いてたら…、振り返ってみて。

 

 

本人に責任をとらせるという形もあるけど、私が謝りに行くという手もあるなと思いました。

 

 

本人はもう悪いと思ってる。

まだ今は、それだけでいいのかもしれない。

 

 

私が謝る姿を見て本人何か感じてくれればいいか。。。

 

 

 

まぁ担任は本人に直接指導したいでしょうね。

 

やっちゃったのは2回目で、また同じことをする可能性があるから。

そりゃそうだろうね。

 

 

だったら何度でも言えばいいか、とも思うんだけど。

 

とりあえず2度やってしまったことに対しての謝罪は私も一緒にしてきてもいいかもしれない。

 

 

本人がどうしていいか分からなければ、親が背中を見せること。

 

 

あとはやっちゃうことに対して別の方法をとれないかというところ、ね。

 

 

 

 

 

また、本格的に不登校となるかもしれません。

 

 

 

 

 

担任とのいざこざがあるたびに今後も休むのか?とか、自分が悪いと思うことをしても毎度休むのか?とかいっぱい思うことあります。

 

 

元はといえばお前がやったんじゃーーーいって言いたいことも。

 

 

 

 

でも信頼関係を築くには、そこの言い訳部分を「聞く」ことって一番大事なんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

親にとってはそこが一番聞きづらい部分でもあるよね。

 

 

いろーーーんな言葉が頭に浮かぶから。

 

(こんなんじゃ、また学校に行けなくなってしまうんじゃ…

 将来事件を起こしたらどうしよう…

 交通事故おこしても逃げるんじゃ…等)

 

 

 

でも長男から聞いて取れた、彼の感情は孤独感だった。

 

だれも信じられないという居場所のなさ、寂しさ。

味方がいないという悲しさ。

 

 

 

それを感じながら聞きました。

 

ちょっと一緒に苦しくなったけど。

 

 

 

そこだけでも「聞く」スイッチを入れられて良かったと思う。

 

 

 

そこを聞いた後で、こちらが伝えたいことを伝える。

 

 

心が揺さぶられてたけど何とか聞いてから、ここだけはということを伝えた。

 

 

 

私が、昔謝らなかったことでずっと後悔していること、謝ったおかげで区切りをつけられたこと、泣きながら長男に話しました。

 

 

どう伝わったかは分からない。

 

 

 

私の経験なんて、長男にとっては全く意味のないものかもしれない。

それはそれでいい。

 

 

 

でも話した後、本人はスッキリした顔をしていました。

 

 

 

話が終わるまで夕飯を待っていてくれた下3人。(夫残業)

 

待ちきれない娘は食パン渡したけど(笑)

 

 

 

そこからみんなで焼きそばを作って食べました。

 

 

 

来週からどうなるか。

 

 

また報告できたらします。

しかし…ブログじゃ書けない内容も多いので、メルマガにしようかと考え中でっす。

 

 

 

小学生の不登校専門カウンセラー 薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

ご提供中のメニュー

子どものこころのコーチング講座 対面

 9/7、10/5、11/2(火)開催 募集開始

 

子どものこころのコーチング講座 オンライン
 7/29、8/12、8/26(全て木曜)
 ①昼コース 10:00~12:30
 ②夜コース 21:00~23:30
 

個別セッション(子育て相談)

 体験、単発のみ募集

   継続は8月以降~募集再開します

 

 

 

コメント、シェア、リブログ大歓迎流れ星