国家機密の暗号を解いてしまった自閉症の少年と、少年を命がけで守るハミ出しFBI捜査官のお話。ブルース・ウィルス演じる主人公が、情に厚い熱血漢で、少年とコミュニケーションを取ろうとがんばっている様子はよくわかりますが、少年の方が彼に心を開いていく過程がうまく描かれていないように感じました。
「自閉症の少年」の描写としては素晴らしいのかもしれませんが、途中で行きずりの見知らぬ女性に預けられてしまったりして、ふたりの絆が深まるようなシーンが無かったように思います。
冒頭の銀行強盗のシーンなんかいらないので、ふたりが絆を確かめあえるようなエピソードなり、アイテムなりを挿入すれば良かったと思います。
なので、ふたりが抱き合うラストシーンには感動できませんでした。
「ダイ・ハード」シリーズをはじめとして、20世紀のアクションスターだったころのブルース・ウィルスは、どの映画でも似たようなキャラクターですよね。
最近は脇役で映画に出ることが多くなってきましたが、脇役の方がいい味を出しているように思います。



