もう1週間経っちゃいましたが、いやぁ、久しぶりに、なんていうんですかね、高揚してしまいましたよ。
齢50を迎えおじさんになっても、気持ちが昂るっていうのは素晴らしいことですね。
なんのことかっていうと、先週、幕張メッセに行ってきまして。
埼玉県民にとってはなかなか遠いこの地で、これに行ってまいりました!
サカナクションのツアー「TURN」
配信を除くライブとしては約4年ぶりとなります。
コロナの時期でなかなかできなかったのに加えて、フロントマンの山口一郎さんが心の不調でお休みしてたのもあり、ようやくの全国ツアー開始。
いやぁ、わかります。
ぼくも厳しい時期、ありましたから。
そういう時は、休む、逃げるのが一番大事ですよ。
ちなみに、がっつりサカナクションのファンになったのはコロナの世の中になってから。
もともと気にはなっていましたが、YouTubeなどで配信されるライブ映像を見て、こんなにもロックとフロアサウンドを融合したステージがあるのか!と感動しまして。
それで、その場でファンクラブに入ってしまったという。
だもんで、ぼくと妻ちゃんも生のライブは生まれて初めてなわけで。
さて、当日はどんより曇り空。
きっちりとグッズを身につけて、乗り込みます!
オールスタンディングの会場、始まる前からワイワイ。
とはいえクラブのぎゅうぎゅうでヤバい雰囲気はなく、みんな一定の距離を保って待機。
若い人は多いですが、意外とぼくと同じかもっと上の年代の方なんかもいて、層の厚さを感じます。
もうすぐ始まります。
ドキドキ💓
そして始まりました!
まずは元気そうな山口一郎さんにホッとしつつ、エッジの効いた音と光が降り注ぎます。
いやぁ、すごい!
すごすぎる!
まだ始まったばかりの全国ツアーですから、内容は言わない方がいいと思うので、ここはグッと我慢。
だもんで音についての話だけ。
噂には聞いていましたが、音にこだわるサカナクション、やはり音がいい!
たぶん人生で一番いい音のライブでした。
伸びのある高音、音圧はすごいのに弦を弾いてるのがわかるぐらい解像度の高い低音、なのにきっちりと歌詞が聞き取れるボーカル。
幕張メッセの特性かもしれませんが、残響音はほとんど感じられないので、四つ打ちキックが「ドーン」じゃなくて「ドゥッ」って刺さってきますから、これは気持ちよくノれます。
さらに驚くのは、ライブの終わった後。
普通は、痛い高音のおかげで耳がキーンとなりますが、皆無。
ぼくと妻ちゃんは比較的前の方だったのですが、後部のスピーカーのおかげで後ろの人もおなじ音を感じられるんですって。
しかもこのシステム、ステージから中継位置までの距離を計算して、音の波が合うようにちょっとだけ遅らせて鳴らしてるんだって!(専門用語で「位相を合わせる」といいます)
それをすることで、音の迫力を損なうことなく後ろの人に聞かせられるんですって。
すごいなあ。
ライブの内容も素晴らしすぎて、この1週間は仕事に身が入らず(笑)
今週は福岡のライブですね。
当たったみなさん、楽しんできて!
帰ってきたサカナクション、がんばりすぎずに新たな道を切り開いてください!
んー、まだ頭の中で曲が流れてる。