前回コロナに罹ったことを書いてから、だいぶ経っちゃいました。
久々の投稿になります。
言い訳がましいですが、この時期はどうもお出かけに気が進まなくて。
花粉症でジュルジュルしちゃって。
何年も前から、花粉を出さない杉の研究はやってるみたいだけど、一向に政府が本腰を入れず。
これを国策にすれば、今まで花粉症に苦しんできた人たちが春に一斉に出かけられるようになるわけですから、観光業が潤って税収が上がると思うんですよ。
なのにF35戦闘機とか次期ミサイルシステムだとかをアメリカから値切らず買おうとしたり、そんなところにお金使わずに花粉をなんとかしなさいよ。
それはさておき、ようやく花粉が少なくなってきたので、重い腰を上げて、やってきました熊谷ラグビー場。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
前にボール投げちゃいけないとか、トライしたあとさらにキックして点が入るとか、そのぐらいしか知らないのです。
こんなんで大丈夫かと思ったら、7人制ラグビーの宣伝も兼ねて配っていた「初心者でもわかるラグビーのルール‼️」みたいな小冊子をゲット。
これで予習だ!
さて、そろそろ席へ。
席の位置は、真ん中よりもちょっとホームチーム寄りの場所。
まず驚いたのは、青いワイルドナイツ側の席に相手チーム(三菱重工ダイナボアーズ)の緑の人がちらほら。
いや、これってサッカーじゃありえないですよ。
何回か浦和レッズの試合にいきましたけど、アウェイチームのサポーターは端っこに追いやられてるし、第一ホーム側に座ろうものなら無事に帰れるかどうか(さすがに言い過ぎ)っていうようなもんですよ。
さあ、試合スタート。
この試合、元日本代表の福岡堅樹さんが会場放送で解説。
いいプレーをした選手がいると、「今の、彼の持ち味が出ましたねー」なんて褒める。
やってる選手にももちろん聞こえるから、褒められた選手は照れちゃうんじゃないかなあ(笑)
選手が近いから大迫力。
タックルすると「どすっ!」と音がして、クマみたいにでっかい人たちが吹っ飛ばされるんだからすごい。
ファウルとかあると、福岡さんがすかさず解説してくれるから、見てるうちにだんだんわかってきて、試合にのめり込みます。
で、わかんない専門用語は、さっきもらった冊子をそーっと小さく開いてお勉強
あと、周りの席に座ってる人たちが意外とよく解説してくれてるもんで、そちらの話も盗み聞き
ハーフタイムにはチアリーダーのショーなんかもあって、お祭りみたいな楽しさ。
で、またもやサッカーとは大きく異なる点が。
アウェイチームがいい守備とか攻撃をした時、ホームのサポーターも拍手するんです。
トライ決められて「あ〜‼️やられた〜‼️」といいながら、みんなで拍手。
これもサッカーではあり得ない光景。
そうか、だからアウェイチームのサポーターが混ざって座ってても、みんな全然気にしてないんだ。
試合は、後半に自力で勝るワイルドナイツが立て続けにトライを決めて、大勝。
そして、勝ったワイルドナイツの選手たちに、立って祝福の拍手。
ラグビー、楽しいじゃないか!
これは、また来よう。
・・・と、片付けようと思ったら、周りの人はまだ帰らない。
そのわけは。
負けたダイナボアーズの選手たちにも、おんなじくらいの声援と拍手。
これもサッカーじゃあり得ない光景。
ホームチームが勝ったら、もうワイワイ大盛り上がりで、アウェイチームがいつ帰ったんだか気がつかないぐらい関心がないですからね。
もしかしてラグビーでは、ホームとかアウェイとか、どうでもいいのかもしれないですね。
単に「推し」かどうかだけの違いなのかも?
ラグビーって、試合が終われば敵も味方もない、「ノーサイド」の精神が大事なんですってね。
これは初めて見る、感動の景色。
なんだかスポーツを超えた、すごくいいものを見せてもらいました。
お鼻は多少ジュルジュルしましたが、それをもってあまりある体験。
今度はもうちょっとルールを勉強して、このサッカーとは全く違う世界を体験しに、また来るぞ〜