人間関係を育む習慣と破壊する習慣
昨日のメッセージでは、人間関係を温かなものに育み、円滑なものとする、選択理論的7つの愛の習慣のベースとなる、内的コントロールについてお話しました。
そして、その逆に、人間関係を破壊すると外的コントロールについても。
ちょっと、復習してみましょう。
■温かな人間関係を育む、7つの愛の習慣
1 傾聴する
2 支援する
3 励ます
4 尊敬する
5 信頼する
6 受容する
7 意見の違いについては常に交渉する
この7つです。1 傾聴する
2 支援する
3 励ます
4 尊敬する
5 信頼する
6 受容する
7 意見の違いについては常に交渉する
そして、人間関係を破壊する7つの致命的な習慣は
批判する
責める
文句を言う
ガミガミ言う
脅す
罰する
褒美(ほうび)で釣る
でしたね。責める
文句を言う
ガミガミ言う
脅す
罰する
褒美(ほうび)で釣る
今日は、私たち夫婦が、この選択理論の内的コントロールを学び、使うことで、離婚寸前の危機から、今のような温かな夫婦関係を育むことができるようになったエピソードをご紹介します。
選択理論的7つの愛の習慣を実生活に適用すると…
今から数年前、私たち夫婦は、言い争いが絶えず、家庭の中は一発触発な雰囲気になることが定期的に起こっていました。
その当時の私は、今のようにコーチングにも出会っておらず、当然カウンセリングやセラピーも知らず、心の仕組みなんて全く興味がありませんでした。
日々ケンカするたびに、胸がつぶれるほど悲しくて、怒りで震えるようなことも多く、ストレスフルな毎日を過ごしていました。
その当時は、私をそんなみじめな気持ちにさせるのは、彼のせいだと100%思っていました。そして、そのことで相手を責める気持ちでいっぱいでした。
「愛しているなら、こんな仕打ちはしないはずでしょ!!」と泣いて訴えていました。
そんな私を見て、彼は「ごめん、もうしないよ」と謝るのですが、しばらく経つと、また同じことをします。
すると、今度は怒りが湧いてきて、
「どうして私がこんなに嫌がっているのに、同じことを繰り返すの!?」と。
そうこうするうちに、彼も反撃に出てきて、
「それじゃあ俺も言わせてもらうけどな!」と怒鳴り合いの喧嘩に発展していました。
そんなわけで、周りに迷惑をかけるから、とやんわり追い出された居酒屋さんもチラホラと。品川や本八幡には、ほとぼりがさめるまでもう行けないね、というお店が何件もあります。。
そうはいっても、24時間ケンカしているわけではなくて、仲がよいときもあるのです。だから、大喧嘩をして仲直りした直後は、よく
「私たち、こんなに好きなのに、どうしてこんな喧嘩をしちゃうんだろう…」と二人で話し合うこともありました。でも、定期的に勃発するケンカはなくなりませんでした。
あるとき私は、もうほとほと嫌になって、彼に緑色の紙を突き付けました。
これが何だかわかる人は、経験者です☆
そう、緑色の紙は、離婚届の用紙です。
彼はその用紙を見て、顔色を変えて、
「なんだよこれ! ふざけんなよ! 絶対俺はサインなんかしないからな!」と怒鳴ります。それからは、大喧嘩の度に、緑色の紙が出現するようになりました。
が、彼は頑として首を縦に振りません。
そんな時に出会ったのが、コーチングとカウンセリング。
私の人生を根底から変える、心理学と選択理論との出会いがやってきたのです。
私がコーチングに初めて出会った前の夜、私たちは夜中の3時まで居酒屋で離婚話をしていました。。(続く)
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