女心と秋の空。
コロコロ変わる?
一所に収まらないような?
掴みどころのない美しさ
オパール OPAL
和名・・・蛋白石
なんだか、美しくないですね・・・・「蛋白石」
病院で摘出されそうな・・・・・
やはり、オパールと呼びたいと思いました。
オパールと言えば虹のような、美しい色が
ゆらゆら揺らめく
遊色効果(プレーオブカラー)が特徴。
★白色バージョン(白蛋白石)
ホワイトオパールとか、ウォーターオパールと呼ばれることが多いです。
ウォーターは地色が透けて、透明感が多いものに使われます。
★黒色バージョン(黒蛋白石)
母岩が付いたものですと、ボルダーオパールと言われます。
オーストラリアが有名な産地です。
★橙色バージョン(火蛋白石)
ファイアーオパールと言われるものです。
地色はその名の通り火のようなオレンジ色が特徴です。
遊色効果のあるものと、ないものがあります。
どれも素敵ですね。
でも、実はこういった虹虹した色が出ないものもあるんです。
分類としてはコモンオパールと言われます。
ナチュラルテイストな物とか、
透け感の綺麗な黄色とか
ファイヤーオパールは遊色が出ないものも存在してます。
(日本はそう呼んでいるんです)
でも、産出国のメキシコでは遊色のあるものを
ファイアーオパールと呼んでいるそうです。
大人の事情が見え隠れします。
知らなければ別の石に見えます。
でも、どれも味わいがあって素敵な石。
光らないけど雰囲気があります。
ところでオパールってお仲間が身近にいるんです。
それはシリカゲル
おやつのお煎餅の袋に入っていませんでしたか?
それですよ。
組成式がSiO2・nH2O
同じ。( ´艸`)
でも、乾燥剤に使わないでください。
そして、注意事項
乾燥に弱いです。
成分形成の10%程が水分なので乾燥すると
遊色が出なくなります。
そして、柔らかめの石なのでぶつけたり擦ったりNG
超音波洗浄機もやめてください。
お取扱いは優しくしてください。
ところで、化石が置換によりオパール化するの知ってますか?
恐竜などの化石がオパール化しているものが発見されています。
オーストラリアで見れるそうです。
地球の素敵な置き土産です。
恐竜は無理ですがアンモナイトなら手に入らなくはないんです。
これは私の宝物
アンモナイトの化石ペンダントです。
少しだけオパール化した部分がありキラリと
太古の浪漫を感じさせてくれます。
天然石って本当に素敵
宝石大好き♪
10月のオパール、ぜひ楽しんで使ってください。