日時:2025年9月7日

 

場所:船形山麓(船形連峰県立自然公園内)

 

 ツユクサの群生の中に白いツユクサが、と思いましたが、良く見るとイボクサでした

 

 イボクサのアップです。イボクサは田んぼの雑草と言われていますが、良く見ると可愛い花ですね

 

 船形山麓に咲いていたツユクサです。※ツユクサは、アサガオなどと同じように早朝に咲いた花が午後には萎んでしまう一日花ですが、一つの苞葉に蕾が2~3個包まれており、それが次々に咲くため、2~3日咲いているように見えます

 

 船形山麓に咲いていた白いツユクサです。白いツユクサが、時々歩いている身近な所に咲いていたので驚きです

 

 ツユクサと白いツユクサです。ツユクサは強い日光に当たると萎れてしまうので、午前早めの鑑賞がお勧めです

 

 船形山麓に咲いていた白花ツユクサです。昨年の白いツユクサに続き、今年は船形山麓でも見れたのでラッキーです

 

 船形山麓に咲いていたツリフネソウです※ツリフネソウは葉の上に咲き、距は渦を巻き、カメレオンのシッポのようです

 

 船形山麓に咲いていた白いツリフネソウです。ツリフネソウと同じく、葉の上に咲いていますね

 

 白いツリフネソウは、ツリフネソウと同じく距は渦を巻き、カメレオンのシッポのようです

 

 キツリフネです※キツリフネは葉の下に咲き、距は渦を巻かずに単に下方に垂れ下がるだけです

 

 船形山麓に咲いていた白いキツリフネです。キツリフネと同じく、葉の下に咲き、距は渦を巻かずに単に下方に垂れ下がっています

 

ヤブマメが咲き出していました

 

フジカンゾウです

 

船形山麓の別な場所にも白いツユクサが咲いていました

 

 一つの苞葉に、二花が同時に咲いた白いツユクサが有りました。白いツユクサの二段咲きは珍しいようです※花が二段に咲いているので、二段咲き(一苞二花)とも呼ばれています

 

 二花が同時に咲いた白いツユクサのアップです。ツユクサは、通常、一つの苞葉に蕾が2~3個有り順番に咲くようですが、同時に咲いたようです

 

 クサギの実です。※和名は葉をちぎると強い匂いがすることから臭い木(資料より)

 

船形山麓で、先週見ていた草花

先週、船形山麓で見たマツムシソウです

 

春に咲くセントウソウと似ていますが、何でしょうか?

 

カラマツソウです

 

ツリガネニンジンです

 

秋の七草の一つ、キキョウです

 

ツルフジバカマです

 

アレチヌスビトハギです。綺麗なハギですが帰化植物です

日時:2025年9月4日

 

コース:祓川→賽の河原→七ツ釜→大雪路→氷の薬師→舎利坂→七高山→康新道→分岐→祓川

 

        (秋田県)

 

 祓川登山口駐車場に「日の出」直前に到着し東側の山々を眺めると、朝焼けした岩手山、早池峰、焼石岳などが肉眼でも見えました。岩手山と早池峰をズームで見てみます

 

 祓川登山口駐車場で、朝食を頂きながら眺めたご来光です。当日のご来光は早池峰と焼石岳の間の兎森山(夏油スキー場上)からでした。今月の「秋分の日」頃は真東に有る焼石岳からのご来光になるようです

 

 祓川(5合目)の竜ヶ原湿原から眺める、朝陽が当たり始めた鳥海山です。竜ヶ原湿原の木道にリンドウが咲き続き、湿原にはウメバチソウ、イワイチョウが咲いています。今回はクロクモソウやヒメクワガタなどの晩夏の花を探し見ながら歩きます

 

 タッチラ坂の道標です。矢島コースの各合目や要所には道標が整備されていますので、現在地が分かり易いです

 

 タッチラ坂から賽の河原まで展望の無い道を歩きますが、足元にはダイモンジソウが咲き続きます。ダイモンジソウは花弁がの字に開く5枚の花ですが、

 

 珍しい花弁が8枚のダイモンジソウが咲いていました。8枚なのでコメモンジ(文字)ソウと言いたくなりますね

 

賽の河原(6合目)にヒナザクラが咲き残っていました

 

 賽の河原にアオノツガザクラも咲き残っていました。今年は雪が多くお盆頃まで雪渓が有ったようですが、8月の連続猛暑で全て融けたようです

 

 御田(7合目)にもシロバナトウウチソウなどが咲き続いていました。この後、康ケルン~8合目・七ツ釜と進みます

 

 康新道分岐には氷の薬師(左側)と康新道(右)への道標が有ります。今回も先に氷の薬師方面へ進み、康新道を下り時計回りに周回して来ます

 

大雪路のお花畑ロードから眺める七高山です

 

ミヤマリンドウが咲き残っていました

 

 大雪路に咲くイワギキョウです。大雪路の雪渓は融けて有りませんでした

 

 大雪路の雪解け跡に咲くヒメクワガタです。丁度見頃でしたが、朝早いので花が開き始めたばかりです

 

 ヒメクワガタのアップです。※ヒメクワガタは高山(鳥海山、月山、飯豊山、吾妻山、北アルプス中北部、白山)に分布(山と渓谷社)

 

 氷の薬師(9合目)です。ここからの山頂までの1合分の高低差が460mも有り大変です。全国の山でも、1合分の高低差ではトップクラスではないでしょうか

 

舎利坂への道に咲くオドギリソウです

 

 舎利坂への道に咲くミヤマコウゾリナです。コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜)の名の由来は、草に生えている剛毛が、男性のヒゲや、ヒゲを剃ることを連想されたそうです

 

 舎利坂に咲くシラタマノキです。舎利坂は、始め石畳の道を歩きますが、程なくしてシャリのようなザレ道になります

 

 舎利坂の中間付近です。石畳みの道から火山特有のザレ道になりました。ザレ道脇にはクサリが設置されています。正面上部は康新道(右)と合流する分岐付近です。なお康新道の分岐点と分岐看板が少し離れています

 

 一等三角点(点名・鳥海山2229m)が設置されている七高山山頂です

 

 七高山から眺める新山です。今年は雪が多くお盆頃まで大きな雪渓が有ったようですが、8月の連続猛暑で小さくなったようです

 

 七高山から眺める外輪尾根・行者岳と大物忌神社・お室(右)です。当日は台風接近中で東北南部の太平洋側は雨予報ですが、日本海側の月山も雲に覆われ始めたようです

 

 七高山の岩稜北面に咲くイワウメです。七高山で展望を楽しみ休憩をした後は康新道を下ります

 

 康新道上部から眺める、これから下る康新道・外輪尾根です。康新道は展望が良いので、景色を楽しみ、猛禽類の飛来を期待しながらゆっくりと下ります

 

チョウカイフスマが咲き残っていました

 

康新道の岩稜北面にイワウメが満開のように咲き続きます

 

 康新道の下り道で、振り返り見る七高山(左)と新山(右)と荒々しい外輪尾根です

 

イワブクロの終わり花が一輪残っていました

 

 イワウメ咲き続く康新道の外輪尾根から眺める、扇子森~稲倉岳と手前の中島台方面です。扇子森付近が黄色くなって、草モミジの始まりでしょうか

 

 満開のイワウメ咲き続く康新道の下り道で、振り返り見る七高山(左)と新山(右)です。イワウメは初夏の花で、秋にも二度咲きしますが、満開のように咲くのは珍しいです

 

 外輪尾根の奇岩の基部のイワウメも満開です。イワウメは岩稜北面のみに咲いていました

 

 康新道の外輪尾根末端から振り返り見る、康新道と七高山(左)と新山(右)です。ここで大休憩をします

 

 康新道の外輪尾根末端で眺める、稲倉岳と中島台です。中島台を観ながら大休憩をしていると、稲倉岳の上をフェリーが通過して行きました

 

 休憩していると、上空に毛状か線状のような雲が広がり、そこに日輪が出来ていましたので、思わず写真を撮りました

 

 咲き続くエゾオヤマリンドウと七高山(左)と新山(右)です。外輪尾根から離れ、リンドウ咲くお花畑を経て康新道分岐に下り、分岐からは往路を戻りました

 

ヒメウメバチソウとエゾクロクモソウを見る

 珍しいヒメウメバチソウが咲いていましたので、ウメバチソウの写真を下記に載せます。※ヒメウメバチソウは東北、上信越の高い山と北アルプスの一部に分布、高山帯のやや湿った所に生え、背丈10cm位になる多年草(資料より)

 

竜ヶ原湿原で見たウメバチソウです

 

 エゾクロクモソウが咲いていました。※北海道と東北地方北部の亜高山~高山の沢沿いや湿った林内に生える多年草で、茎の高さは10~30cm位。花期は7~8月(資料より)

 

 エゾクロクモソウのアップです。※直径6~8ミリの赤褐色または淡緑色の花を多数つける。花弁は5個で、平らに開く。萼片も5枚で反り返る(資料より)

 

 エゾクロクモソウです。以前、南蔵王でクロクモソウを見ていましたが、エゾクロクモソウを意識して見たのは初めてです

 

 エゾクロクモソウの、葉は全て根元から出て、葉は長い柄があり腎円形で、葉の縁には大きな鋸歯がある(資料より)

 

 エゾクロクモソウのアップです。※クロクモソウに比べ、花茎に縮毛がなく、花序に短い腺毛がある

日時:2025年9月3日

 

白いカリガネソウです

 

場所:福島県と栃木県の湿原と高原

 

 福島県の高原・湿原に咲くサギソウです。先月、山形県と宮城県の自生しているサギソウを見たので、今回は福島の自生しているサギソウを見に来ました

 

見頃のサギソウが咲いていました

 

二羽並んで飛んでいるようなサギソウです

 

 サギソウは、今年は昨年より開花が遅いようで丁度見頃でした

 

アケボノソウが咲き始めていました

 

湿地・水辺に咲くアケボノソウです

 

アケボノソウのアップです

 

アケボノソウと満月?

 

 いいえ、コウホネでした。手前はアケボノソウですがボケています

 

 ヒツジグサに、2匹のイトトンボが仲良く止まっています

 

アカバナが咲いていました

 

サワギキョウも咲いています

 

マツムシソウが湿地に咲いていました

 

カリガネソウと白いカリガネソウ

カリガネソウです。シカが食べ無いので群生しています

 

カリガネソウは変わった花の形をしていますね

 

並んで咲いているカリガネソウです

 

白いカリガネソウが咲いていました

 

珍しい白いカリガネソウです

 

 白いカリガネソウが、群生していたカリガネソウの脇に咲いていました

 

背中合わせに咲いている白いカリガネソウです

 

カリガネソウです

 

栃木県の湿原

南会津との県境近くの栃木県の湿原です

 

ツルボが一面に咲いていました

 

ツルボのアップです

 

トリカブトの仲間です

日時:2025年8月27日

 

コース:水芭蕉群生地(移動)大駐車場→水神→泉ヶ岳→三叉路→大駐車場

 

実り始めた稲と泉ヶ岳です

 

 サワギキョウが咲き出した泉ヶ岳の芳ノ平水芭蕉群生地です。登山前に「秋の湿原の花」サワギキョウ、アケボノソウが咲き始めたのか散策します

 

 芳ノ平水芭蕉群生地のアケボノソウは殆どが蕾が膨らみ始めた状態で、今週末(8.30)には開花するようですね。水芭蕉群生地でサワギキョウなどを観賞した後は、泉ヶ岳の大駐車場へ移動します

 

 大駐車場脇に有る「泉ヶ岳登山案内図」です。今回はミヤマモジズリとアケボノシュスランとセンブリなどを探し見ながら、水神コースから泉ヶ岳山頂へ行き、北泉側の三叉路から「お花畑」を経て、反時計回りで周回します

 

登山道(車道)脇にミズタマソウが咲き続きます

 

 水神分岐の「水神碑」です。今回は水神分岐から賽の河原~泉ヶ岳を経て三叉路を下り。ここへ戻ってきます

 

 登山道脇に咲いていた、ヤマジノホトトギスです。登山道は刈払いされていましたが、途中倒木が数ヶ所有りました

 

大岩です

 

アオヤギソウが咲き残っていました

 

 賽の河原の道標と地蔵様です。ここから賽の河原の登りです。地蔵様をよく見ると足元に小さな地蔵さん二体が鎮座しています

 

泉ヶ岳山頂が近くになると、ウメバチソウが咲き続きます

 

 賽の河原です。無断で積み上げられていたケルンが撤去され広々としています

 

 賽の河原に咲く、当日のお目当ての膨らみ始めたセンブリです。今週末(8.30)には開花するようですね

 

 泉ヶ岳の山頂三角点(1172m)です。当日は前線が通過し昼前から雨の予報なので、登山者は少ないです。この後、北泉コースの三叉路経由で大駐車場へ戻ります

 

 山頂三角点とツリガネニンジンです。登山道が刈払いされ広々となりましたが、一緒に登山道脇のリンドウなども刈払いされたのか確認できませんでした

 

山頂付近にミヤマコウゾリナが咲き続きます

 

泉ヶ岳山頂付近に咲き続くエゾシオガマです

 

 泉ヶ岳山頂付近の登山道脇にシオガマギクが咲き続きます。上から見るとトモエシオガマのようにスクリューのようになっていますね

 

 三叉路への泉ヶ岳西尾根の下りで眺める、北泉ヶ岳と紅葉したドウダン類です

 

 ツクバネソウです

 

 三叉路です。水神(左)への北泉コースも刈払いされていました

 

 ミズタマソウ?です。変わった実ですね。ミズタマソウ?は花も可愛いですが、花後は白い毛が密生して水玉が光っているようなので、水玉草と名付けられたそうです

 

 ギンリョウソウモドキが咲き出していました。ギンリョウソウは初夏に咲き出しますが、こちらは8~9月の晩夏~秋に咲くので「アキノギンリョウソウ」とも呼ばれています。またギンリョウソウよりシャクジョウソウに近いと言われています

 

 北泉コース「お花畑」の小群生しているジャコウソウです。ここのジャコウソウは開花が早く8月中に咲き終わるので、今回は観れて良かったです。この後、水神を経て大駐車場へ下ります

 

泉ヶ岳で見たミヤマモジズリとアケボノシュスラン

 当日、泉ヶ岳で見たミヤマモジズリ①と部分拡大です。ミヤマモジズリ(深山捩摺※文字摺)は、8月には咲き終わるので今回は早めに見に来ました

 

ミヤマモジズリ②と部分拡大です

 

ミヤマモジズリ③~⑤と⑤の部分拡大です

 

 ミヤマモジズリ③の部分拡大です。ミヤマモジズリ(ラン科・ミヤマモジズリ属)です。ネジバナ(モジズリ)と似ていますが、ネジバナほどラセン状に花が付きません

 

ミヤマモジズリ④の部分拡大です

 

 当日、泉ヶ岳で見たアケボノシュスランです。今年は昨年より開花が遅くまだ蕾でしたが、赤みが付いて曙色になっていました

 

 まだ蕾のアケボノシュスランです。開花すると、かすかに紅色が混ざったような色になり、夜明け(アケボノ)の空の色になるので名が付いたようです

 

泉ヶ岳山麓の林道でカリガネソウを見る

帰路に泉ヶ岳山麓の林道で見たカリガネソウです

 

早くもカリガネソウが咲き出していました

 

 泉ヶ岳山麓の林道で見たアカバナゲンノショウコとゲンノショウコです

日時:2025年8月25日

 

場所:宮城の草原と湿地と樹林帯

 

 当日(8.25)は生憎の霧雨で視界が有りませんが、宮城県の草原にマツムシソウなどを見に来ました。草原の草花に水滴が付いています

 

マツムシソウが咲き始めていました。昨年より遅いです

 

マツムシソウとオミナエシです

 

見頃のマツムシソウです

 

水滴が付いても花を拡げているマツムシソウです

 

オミナエシは雨空なのに開花しています

 

オトコエシも開花しています

 

キオンが咲き始めていました

 

アゲハが止まっていて動きません

 

展望の無い道脇に咲くヤマジノホトトギスです

 

白っぽいヤマジノホトトギスです

 

宮城の湿地に、早くもアケボノソウが咲き始めていました

 

上部に纏まって開花しているアケボノソウです

 

 アケボノソウは茎の天頂の花が、一番早く開花するようですね

 

オドギリソウです

 

宮城の湿地にサギソウが咲き残っていました

 

水滴が付いたサギソウです

 

飛んでいる二羽のサギソウです

 

綺麗なサギソウです

 

展望の無い道に咲くカラマツソウです

 

樹林帯にレンゲショウマが咲いていました

 

透き通るようなレンゲショウマです

 

ヤマジノホトトギスです

 

花弁、愕がピンクぽいレンゲショウマが咲いていました

 

花弁、愕がピンクぽいレンゲショウマのアップです