日時:2025年8月22日 
 
コース:鶴間池ノゾキ→車道歩き→荒木橋→鶴間池→カンスケ坂→ノゾキ(移動)山形の湿原
 
               (山形県)
 
 日の出前に、最上川沿いの道路から北側を眺めると鳥海山が見えて来ました。右側は経ヶ蔵山方面の山稜です
 
 鳥海山の右側の東の空に、月と水星と金星と木星が並んで輝いていました。胎蔵山方面山稜の上に月と水星が接近してますのでズームで見てみます
 
 ズームで見た、胎蔵山方面山稜の上の接近した28齢月と水星です
 
 鳥海高原ラインから眺める、日の出直前の鳥海山(外輪)です
 
 車道・鳥海高原ライン脇(ノゾキ)から眺める鶴間池ですが、朝日が昇って来たので逆光になっています。東側遠くの神室連峰と栗駒山は雲の中のようですが、丁山塊、弁慶山地などはハッキリと見えます。今回は鶴間池の渓流の花などを観に行きますが、始め車道を歩き荒木橋へ行き、そこから鶴間池へと周回します
 
 「荒木橋」付近の鶴間池入口です。今回も、ここから鶴間池へ下りますが登山道は刈払いされていました
 
 鶴間池への静かなブナ林の道です
 

 ブナ林の林床に咲くジンバイソウの小群生ですが、今年は開花が遅くまだ蕾でした。ジンバイソウはトンボソウの仲間では晩夏に咲き、葉に特徴が有るので分り易いです

 

 二重山稜?を横断すると崩落崖の急坂下りが始まります。急坂にはロープが有りました
 

 崩落崖の急坂の下った鶴間池への道脇には、ジャコウソウが咲き続きます

 

 鶴間池の水を排出している池沢は小さな渓流になっていて、トリカブトが咲いていました
 
 小さな渓流の池沢に咲く、今回お目当てのフキユキノシタです
 
咲き始めていたフキユキノシタです

 

隠れた人気の花・フキユキノシタが丁度見頃でした
 
 今回お目当ての花・フキユキノシタのアップです。鶴間池には例年9月に来ていたので、フキユキノシタは咲き終わりが多かったので、今回開花時期に観れて良かったです
 
 池沢渓流に咲き始めていたヤマハッカの仲間・カメバヒキオコシです
 
 カンスケ坂との分岐手前にある炭焼き場跡です。付近のブナの木には最近チェックするようになったハートマークが有ります
 
池畔のブナ林の中に建つ鶴間池小舎が見えて来ました
 
 カンスケ坂(黄色・左)との分岐です。仮設橋を渡って鶴間池(白線・右)へ行きます
 
 橋を渡った入口付近から眺める、鶴間池と鳥海山と「逆さ鳥海」です
 
 静寂なブナ林に囲まれた鶴間池と崩落崖に架かるマタフリ滝(左)と鳥海山と「逆さ鳥海」です。池に浮かぶ小島の低灌木が色付き始めていました。湖畔で鳥海山を眺めながら猛禽類の飛来を期待して、お湯を沸かしティータイムです。鶴間池周辺を散策した後はカンスケ坂を登り返します
 

 ジャコウソウ咲き続くカンスケ坂の急坂です。登り始めは梯子が有りますが、上部はロープが有る急坂です

 
 カンスケ坂の上部には、クロバナヒキオコシが咲き始めていました
 
 カンスケ坂(崩落崖の急坂)を登り終えると分岐で、カンスケ坂の案内板が有ります。この後、分岐からノゾキ側の鶴間池入口へ行きますが、途中、鶴間池の全景が望める箇所(のぞき)が有りました
 
 カンスケ坂分岐から展望の無い平坦なブナ林を歩くと、程なくして車道(鳥海高原ライン)脇に有る、ノゾキ側の鶴間池入口に出ました
 
 車道(鳥海高原ライン)脇に有るノゾキから眺める鶴間池ですが、東側遠くの神室連峰と栗駒山は雲の中のようですが、丁山塊、弁慶山地などはハッキリと見えます。この後、山形の湿原へ移動します
 
山形県の湿原
 山形県の湿原のサギソウは今年は開花が遅れ気味で、丁度見頃でした
 
今にも飛び立ちそうなサギソウです
 
絶滅危惧種の自生のサギソウが、まだ見る事が出来ました
 

ちょうど見頃のサギソウでした

 

 帰路に見た湿原に咲くタヌキモです。※タヌキモは、牧野富太郎博士が発見したムジナモと同じ浮遊植物です。牧野博士は「ムジナモ」を発見したとき、形がタヌキの尻尾のようなので「タヌキモ」と命名したかったが、既にタヌキモがあったので、タヌキの別名であるムジナから「ムジナモ」と名付けたそうです(資料より)。発見が逆であればタヌキモは「ムジナモ」になっていた?
 
ハッチョウトンボのオスです
 
 湿原に咲いていたヒツジグサです。未の刻(午後2時前後)に開花するのが名の由来です

日時:2025年8月19日

 

場所:宮城の山

 探し見た、宮城の山のヤブの中に咲くナツエビネです

 

ナツエビネのアップです

 

 ヤマジノホトトギスが咲いていて、季節は夏から初秋へ移っていますが今日(8.19)も暑いです

 

ヤブ山でもすぐ目に付くフシグロセンノウです

 

エビネ類の葉が有りました。来年の春が楽しみですね

 

ヤブ山に咲くレンゲショウマです

 

 レンゲショウマの蕾が膨らみ、次々と咲き続くようです

 

 下から見たレンゲショウマです。レンゲショウマは花が下向きに咲く姿から、「森のランプ」や「森の妖精」と呼ばれています

 

 レンゲショウマの花弁は萼片より短く、先が濃紫色になりますが、

 

 花弁の先が濃紫色にならない、白いレンゲショウマが咲いていました

 

下から見た白いレンゲショウマです。出会えてラッキー

 

 花弁の先が濃紫色の通常のレンゲショウマを下から覗きますが、例年この時期は虫が多く飛んでいて落ち着いて観れません

 

 ヤブ山に咲くレンゲショウマです。レンゲショウマは、花が蓮に似て、葉はサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)と名付けられたと言われています

 

大株のフシグロセンノウです

 

 マツカゼソウです。この時期、何処の山でも出会いますね

 

探し見たナツエビネ

 探し見た、宮城の山のヤブの中に咲くナツエビネです。大小3本の茎が立って花を付けています

 

 ナツエビネのアップです。ナツエビネは日本海側の山での報告が有りますが、太平洋側の宮城県では少ないので、出会えてラッキーでした

日時:2025年8月17日

 

場所:宮城県北部の湿原と県民の森

 

 お盆も過ぎたので、宮城県北部の湿原の花を見に来ました。湿原にはサワギキョウが咲き始めていました

 

サワギキョウのアップです

 

ミズトンボも咲き始めていました

 

ミズトンボのアップです

 

ギボウシです。この時期何処かしこと咲いている花です

 

 ミズトンボです。お目当てのオオミズトンボはまだ咲いていませんでした

 

ミズトンボのアップです

 

ミズトンボにバッタが止まっています

 

見頃のオトコエシです

 

ツルニンジンの蕾です。もうすぐ花を咲かせそうです

 

ミズタマソウです

 

池塘に咲くジュンサイの花です

 

 オモダカです。田んぼの雑草と言われていますが、綺麗な花です

 

県民の森の花

県民の森のキツネノカミソリが見頃になりました

 

咲き続く県民の森のミズタマソウです

 

ミズタマソウのアップです

 

「山の打ち上げ花火」はトチバニンジンの実です

 

オトコエシも見頃になっています

 

咲き続くキツネノカミソリです

8月の満月と接近した金星と木星

 2025年8月9日AⅯ3:50(仙台市)から眺めた満月と蔵王方面です。AⅯ4:00頃、蔵王の刈田岳付近に月入りするのですが雲が有って見えません。8月の満月はスタージョン(チョウザメ)ムーンと呼ばれています

 

 2025年8月9日AⅯ3:50(仙台市)から眺めた、東側の県民の森の上空です。接近した木星と金星(右)が見えます

 

「県民の森」などの夏の花:2025年8月7日(宮城県)

県民の森に咲くミヤマウズラです

 

キツネノカミソリが咲き出していました

 

キツリフネが一斉に咲き出したようです

 

白いギボウシです

 

サワギキョウが咲き出していました

 

サワギキョウのアップです

 

ミソハギも咲き出していました

 

ミソハギのアップです

 

2025年夏の高山の花(未掲載の花)

咲き始めたガンクビソウです

 

タマガワホトトギスが咲き続いていました

 

見頃のミヤマホツツジです

 

ウメバチソウが咲き出しそうです

 

イワカガミの花と穂です

 

花後のチシマゼキショウ

 

ハクサンシャジンです

 

ヤマオダマキが咲き続いています

 

咲き出し始めたイワブクロです

 

チシマゼキショウが咲き残っていました

 

イワオドギリです

 

イワブクロです

 

エゾシオガマが咲き始めています

 

終盤のコミヤマハンショウズルです

 

終盤のヨツバシオガマです

 

高山を舞うシロチョウの仲間

日時:2025年8月6日

 日の出頃、移動途中の矢島地区で見た鳥海山です。当日の秋田市は東北三大祭り「竿燈」で混んでいますが、大森山など秋田市周辺を散策します

 

場所:大森山(彫刻の森)散策路周回→大森山動物園

大森山公園(秋田県)

 

大森山一帯にツリガネニンジンが咲き続いています

 

 大森山(123m)の一等三角点の標石に若い女性が3人が乗っている?いいえ、佐藤忠良・作の「乙女の像」です

 

 大森山の山頂展望台には三角点と佐藤忠良・作の「山と海の群像」(乙女の像)などが有りました。※山と海の群像(1971建立)

 

 大森山の山頂から眺める北側に、日本海の海岸線と男鹿半島の男鹿三山と寒風山が見えました

 

 大森山の山頂から東側を眺めると、東北三大祭り「竿燈」で賑わっている秋田市街と太平山などが見えました

 

 大森山(彫刻の森)散策路に、ツリガネニンジンが咲き続きます

 

 大森山散策路は「新奥の細道」にも指定され整備されて、途中に「精華」などの彫刻が展示されています。※「精華」1976作・若狭三郎 

 

 ミズタマソウに水滴がついて、水玉のようになっていました

 

見頃のミズタマソウが咲き続きます

 

 「風の女」1978作・峯田敏郎です。※大森山の「彫刻の森」には、昭和51から59年の間に設置された具像、抽像の彫刻が20点あります

 

カラマツソウが咲き続きます

 

オオウバユリが咲き残っていました

 

 

大森山動物園

動物園入口に展示されているデゴイチ(D51)です

 

 大森山動物園です。オオカミやイヌワシなど希少な動物が展示されています

 

珍しいホッキョクオオカミが2頭展示されていました

 

 ホッキョクオオカミです。※大森山動物園には他にもユキヒョウやライチョウなども展示されています

 

 大森山動物園のイヌワシの若いペアです。白い羽根がまだ残っています


 イヌワシの若いペアの片方です。金網越しですが上手く撮れました

 

 大森山動物園のベテラン(雌の西目と雄の紫雲)のペアです。金網に陽が当たり上手く撮れません。※(紫雲×西目)のペアは今年も産卵しましたが、卵を上手く抱けないので、卵を天王寺動物園のペアに育ててもらうことになりました。卵は無事天王寺動物園に移動し、巣にある卵と大森山動物園の卵を交換しました。作業が終了し人が離れると、すぐにイヌワシの姫神が巣に戻ってきて、交換した卵を温め始めたそうです・天王寺動物園HP

 

 大森山動物園のイヌワシの若いペアです。大森山動物園はイヌワシを11羽(2019)飼育しているそうですが、ペア2組(4羽)のみ展示されていました

 

 若いペアのイヌワシです。金網越しですが上手く撮れました。先月、南三陸へイヌワシ野外放鳥のニュースが有ったので、放鳥される前にイヌワシを見に来ましたが、4羽のみ展示で他のイヌワシは展示されていないので、他の場所で野外放鳥の訓練中なのでしょうか?

 

 

南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト

2025年7月17日(東北放送):日本自然保護協会と南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会(宮城県南三陸町)は、動物園で生まれたイヌワシを、南三陸地域で野生下に復帰する計画・・

2025年は人工の巣などを作る準備を進め、2026年6月ごろから2029年までの間に3回放鳥し継続して観察する計画

 

南三陸でイヌワシ放鳥へ、大森山動物園のひな供給

 秋田魁新報):日本自然保護協会と南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会は16日、イヌワシの野生復帰を目指し、動物園で生まれた個体を宮城県南三陸地域に放鳥すると発表した。飼育下の個体を野生に放つ試みは全国で初めてで、大森山動物園で生まれたひなが使われる予定。来年6月ごろの1回目の放鳥に向け、準備を本格化させる