不可能と思っても諦めずに貫く | 斉藤ゆき子の「朗読と声の徒然なるまま」オフィシャルプログ

斉藤ゆき子の「朗読と声の徒然なるまま」オフィシャルプログ

朗読表現者・ナレーター・声優。シンガー。ソフィアの森代表。@音読指導士を養成。著書「奇跡の朗読教室」NHKドラマ「この声をきみに」朗読指導。日々の気づきや朗読教室で起きた事など他を書いています。東京にて活動中。



こんにちは。

ソフィアの森主宰

声の表現者 斉藤ゆき子です。



テレビの仕事につきたいと作文に書いた
9歳の時。
ラジオを聞いてDJにあこがれた12歳
NHK朗読コンテストに出たのが17歳
大学に入りミスDJに選ばれて
ラジオで大友康平氏と一年共演し

とうとう、いい気になって、
就職で挫折した笑い泣き



だけど諦めらなかった。
今や大手に成長した声優事務所の
初期メンバーで入れてもらったが、



仕事全くなくて挫折ガーン
ヽ(゜▽、゜)ノ


でも諦めない。
それから
周りの力や支えでナレーションの仕事に導かれて
生活も安定してきた。
奇跡的に結婚ができて、
奇跡的に長男長女に恵まれた。
奇跡的に10年間主人の両親との同居に耐えられた。


そして
震災ショボーンがあった。


仕事が今まで通りにいかなくなったときのこと。
東日本大震災直後に、
35年前ぐらいから知り合いだった
ある有名な女優さんとバッタリ。


かくかくしかじか悩みを話すと、


「私もね、 今仕事がなくてね、
大変なのよ。
やめ時か、ってなんども考えるわ。
あなたも、お仕事長年お疲れ様でした
はい!」とおっしゃった。


寂しい気持ちになっていたときに
ある、これまたビッグな方にバッタリ。


道端で、苦しい思いを話すと
「あなたのような落ち着いた声は、
高齢化社会の時代に、きっと必要とされる時がくる!
番組も必要とする時が来るから諦めないでね」


Tさんを一生忘れない。
若くして亡くなってすごく悲しかった。
そうこうしていると
またナレーションが以前のように
戻ってきてあれから13年がたつ。


貫いてきてよかったと思う今。
やはり挫折感に苛まされて
挫ける時があっても


誰かの一言に励まされ
勇気が奮い立つことがあり
起き上がれることがある。


一つのことやり抜ける力って何?
と問われたら


「好き」であるからだ。


それこそが
エネルギーの源泉なのだ。
だけど今はちがう。

みんなにつたえて喜ぶ顔がみたい。
役にたって、死にたい。
私にたったひとつ与えてくれた声で
表現ができることに感謝しかないと思える。
がんばります。


また明日





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一般発売は1月28日(日)から始まりました。

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