コミュニケーションに生かせる想像する力 | 斉藤ゆき子の「朗読と声の徒然なるまま」オフィシャルプログ

斉藤ゆき子の「朗読と声の徒然なるまま」オフィシャルプログ

朗読表現者・ナレーター・声優。シンガー。ソフィアの森代表。@音読指導士を養成。著書「奇跡の朗読教室」NHKドラマ「この声をきみに」朗読指導。日々の気づきや朗読教室で起きた事など他を書いています。東京にて活動中。




みなさま

お元気ですか?


ソフィアの森主宰

声の表現者、ナレーターの

斉藤ゆき子です。


6月1日に紀尾井町サロンにて

大好きなふたりと共に

奇跡の?朗読会をすることになりました。

表紙の写真が出演者です。


何が奇跡かというと

みんなスケジュールが忙しくて

実現できなかったからです。



とても素敵な会になりそうで、

いまからワクワクしています。

ぜひいらしてください。





さて、話変わり、現在放送中の

NHKドラマを紹介。


お別れホスピタル



ドラマ『この声をきみに』でお世話になった

チーフ演出家の笠浦監督から


今回第二話を担当しているので

ぜひ観てください!

とお知らせをもらいました。



本当に仲良くしてもらっていることが

感謝でなりません。



笠浦監督の素晴らしさは

果てしない想像力と、豊かな情感。

温かみがあり度々心にくっ!とくる情緒。


そんな監督のドラマは来週10日。

ぜひご覧ください。



『想像する力』


これは朗読する上ではもっとも重要。

イメージ力があっても表現できない

という方が実に多いです。



「朗読で文章を立体的に表現して読むって
どうしたらよいのでしょうか?
説明してください」

じつに熱心で、素晴らしい質問です。

答えはこう!と断定はできないですし、
みなさんにもいろんなご意見があると思いますが、

わたくしは、この「想像すること」では
ないかとおもうのです。これは普段のコミュニケーションでも、言葉づかいなどにも言えます。

もちろんわたし、想像してますよ
だけど難しいのです!
っていう言葉が返ってきそうです。
 

笠浦監督が演出した、(2017年)
「この声をきみに」の中で
「くじらぐも」を竹野内さん扮する孝が
朗読するシーンがありました。

しょっちゅう想像する姿が出てきますが、
これは、究極でした。

想像したら、自分の声で創造して、
オーバーに演じてみる。
恥ずかしがらずにやる!

最初は声を大きく出したり

小さく出したりしながら身振り手振りつけて。

上手くなくていいですから。
噛んだってつっかえたっていい
まちがえたくない、という人。
そんな自分が恥ずかしい人。
それが想像を邪魔をする。

ほめられたいなあ、と思うと
評価されたいなあ、と思うと
それだけで何かを阻む。

相手のために
喜んでもらうために
何かに気づいてもらうために
だれかに元気になってもらうために
誰かの心に灯火が灯るように

一生懸命にやれば、ひたむきにうちこめば
伝わるし、立体的になると思います。

そしてきっと見る側聞く側は感動する
心を動かされる。
と信じています!
とは言いながらも
私も努力していますー!


来月のイベントがこれ。




3月26日に公演します。

宮沢賢治 鹿踊りのはじまり

加納朋子 バルタン最期の日。



ある方から

『斉藤の公演を初めて観た人が、これが朗読だと

思ってしまったら〰️

私たち、朗読できませんー』



と言わせてしまいました。

これは、照明や音楽と一緒に作る

観る朗読舞台なので

他とはちがうかもしれません。

といいますか、人がやってることを

したくないので必死です🤣



https://www.humming-hall.jp/event/240326.php





チケット受付は、

ハミングホールまでお願いします。

一般発売は1月28日(日)から始まりました。

お問い合わせください。



へぇー、どんなことやってるのと

眠くなるんじゃない?

つまんないだろうな、

そんな思いで観にきてください。



朗読初めての方はしたい方はこちら。



お待ちしています!