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ワンコ’s +2の日々

2匹のパピヨンと人間2人が住む
パピヨン城にやって来た保護WANs
3匹&被災犬1匹の日々を綴ります

昨日は「日本人は犬を飼うな」が虐待を防ぐ最も効果的かもと書きましたが、仮にそれが正しいとしても現実的ではないでしょう。

ではどうすればいいのか。

諸般の事情で散歩に連れて行かれなかったり,世話をすることができなくなったり、長時間の留守番をさせたりするときは、気軽に利用できるお助けサービスの体制を整える

これが良いのではと思っていたら 以下FBからの転載

会ってきました。

高梁市で歩道上を車からのリードで引っ張られていた「けんた」君です。
畜犬登録も狂犬病予防接種もきちんとされてます。
朝10時にご自宅に伺ったのですが、ご不在で午後3時まで待ちました。
予想していたとおり警察の事情聴取でした。
警察車両での送り迎えでしたが、なぜ自宅での事情聴取にしてくれないのか…
88歳の身障者手帳を持つご主人と要介護の奥様への負担はいかばかりであったか…
しかし、してしまった罪は罪。本人も反省してらっしゃいます。

さて、私からの「散歩をさせてください」との申し入れ。にべもなく断られました。
これも予想したとおりです。
連日のマスコミ取材、今日の事情聴取などで頑なになっていらっしゃいます。
それでも「地区のみんなで面倒みます」「私は犬好きの犬バカです」と話をしているうちに、
「もう60年も犬と生きてる。犬と暮らしていきたい」
と本心を話してくださいました。
私が一番危惧したのが、「けんた君を手離す」という選択をされることでした。
飼い主さんは息子さんを頼るという形も考えていらっしゃいました。
しかし、ご覧の通り、けんた君は大変良い子。飼い主さんに可愛がられているとすぐにわかる子です。問題があるとすれば、番犬にはなれないってことくらい。
散歩と体調管理さえできれば何の問題も無い家族の関係を何故に壊さなければならないのか?

ですから私は犬バカの犬好きのプライドにかけて、けんた君の散歩と体調管理をできるだけやってみます。
遊びに来るのは問題無いと言っていただいてます。
何度でも遊びに行かせてもらいます。

あの映像を見れば、誰しも虐待だと思うでしょう。私もそう思います。
でも許していただけませんか?
これからは地区で近所で見守ります。
もちろん私も見守ります。

そして重ねてお願いがあります。

私は仕事がある身。ご近所はみなさんご高齢。
けんた君と遊んでやれる人数は何人いても問題ありません。
私の知人・友人にも頼みますが、みなさんの友人の中にもけんた君と遊びたいと思っていただける人がいらっしゃると信じます。
その方達に向けてぜひこの記事をシェアしていただけませんでしょうか。
そして遊んでくださる方、私あてにコメントかメッセージをください。
何卒何卒お願いいたします。

またけんた君と遊んでる記事をアップいたします。

長文失礼しました。

高見 岳夫

 

なんて素晴らしい。

こういうボランティアがどんどん広がっていくことが、今回のような高齢者と犬の問題を解決する最善の策ではないでしょうか。

責めること、禁じることは簡単です。

しかし社会的弱者に対して、その生活環境を壊すことなく寄り添うことは、とても大変なことですが実り多いことではないでしょうか。

 

 

昨日色々なところで話題になった、歩道を車で走りながら柴犬を走らせていた老人。

大方の意見は「だから老人に犬を飼わせるな!」 

あのお爺さんは88歳で82歳の時にペットショップで柴犬を購入、現在は杖がなければ歩けなくなり愛犬はまだ若いから週に1回くらい走らせてあげなければとあの行動に至ったと本人の釈明。

あれが動物虐待かどうかとか車輌通行帯違反とかの法に関する処置・判断は専門家に委ねるとして、老人は犬飼育禁止で済ませていいのだろうか。

 

問題は誰もが希望すれば衝動的に犬・猫を買える環境にあることではなかろうか。

年齢に関係なく虐待するために命を買う人もいる。テレビCMで見た、可愛かったと言う理由で衝動的に命を買う人もいる。子供にねだられて仕方なく命を買う人もいる。

まずはこの状況をなんとかしないと、長寿大国日本ではこれから益々老人と生き物の問題は起こると思う。

しかし、売る側の問題の解決は遅々として進まない。

 

ならば買う側になんらかの規制をかけてみてはと考える。

まず飼う前の講習を義務づける。犬とはどういう動物か、猫とはどういう動物か、犬・猫を飼うにはどのくらいの費用がかかるか、どの程度の労力を必要とするかしっかり勉強してもらう。

するとどうなるか、犬は本来群れで行動する動物です。犬にはしっかりとしたリーダーが必要です。ここでまず年齢・家庭環境に関係なく多くの人が飼い主として脱落することになる。

なぜなら日本は国策として共稼ぎを推奨しているから、大半の人が犬に長時間の留守番を強いることになる。←これ厳密に言えば立派な犬虐待です。だからと言って「共稼ぎは犬を飼うな」と声高に叫ぶわけにもいかず、講習ではこの問題には目をつぶることになる。一つ目をつぶれば次から次へと目をつぶることになり、結局は動物愛護先進国並みの飼育環境なんていつまでたっても整備できない。

売る側の問題も買う側の問題も解決できないならば「日本人は犬を飼うな!」が今のこの国では最も有効な動物虐待の防止策ではなかろうか。

 

長くなったので明日に続く(ここまで読んで反論コメントいただいても返事はできません)

まだ途中ですので

 

http://tokyoinuneko.com/category/detail.html?no=1973&c=WEB+MAGAZINE&fbclid=IwAR0QIde9B5v9o6kP3fai4uMK71Nt3hVN3KOT_RYzDRY7NmFxTYAlDsFyi5o

保護活動はボランティア活動

ボランティアとは自分の持ってるものを切り出してするもの、余力でやるもの。
ずらっとHPやブログの横に過去里親に譲渡した犬・猫の写真を並べて、私こんなに助けたんですよとアピール、最後には大変なんです、辛いんです、あれが足らない、あれが欲しい。
過去助けた仔の笑顔は、自分の心に喜びや満足感、そして明日の活動へのエネルギーを与えてくれるもの、数を誇るものじゃない。
大変だったらやめればいい。
辛いなら関わらなければいい。
足りないのだったら、足りる範囲でやればいい。
楽しく活動して、思考する余裕をもって問題の根源を見極めて、みんなで手を取り合って
大きなウェーブを起こして、そのウェーブでこの国を変えていく、そんな動物愛護活動ができるといいな。
 

 

朝から新潟県下越動物管理センターに収容されているラブラドールに会いに行って来ました。

収容時16キロしかなくてガリガリだったラブちゃん、少しふっくらとしてシッポブンブンで喜んでくれました。

ここの管理センターはとにかく収容動物の譲渡に一生懸命で、譲渡希望なら本来は休日の土曜も日曜も対応してくれますし、県外の人でも譲渡してくれます。

但し譲渡のための譲渡はしません。

ですからボラが引き取って里親さんを探すことはできません。

少し前 I県のセンターともめて犬の引き出しをさせないことで、警察まで呼んでセンターを罵倒していたボラさんがいました。

この方は全頭引き出して自分達のシェルターや預かりさんのところに連れていけばいいと主張されていましたが、では高い税金を投じて作った各県にあるセンターの役割はなんなのでしょう?

下越センターはある一定の期間を過ぎると、新潟県の犬として登録をして狂犬病予防注射を行い、弱っていれば血液検査もし、持病があれば投薬もし、一ヶ月以上滞在していればワクチンも打ち、怪我の治療もして、今日のように面会者が来るようならばシャンプーもしてくれます。もちろん元気なワンコは昼間のお散歩もかかしません。

愛護センターってそういうところじゃないでしょうか?

ボランティアに丸投げするのが愛護センターではありません。

そういう愛護センターでいられるように、お手伝いをするのがボランティアではないでしょうか?

なぜってセンターもボランティアも目的は唯一つ、ワンコやニャンコに幸せになってもらうことですから。

動物愛護のボランティアは夫々やり方が違って、そのやり方に固執するあまり仲が悪いことが多いと言われます。ボランティアとセンターの関係もギクシャクしているところも多いと聞きます。

どうして仲良くできないのか、お互いに立場の垣根を越えて助け合って、下越センターのようなところが増えたらいいなと思います。

そして生活を犠牲にしたり、体力を使い切ったりといった楽しくないボランティア活動がなくなることを祈りたいです。

 

 

沖縄読谷村で草むらの中で5匹で寄り添うように生きてきた子達です。

その中の2匹のお嬢さんが遙々新潟までやって来て幸せ探しをしています。

もずくちゃん 推定年齢3~4歳 体重5.5キロ

人慣れしてますがビビリです、他犬は全く平気です。

まいかちゃん 推定年齢3~4歳 体重7キロ

人大好き、他犬は全く平気

残念なことに2匹ともフィラリア陽性です。通年の投薬で完治を目指します