日本人は犬を飼うなでいいのかな | ワンコ’s +2の日々

ワンコ’s +2の日々

2匹のパピヨンと人間2人が住む
パピヨン城にやって来た保護WANs
3匹&被災犬1匹の日々を綴ります

昨日色々なところで話題になった、歩道を車で走りながら柴犬を走らせていた老人。

大方の意見は「だから老人に犬を飼わせるな!」 

あのお爺さんは88歳で82歳の時にペットショップで柴犬を購入、現在は杖がなければ歩けなくなり愛犬はまだ若いから週に1回くらい走らせてあげなければとあの行動に至ったと本人の釈明。

あれが動物虐待かどうかとか車輌通行帯違反とかの法に関する処置・判断は専門家に委ねるとして、老人は犬飼育禁止で済ませていいのだろうか。

 

問題は誰もが希望すれば衝動的に犬・猫を買える環境にあることではなかろうか。

年齢に関係なく虐待するために命を買う人もいる。テレビCMで見た、可愛かったと言う理由で衝動的に命を買う人もいる。子供にねだられて仕方なく命を買う人もいる。

まずはこの状況をなんとかしないと、長寿大国日本ではこれから益々老人と生き物の問題は起こると思う。

しかし、売る側の問題の解決は遅々として進まない。

 

ならば買う側になんらかの規制をかけてみてはと考える。

まず飼う前の講習を義務づける。犬とはどういう動物か、猫とはどういう動物か、犬・猫を飼うにはどのくらいの費用がかかるか、どの程度の労力を必要とするかしっかり勉強してもらう。

するとどうなるか、犬は本来群れで行動する動物です。犬にはしっかりとしたリーダーが必要です。ここでまず年齢・家庭環境に関係なく多くの人が飼い主として脱落することになる。

なぜなら日本は国策として共稼ぎを推奨しているから、大半の人が犬に長時間の留守番を強いることになる。←これ厳密に言えば立派な犬虐待です。だからと言って「共稼ぎは犬を飼うな」と声高に叫ぶわけにもいかず、講習ではこの問題には目をつぶることになる。一つ目をつぶれば次から次へと目をつぶることになり、結局は動物愛護先進国並みの飼育環境なんていつまでたっても整備できない。

売る側の問題も買う側の問題も解決できないならば「日本人は犬を飼うな!」が今のこの国では最も有効な動物虐待の防止策ではなかろうか。

 

長くなったので明日に続く(ここまで読んで反論コメントいただいても返事はできません)

まだ途中ですので