ワンコーラス | フォークシンガーの生きる道

フォークシンガーの生きる道

自称昭和最後のフォークシンガーです

ポルノグラフィティ、ゴールデンボンバー、松山千春さん、中森明菜さん、天使もえさんを崇拝しています。

一貫性の無さを一貫する矛盾の塊。

目指せ一発屋‼

オーディションとかで

ワンコーラスだけ歌って下さい

みたいなのよくあるけど

個人的にはワンコーラスでその人の本当の実力は分からんよなって思ってしまう。

確かにワンコーラス聴けばどれだけ発声が出来ててリズム感があって

くらいはわかるかもしれないけど表現力ってのはやっぱり1曲通してみないと分からない気がする。

ってのも

例えばコース料理頼んで

前菜にステーキ‼

メインディッシュに野菜サラダ

じゃなんでこんな順番で出されたんだろう?

って思う人が大半だと思う。

とか

前菜ヒレステーキ‼
サラダにローストビーフ乗ってます‼
メインディッシュにサーロインステーキ‼
スープはオニオングラタンスープ‼
デザートにまたステーキ‼

じゃしつこいわ‼って思うと思う。

歌もわりと似てて

前半聴いた段階では

凄い声量あるし上手い‼

と思ってても曲が進むに連れて

さっきから変わらなくない?

最終的には

お腹一杯です…

って状態になることもあると思う。

佐藤裕紀の歌はわりとそうだってよく言われるから。

さらに言えば

カヴァーとかする場合その曲作ってくれた人に申し訳ないって思う。

もちろんサビに1番言いたいこともってくるだろうけど

そこに向かうまでに書いた歌詞は別にどうでもいいってもんでは絶対にないはず。

頭捻って眠れない日々を送る人もいるだろうし何日もそれに費やす人もいると思う。

そんな方々の紡いだ言葉を無にする方々に審査されるのか

って気持ちにならんかな?

まぁ時間の都合も分かるし中には君はなんで歌のオーディション受けてるんだ?って人も来るから何とも言えんけど。

ポルノグラフィティのTVスターという歌にある。

アピールは大切
歌も聴いてよ
切り取られた歌を

っていうフレーズが凄く好きなんだけど本当その通り。

切り取られた歌の中で自分らをアピールできるアーティストの皆さんはやっぱり凄い。

ちょっと主旨がずれたけど

そういった気持ちで歌を聴いてもらえたら

アーティストの皆さんも少しは報われるんじゃないかって勝手にちょっとだけ思ってみた。