おはようございます!たかはしゆうこです。
今、天空の木星は天秤座を移動中。
パートナーシップのことを、誰もが意識する時。
なので、恋人欲しい、恋人できた、も含めて
今のパートナーとの関係をより良くしたい
に目が向く人が多いですよね。
で、そうなってくると、占星術で相性を見てほしい、
というリクエストも、当然増えてくるわけです。
前にも何度か書いていますが
私の「相性」に対するとらえ方を
つい最近起きたエピソードを絡めて
語ってみますね。
ほとんどの人は、
「占星術で相性を見られる」と聞くと
「私と彼(彼女)は
相性いいですか!?」
と質問してきます。
でも、私は何百件も鑑定してきた結果
感じていることがあるのですけど、
「相性」って、スムーズか、少し難しいか、
くらいな感じで、残りの部分は
「理解」がどれくらいできるか?が
大事なんだと思うのです。
どんなところが似ているか。
どんなところが違うか。
だから、実は、相性の場合は、ハードアスペクトでも
「あった方がいい」
という解釈もあります。
それだけ、関わりが濃いということだから。
アスペクトがない場合は、反応しないってことで
興味がないっていうことになる可能性もある。
大切なのは、上にも書いた通り
「相手との質の違いを理解すること」
そして、そこから、さらには
「相手を通じて入ってくるエネルギーで
自分の幅を広げていくこと、
自分の持つエネルギーを増やしていくこと。
そうすることで、自分と相手を進化させること」
です。
同じようなことを書いています。
最近私がとても興味深いと思ったことをひとつ。
私の火星と、相手の金星が全く同じところにある方と
知り合いまして。
男女合わせても、今まで星を見せて頂いて
私の火星とぴったりのところに星がある!
という方は初めてでした。
古典的にはこの組み合わせは
「お互いの恋愛の理想像が一致」
という組み合わせです。
ご存知の通り私は夫ととても仲良しですし
その方にもパートナーがいらっしゃるので
恋愛に発展することはないのですが。
でも、どんな感じがするのかということを
その方に率直に聞いてみました。
私はその方の表現方法とか
物事への取り組み方のスタイルは好みです。
ただ、理想の男性かって言われると少しだけ違う。
まあ、相手からも「ちょっと違うんだな」
と言われたのでお互い様です(笑)
ここで大事なのは
「星が相性を決める」「星が好みを決める」
のではなく
「あくまでも、相性とはお互いに流れる
感情によって変化する」
ということです。
この組み合わせだと。
一緒にいて、私がしたいこと(火星)と
相手がしてもらって嬉しいこと(金星)が
言わなくても合っている
ということにはなります。
関口シュン先生は、
こういう時はモードが一緒ということ。
ただ、どんな思いが生まれるか?は
現場で確認しないと分からない。
と教えて下さいました。
この事例からも分かるように
「ホロスコープ上で、とても似ている!とか
ピッタリ!という相性であったとしても
そこにどんな感情が流れているか?
ここが一番重要である」
ということ。
ピッタリ合っている場合は
「言わなくてもわかる」
があるし、自分が自然にしていることが
相手に喜んでもらえたり受け容れてもらえたり
しやすいという点は、大きいです。
私が、相性の時に一番大切にしているのは
ここの部分で、「言葉にしなければ分からない」
関係性の時に、相手がどうしてそういう行動をするのか?
どんな気持ちなのか?を、理解する糸口として
ホロスコープを活用することだと思うのです。
例えば、私と夫はとても仲良しですが
月山羊座(私)-月天秤座(夫)が
タイトなスクエアを形成しています。
これは、お互いの当たり前感覚や価値観、
感情の使い方が、ぶつかり合うということです。
この間、夫と話していた時も
「私はこういうことされると嫌なんだ~
何か言い訳されてる感じがする。」
とモヤモヤしていたことを伝えたら、夫は
「そうかー。僕は逆にきちんと詳細に説明してもらって
こういう事情だから、って言われる方がいいな」
と言われて、全く感じ方が違うんだな、と思いました。
これを
「分かってもらえなくて寂しい!」
と感じるなら、スクエアはきつい関係。
相性では一番、つらい組み合わせとも言われています。
でも、私は夫にそう言われると
「そうか、そういうことだったのね。
じゃあ、言い訳というのも、私はそう感じたというだけで
相手はそういうつもりはなくて、
むしろ、ちゃんと自分の状況を説明したくて
伝えているだけなのかもしれないな」
と、視点を切り替えるきっかけになりました。
ただ、単に「大変だったね、それは嫌だったね」と
共感してほしいだけの時は、スクエアはつらいですよ(^^;;;
でも、それは、基本的に他者に求めるより
自分で自分の気持ちを受け止めるでやれたらいいかな
とも思います。
あと、私の場合は分かってくれそうな人に愚痴る(笑)
夫はそういう意味では、違うから分からない が前提。
その代わり、すごく自分の考え方や、物の捉え方の幅を
広げるのには、なるほど!と思うことが多いです。
でもね、スクエアの場合はここまで至るまでに
ケンカしたり、どちらかが受け止めてもらえない感があったりで
壁にぶつかることも多いのですよ。
だから、スクエアはきつくて、やっぱりこの人とは合わない、
とはなりやすいです。
それを超えて、お互いの違いの面白さを学べる関係になると
お互いが進化し合える関係になる。
それがスクエアの素晴らしいところです。
いっぱい取り込めると、自分がどんどん広がる。
だから、スクエアには
「言葉や言葉ではない形も含めての
コミュニケーションが必須」
となります。
言わなくても何となく分かる
コンジャンクションやトラインやセクスタイルとは
全く違うんですよね。
オポジションの「違う」とスクエアの「違う」も
別のもので。
オポジションは、同じものを求めているのに
やり方が正反対だからこそ惹かれる
という感じだけど
スクエアは、自分の求めているものに
ツッコミを入れられる感覚なのですよ。
それでいいの?みたいに。
なので、私と夫の場合は
社会に対して自己確立したい!という私に
周りのみんなもバランスが取れている状態でね
というツッコミを入れてくる。
でも、相性というのは、それだけじゃなくて
私と夫の場合は火星の位置がほぼ一緒で
これが「ケンカが少ない」要因でもあるので
本当に複雑に絡み合っています。
それを紐解いていくと、相手の人物像が
より浮き彫りになり、また、自分がそのパートナーシップを
通じて、どのような成長を必要としているのか
そこまで見ていけると、一番だと思います。
なので、相性って
星だけを見て
「いい・悪い」は
かんたんには言えないってことです。
まだまだ奥が深いです。
というわけで、私も深めたいな、と思いまして
12月4日(日)に
リマーナすず先生をお迎えして
占星術相性講座をして頂きます!
満席になっていたのですが、キャンセルがあり
あと1名様、ご参加頂けます。
リマーナすず先生の占星術相性講座
日時:2016年12月4(日) 13:00~16:
場所:吉祥寺駅南口より徒歩6分の会場
(お申し込み時にお知らせいたします)
料金:7000円
定員:8名
※この講座の後、16:30ごろから1時間ほど
Sunmoon Flower Essence Cafeで
すず先生との交流会も企画しております。
交流会は任意参加です。
一緒に学べますことを楽しみにしております。
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たかはしゆうこの
原始反射統合を通じた体のアプローチや、
発達の段階のことと、お母さんの心のこと
今日もお読みくださいましてありがとうございました。