若々しく活力にあふれ、心身共に健康な状態を保つための療法が『ラサーヤナ』です

● 若々しく活力にあふれ、心身共に健康な状態を保つための療法が『ラサーヤナ』です。

こんにちは。
東京西新井アーユルヴェーダサロン“ゆう”の上野由美子です。

昨日は、こんなブログを書きました。

【若返りの薬があると聞いたら、欲しいですか？】

アーユルヴェーダは、起源より医学とし、様々な病気や問題、生活の全ての側面から、８つの部門に分けて、伝えられてきました。

その８部門の１つに『ラサーヤナ』強壮学があります。

老化や病気を予防して、寿命を伸ばす薬・食事・生活法は全て『ラサーヤナ』と呼ばれます。

その『ラサ』は、身体全体の栄養を担う液体を指します。



『乳び』とも呼ばれ、特に重要な乳白色の液体で、食べ物が消化されて最初に作られる物と意味されます。


この液体の循環が妨げられると病気や衰退という結果をもたらすと考えます。

この体液の質が優れているというだけでなく、適量存在すること、

さらに、身体の様々な細胞に必要とされる栄養分が届けられることが求められます。

そして、これらを作り出す消化力も必要と考えます。

身体の様々な組織は、アグニ（消化力）の力によって常に破壊と新生を繰り返している。

破壊の進行が阻害されることなく継続的に進行すれば、老化はいち早く起こる。


年齢が若ければ、通常アグニ（消化力）が細胞の新生や増殖に必要な材料を組み合わせて成長を促進させることに役立ち、破壊の過程はそれほど起こらない。


歳を取ると破壊が進行し、新生する働きが緩慢になるために、様々な疾患に冒され最終的に死に至る。

組織における破壊や減少の過程が何らかの形で抑止されれば、その人は病気にかかることなく長寿を全うするであろう。


この目的を達成するためには、ラサ（栄養する体液）の質を良くし、それが必要な量供給され、細胞膜から細胞内へと取り込む力を維持しすることが必要である。


これが、ラサーヤナ療法の目的であり、そのために健康人であっても食事・薬・生活方を選択し、適用するのである。

細胞は、約２８日単位で生まれ変わると言われます。

そして私たちの体の中にある細胞の数は、決まっています。

古い細胞が破壊されて、新しい細胞が生まれます。

そのメカニズムが崩れると細胞が癌化する事もあると考えられます。

体温が３５度台の人は、癌のリスクが多くなるのには、食べたものを上手く消化できるだけのエネルギー・熱量＝消化力が無いと言えます。



◯万円する美容液やサプリメントを使っても、体内の代謝が上手く機能しなければ、何の効果が生まれません。




消化力を上げるには、内臓を冷やさないよう、冷たすぎる飲み物は、控えましょう。



そして、朝一番の白湯をオススメします。

白湯は、やかんで作ります。

沸騰させるまで強火で、沸騰したら弱火にして蓋を開けて、さらに１０分ほど火にかけて作ります。

作った白湯は、ポットに入れ１日で飲み切るようにしましょう。


アーユルヴェーダが本来目指すのは、純粋な治療です。



純粋な治療とは、あるドーシャのアンバランスをなくすために、他のドーシャを増大させたり悪化させたりしないものを意味します。

症状を治すためにもう一つ別な問題を起こすものは純粋ではないといえます。


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