練習に使う時間は1時間〜2時間が
継続してできるベスト。
毎日続けることが大切。
今の練習では、確実に前に進んでいる手応え
が感じられる。
急速に前に進み出したきっかけは、
なんと言っても、新しいパーソナルジム
でのトレーニングである。
ちなみに、今自分に足りない、
意識すべき筋肉に気付いたところで、
そこで終わってしまっては意味がない。
それなりの金額を払ってるのは、まったく
ステ銭である。
ただ、言われるがままに続けるのも、危険。
自分の目的に合っているか
そこへ常に問いかけていかないと。
パーソナルトレーニングの回数を重ね、
いろいろメニューを体験すると、やはり
スポーツを前提としてるトレーニング
のように感じる。
しっかり取り組んだのは、バレーボールだけ
だから、一口にスポーツと言ってしまうと
反論は出ると思うが、
はっきり、ダンスに必要な筋肉より、
シンプルであり、素直な筋肉の使い方であり、
筋肉のベクトルは、90°、45°が基本だ。
ダンスで使うベクトルは、360°であり、
他の筋肉との絡ませ方も複雑である。
スポーツで使う筋肉に、そんなややこしい
動きを覚えさせると、パフォーマンスが
逆に落ちてしまう。
ボールを最大に飛ばすには、重力を加味した
物理的に最も効率の良い角度があり、
その方向に向けた筋肉を純粋に強化する
のがベストだから。
結論を言えば、
気付いた不足の筋肉を、ダンスで使うよう
に育てるには、ダンスのためのトレーニング
が必要であり、ジムのそれでは不足なのである。
ということで、練習の意識を変えたところ、
身体の中の筋肉への意識が、日に日に
深くなっていく。
上半身の動きに、下半身がしっかり支えて
くれ、さらには、絡んで動いてくれる。
今までいかに上っ面で
踊っていたかがよくわかる。
10年前、アイソレの本当の意味を知った
ときも、毎日続けることによって、
自分の身体に取り込めるようになったのだ。
まだこの頃は、うわべの筋肉を動かそう
としてたねだが。
身体の奥深くの筋肉とは、すぐには対話
できない。
使いたい筋肉がどこにあるのか、
どうすれば動くのか、
最初はまったくわからないのである。
それを、毎日毎日、話しかけて、
話し掛け続けることによって、
ようやく反応してくれるようになる。
最初に小さな応答が返ってくるまでが
とにかく長い。
でも小さな応答が返ってくるようになれば、
そこを少しずつ強く広げて確実なものに
していける。
簡単なことではない。
でも対話が始まると、これほど楽しくて
面白いものはない。
これがストリートダンスで最も重要な
基礎であり、最も自分らしさを出せる
スキルになる。
キッズや学生の若い人でも、表面が使え
出して満足してしまう人と、
奥深くを探し続けていく人に2分される。
奥深くへ探求を続ける人は、人と違う
踊りへと進化していく。
シニアの場合、この山を乗り越えれず、
諦めて、できるところで愉しめればいい、
に落ち着く人が圧倒的に多いような気が
する。
昨年夏の経験から、
レッスンやイベントで外に出ると、
毎日の練習ペースは崩れがちになる。
自分のダンスの成長に本当に必要なのは
どちらか、と考えたとき、
今年は、練習を優先することにしてる。