うつ病⑤ 発症の要因 【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院】
うつ病の発症の要因
うつ病は、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていると推測されています。しかし、これもセロトニンやノルアドレナリンに作用する薬がうつ状態に効くことがあるため、考えられていることであり、まだ十分に実証されているとはいえません。
うつ病の発症には、ストレスが大きく関係しているといわれています。
「心が弱い人はストレスに弱いから、うつ病を発症するのではないか」と考える人がいるかもしれませんが、ストレスとはそもそも「心や体にかかる刺激や負荷」を指します。
つまり、人によっては思いもよらない出来事がストレスになるのです。
親しい人との死別や離婚、あるいは病気になるなどといった悲しい、つらい出来事がストレスとなるのは理解しやすいと思われます。しかし、それ以外にも昇進や結婚、こどもの独立など、どちらかというと明るい人生の転機でさえストレスとなることがあるのです。
糖尿病や脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病、がん、心筋梗塞や脳卒中の患者さんはうつ病を併存しやすいといわれています。病気そのものや治療薬の影響などで脳の機能に影響を及ぼし、うつ病を発症する場合もあります。病気だから元気がないのだと、見過ごされがちなだけに注意が必要です。
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うつ病④ 有病率や患者数は?【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院】
うつ病の有病率や患者数は?
厚生労働省のHPに以下のように書かれています。
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うつ病の有病率や患者数については、非常に多くの疫学研究がありますので、川上の総説から一部を改変して引用しておきます。
うつ病の12カ月有病率(過去12カ月に経験した者の割合)は1~8%、生涯有病率(これまでにうつ病を経験した者の割合)は3~16%である。日本では12カ月有病率が1~2%、生涯有病率が3~7%であり、欧米に比べると低い。一般的に女性、若年者に多いとされるが、日本では中高年でも頻度が高く、うつ病に対する社会経済的影響が大きい。
(川上憲人:世界のうつ病、日本のうつ病-疫学研究の現在.医学のあゆみ 219(13)、925-929、2006)
厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。
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うつ病③ 診断基準 【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院】
うつ病の診断基準
精神疾患の診断において近年は症状から診断をつける操作的診断が主流となっています。
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A. 以下の症状のうち5つ以上が2週間存在して機能変化を起こしていること。
⑴抑うつ気分
⑵興味・喜びの喪失
⑶体重減少/増加、食欲減退/増加
⑷不眠/過眠
⑸精神運動焦燥/制止
⑹疲労感、気力減退
⑺無価 値観、罪責感
⑻思考力や集中力の減退、決断困難
⑼自殺念慮、自殺企図(症状には1または2が含まれることが必要)
B. 症状により臨床的、社会的に障害を引き起こしている。
C. 物質の影響、他の医学的疾患によるものでない。
D. 精神病性障害(統合失調症および類縁疾患)ではうまく説明できない。
E. 躁病/軽躁病エピソードが存在したことがない。
(DSM-5® 精神疾患の分類と診断の手引きより引用、一部改変)
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また診断基準に記載はありませんが、うつ病は身体症状を伴うことが多く、うつ症状を呈する患者の6割以上が最初に内科を受診するという報告もあります。 さらに重症化すると貧困妄想、罪業妄想といった妄想を伴うこともあります。
うつ病に至った原因を推測して内因性、心因性(反応性)、外因性と分類する従来型診断も治療を考える上で重要です。
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