新年のごあいさつ 患者さん向け 冨田祥史 院長
皆さま、あけましておめでとうございます。
康祐堂鍼灸院の冨田です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年が変わると、気持ちは新しくなる一方で、ニュースを開けば「物価」「円安」「金利」「政策」など、生活に直結する話題が多くて、知らないうちに心と体が緊張してしまう方も増えています。
「なんとなく落ち着かない」「眠りが浅い」「肩や首がガチガチ」「胃腸が重い」…そんな声が出やすいのも、実はこの時期の“あるある”です。
今年は「午年」—走り出す年だからこそ、整えてから
午年は、前に進む力が強い反面、スピードが出やすく、疲れも溜め込みやすい年だと言われます。
なので今年の合言葉は、シンプルにこれです。
「走るなら、まず整えてから」
馬も準備運動なしでは走れません(笑)
12年・36年・60年周期の“見方”を、やさしく暮らしに活かす
東洋の暦(干支や四柱推命など)では、12年・36年・60年といった節目を「同じようなテーマが形を変えて戻ってきやすい」と捉えることがあります。
これは「未来が決まる」という話ではなく、世の中が揺れるときに、心と体がどう反応しやすいかを知っておく“目安”として使うのがいちばん健全です。
たとえば、過去の節目の年を振り返ると、世界では
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国同士の緊張が高まったり
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物価やエネルギーの“振れ幅”が生活に影響したり
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感染症や健康不安が話題になったり
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情報が多すぎて、気持ちが疲れやすくなったり
…という「テーマ」が、形を変えて繰り返されることがあります。
そこで今年は、未来を怖がるよりも、“揺れに強い体と暮らし”を作ることに意識を向けてみてください。
今年の「揺れに強くなる」3つのコツ(誰でもできる版)
① ニュースは“浴びない”
情報が多いほど不安が増え、睡眠の質が落ちやすくなります。
チェックは 朝と夕方の2回くらいで十分です。
② 冷えを減らす(首・お腹・足首)
ここが温まると、自律神経が整いやすく、回復力が上がります。
「薄着で我慢」より「賢く保温」が今年の勝ちパターンです。
③ 睡眠を最優先(寝る時間より“起きる時間”)
眠れない日は、無理に早寝を狙うより、まず起床時刻を固定。
体内時計が整うと、睡眠は後からついてきます。
こんなサインが出たら、早めにご相談ください
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寝ても疲れが抜けない
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頭が重い/めまい/動悸が増えた
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胃腸の調子が落ちた(食欲・便通)
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首肩こりから頭痛や目の疲れが強い
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気分の波が大きい、不安が続く
体の不調は「気合い」で押し切るほど長引きやすいものです。
早めに整えると、回復は驚くほどスムーズになります。
今年も康祐堂鍼灸院は、皆さまが
“やりたいことを、無理なく続けられる体”でいられるように、丁寧にサポートしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
康祐堂鍼灸院 冨田 祥史
新年のご挨拶 院長 冨田祥史より 医療従事者向け
皆さま
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
康祐堂鍼灸院 院長の冨田祥史です。旧年中は、臨床・教育・研究の各現場で多くのご縁とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
医療を取り巻く環境は、患者さんの高齢化、併存疾患の増加、情報過多による不安の増大などにより、年々複雑化しています。だからこそ私たちには、手技や経験だけではなく、説明責任・安全性・再現性を備えた医療を、より高い水準で提供することが求められていると感じています。
私は脳梗塞後遺症をはじめとする脳神経疾患、パーキンソン病、自己免疫疾患を中心に、山元式新頭鍼療法(YNSA)を軸とした統合的アプローチを国内外で発信してまいりました。近年は、うつ症状への支援、さらに育毛鍼灸の領域でも講演の機会をいただいております。しかし、どの領域でも一貫して大切にしているのは、「広げること」そのものではなく、適応と限界を明確にし、安全に運用できる形で共有することです。
統合医療は、ともすれば“何でもあり”になりやすい。だからこそ私たちは、手段が何であれ、患者さんの利益を中心に据え、評価できる形で積み上げる必要があります。今年は特に、次の三点を重点に取り組みます。
第一に、標準化です。評価指標、カルテ記載、説明文書を整備し、現場のばらつきを減らします。
第二に、検証です。症例の蓄積と共有、学術的な枠組みでの検討を継続し、「何が、誰に、どの程度、どの条件で有効なのか」を言語化します。
第三に、多職種連携です。医師・歯科医師・鍼灸師が互いの専門性を尊重し、役割分担を明確にしながら、患者さんにとって最も安全で実益のある形を作っていきます。
針は細いのに、責任は太い――そんな冗談を言いたくなる一年の始まりですが(笑)、だからこそ冷静に、論理的に、そして温かく。現場でできる改善を一つずつ積み上げていきたいと思います。
本年も皆さまのご健勝とご発展、そして臨床の現場に小さくても確かな前進が重なる一年となりますことを心より祈念申し上げます。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年
康祐堂鍼灸院 院長 冨田 祥史
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